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へぇーそうだったんだ! 絵馬の形に込められた秘密とは!?

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雑学・雑記

 神社やお寺にある願いごとを書いたり

一年の抱負を書いたりする木の板に紐がついてるもの、

見たことありますよね。

 

その木の板が、絵馬(えま)です。

 

この絵馬ですが、どこへ行っても

たいていは同じ形をしています。

 

この形って、なにか決まりごとでもあるの?

書いて吊るしておけばそれでOKなの?

 

 

そんな疑問を、解決すべく、調べてみました。

 

 

絵馬の形の由来とは!?

 

絵馬といえば、絵が描かれてる裏面に

お願い事や今年の抱負を書いたりします。

 

四角い形をベースに、上の部分だけ

三角になっています。

 

紐をつけるため?

 

わたしは勝手にそう思っていましたが、

そうではないんですね。

 

【 サクッと、絵馬の歴史 】

 

奈良時代より前まで、

 

「馬は、神様の乗り物」

 

考えられていたので、生きたままの馬を

奉納していたそうです。

 

その馬は「神馬(しんめ)」とされ、奉られました。

 

どうしても馬が奉納できない時には、

紙や粘土で作った馬を使ったりした事もあったようです。

 

 

奈良時代に入り、生きた馬ではなく、

馬を描いた木の板を奉納するように変わりました。

 

平安時代。

 

平安貴族や陰陽師などのイメージが強いですが、

この時代に、「神道」と「仏教」が合わさった 考え方が広まり、

お寺でも絵馬を奉納する習わしが定着します。

 

室町時代。

 

馬の絵だけでなく菩薩様や狐の絵が描かれた絵馬が登場。

ここから、絵馬も多彩なデザインに変わってきたのですね。

 

安土桃山時代になると、当時の人気絵師が描いた絵馬が大ヒット!

現代に例えると、絵馬専門の美術館まで建てる程になりました。

 

江戸時代からは、庶民も「家内安全」とか

「商売繁盛」とか色々と祈願するようになりました。

 

かの有名な、葛飾北斎も絵馬の絵を描いたそうです。

 

個人的に、是非見たいです。

葛飾北斎の描いた絵馬。

 

 

その後は、明治時代に戦争などから、「戦勝祈願」など

更に絵馬の絵のラインナップも色々と増えてきます。

 

昭和に入り、縁起物の動物など

絵の種類は一気に増え、「合格祈願」などの

絵馬の奉納も盛んになり、お寺や神社に定着しました。

 

平成の現在では、アニメなどのイラスト絵馬も登場!

 

通称「痛絵馬」と呼ばれているようです。

 

 

個人情報保護の意味から、名前やお願いごとを書いた部分に、

ステッカーやシールを貼って隠すことも可能になりました。

 

 

【 絵馬のかたち 】

 

 現在はキャラクター形などの絵馬も数多くありますが、

一番良く見る絵馬の形は、四角い形をベースに、

上の部分だけ三角になっているものです。

 

元の絵馬って、ちゃんと屋根がついていたんです。

 

木の板に、少し厚くカットした木の、三角屋根。

 

「家」の形ですね。

 

現在の形は、最初の絵馬の形の

名残だそうです。

 

でも、地方によって色々な形のものがあるそうです。

 

それは昔から。

 

 

その地方で受け継がれてきた絵馬の形なんです。

 

関東と関西。

それだけでも形が違います。

 

関東は家のような形の、五角形。

関西は、主に四角形。

 

 

 

 

同じ関西でも、京都や奈良などでは、

受け継がれてきた形が違います。

 

 

旅行に行った時にちょっと見てみるのも

面白いかも知れませんね。

 

絵馬にはどんな効果があるの?

叶えたいお願いごとを神様に伝える方法が、絵馬です。

お願いしたし、あとは任せた!

 

それじゃ、神様も叶える気なくします。

頑張るから、応援よろしく!

 

そんな気持ちを神様に伝えて

見守っていてください、って伝える。

 

それが「絵馬の効果」です。

 

自分で精一杯ガンバルから!

ちゃんと見守っていてね!

 

そういう人って、フォローしたりしたくなりせんか?

頑張りすぎていたら、さり気なく、息抜き方向に誘ってみたり。

 

神様も、同じだと思います。

頼んだから、あとヨロシク!

 

 

そんなんじゃ、いくら神様だって応援する気

なくしちゃいますよね。

 

自分の気持ち、強く伝えたいんだけど、絵馬って、

書き方の決まりとかあるの?

 

書く時、自由に書いていいものなのか

つい手が止まってしまいます。

 

だって、せっかく書くのだから、やっちゃ駄目な事とか

知りたいですよね。

【 絵馬の書きかた 】

 

絵馬の基本的な書きかたを

ご紹介します。

 

1.願いごとは、絵の書かれている面の、裏の面に書く。

 

2.願いごとは、ひとつのみ。

1つのお願いに集中しましょう。

欲張って沢山書くと神様が読むの疲れて、

伝わらないそうですよ。

 

3.願いごとは、言い切る言いかたで書く。

 

「○○○になれますように」

 

こうではなく、

 

「○○○になる!」

 

と書いたほうが、叶いやすいそうです。

 

4.住んでる場所と名前を書く。

だいたいで大丈夫なのですが・・・

ここで重要となるのが「個人情報」です。

 

2006年から、絵馬に書いた部分も

ステッカーやシールで隠すことが可能になった、

というより、むしろ推奨されています。

 

直ぐには剥がせないようなシールで、

しっかり隠しておきましょう。

【 願いごとが叶ったら 】

 

絵馬に書いた「願いごと」が叶ったら

ちゃんとお礼に行きましょう。

 

1年で叶わなくても、

「また頑張るからよろしく!」

って挨拶に行きましょう。

 

【 お礼のやりかた 】

 

絵馬に書いて伝えます。

 

いわば、文通のような状態ですね。

お礼を書いた絵馬を奉納しておけば、

心はしっかり届きますよ。

 

まとめ

いかがでしたか?

絵馬の書きかたにはむずかしい決まりごとは

全く無いんです。

 

言い切る書きかたの方が気持ちが届くよ!

欲張って、色々書いてもスルーされるから意味無いよ!

・・・ってそれだけなんです。

 

願いごとが沢山あるひとは、優先順位をつけて、

ひとつづつ、叶えていきましょう。

 

難しく考えずに、自分の思いや願い、

しっかり絵馬に書けば大丈夫です。

 

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