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生き様の使い方は?類義語は!?正しい日本語ではないって本当!?

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雑学・雑記

私たち日本人が主に使う言葉は「現代日本語」と言い、「漢字」「ひらがな」「カタカナ」「ローマ字」「算用数字」の5種類あり、世界で一番多く種類がある言語のひとつといわれているそうです。

 

どこかのCМではありませんが「空」を表す日本語だけでも140種類を超えるそうですよ。

そんな日本語を、正しく使いこなすことは実はとても難しいことなのですね。

 

文章にすると特にそうで、自分では正しいと思って使っていても、実はそのような日本語は存在しなかったり、使い方が違っていたり。

 

『生き様』もそのような日本語の一つです。

正しい使い方やよくある間違った表現の仕方をまとめてみました。

 

生き様の使い方とは⁉

 

 

『生き様』を調べてみると、「死に様」と言う言葉から連想された言葉とあります。

 

言葉の意味は「その人が生きていく態度、ありさま、生き方」と、表現されていることが多いです。

 

ですが、この表現は実は正しくないとも言われていて、本来『様』とは「無様」や「この様」、「様見ろ」などと「ざま」と言う読み方で使われる時には、屈辱的な意味があり、「自分の過ごして来たぶざまな生き方。転じて、人の生き方。」と言う意味です。

 

このことから時代小説「たそがれ清兵衛」や「蝉しぐれ」などで有名な小説家、藤沢周平氏や、作家で脚本家の内館牧子氏は、過去に「使いたくない言葉」としてこの『生き様』を挙げています。

 

「さま」と読むときにはとても丁寧に使われる言葉のようですが、「ざま」と読む使い方は、生きてきた様子を卑下して言う使い方です。

 

正しい日本語をきちんと理解している人に対してうっかり「あなたの生き様は素敵ですね」などと言ってしまい、お叱りを受けてしまうことも。

 

言葉の使い方には、気を付けないといけませんね。

では、この『生き様』をどう使うのが正しい使い方なのでしょうか。

 

先に書いたように、あまり良い言葉では無いようですので、できれば違う言葉に置き換えて使う方が、相手にも失礼がなく、自分もいやな思いをしなくて良いかもしれませんね。

 

「先生の生き様を詳しく教えてください」・・・。

カチンと音が聞こえてきそうです。

 

少しずつ『生き様』の使い方が一般的になってきて少々間違って使っていても許してもらえることもあるようですが、もともとの意味を考えるとやはり、利用するのは控えた方がよさそうです。

 

どうしても使いたい!!というのであれば「私の生き様とは・・・」など自嘲気味に使うのは使い方としては間違っていませんね。

 

ちなみに、1990年代より前の国語辞典、辞書には『死に様』は記載されていますが、『生き様』とは記載されていないです。

 

生き様の類義語はなにがある!?

 

生き様は先ほど述べたように少し見下すような言い回しです。

なので、まったく同じような言葉は実はありません。

 

ただ、似たような表現や置き換えても違和感がない表現はあります。

例えば、「私の50年の壮絶な生き様を収録!」というフレーズを置き換えるとしたら・・・。

 

・歴史

・人生

・足跡

・歩み

・生き方

 

このような言葉が類義語になるでしょう。

ただ、それでもぴったりと来るものはないですね!

 

その他の間違って使いがちな日本語とは⁉

 

最初にもおはなししましたが、日本語にはたくさんの種類があります。

 

『生き様』以外にも、間違って使いやすい言葉や、意味を間違えて使ってしまっている言葉も意外に多いようです。いくつか紹介しますので参考にしてみてください。

 

①使い方が間違っている言葉

・弱冠

 

本来は「二十を弱と曰いて冠す」より二十歳のことを指します。

しかし最近では「弱冠10歳にして・・」などと使われることがありますが、これは正しい使い方ではありません。

 

また同じ読み方で「若干」とありますがこれも年齢に使う言葉ではありませんので、正しい使い方とは言えませんね。

 

・上を下への大騒ぎ

 

言葉の間違いの典型的な例としてよく紹介されます。

この言葉の意味は「上へ置くべきものを下へ、下へ置くべきものを下に置いてしまうなど、入り乱れて混乱しているさま」です。

間違って使いやすいのは「上へ下への大騒ぎ」や「上や下への大騒ぎ」などです。

 

その他にも、「そうは問屋が卸さない」を「そうは問屋が許さない」と使っていたり、「危機一髪」を「危機一発」と書き間違えてしまったりすることが良くあるようです。

 

②『生き様』のように意味を間違えている言葉

・情けは人の為ならず

 

本来の意味は「人に情けをかけておくと、巡りめぐって結局は自分の為になる」という意味ですが、「人に情けをかけて助けることは、その人の為にはならない」と思っている人が多いですね。

あなたはどうですか?

 

その他にも、

 

「姑息」

本来は、一時しのぎという意味だが、卑怯と言う意味で使われることが多い。

 

「役不足」

本人の力量に対してその役目が軽すぎることがを言うが、役目が重すぎる、という意味で使われる。

 

 

まとめ

 

言葉の種類が多いと、使いこなすのは難しいですよね。

 

でもたくさんの言葉を知ることで、自分の表現の幅が広がり新しい世界が開けたり、言葉を知っていると誰かにかけてあげられる言葉も多く、勇気や希望を与えられたりするきっかけになれるかもしれません。

 

自信のない言葉は、調べてみると言葉の意味だけではなくその言葉の語源や、それにまつわるエピソードまで知ることもできます。

 

大人になるにつれ、文章を書いたり書類を制作したりする機会も増えてきます。時には間違った言葉や漢字を使って訂正を言われることもあるでしょう。

でも、逆に新しい言葉を知るチャンスでもあります。

 

せっかくたくさんの言葉を持った国にいるのだから、自分の言葉の引き出しを増やすつもりで、新たな言葉の世界を探検してみるのも悪くないですよ。

 

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