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クワガタとカブトムシの違い!昆虫博士が徹底解説!?夏の昆虫大図鑑

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雑学・雑記

男の子が大好きな生き物といえば、カブトムシやクワガタムシがあがることが多いですね。

かくいう私も、子ども心にあの立派な角にあこがれていました。

 

捕まえたいばかりに田舎の雑木林に行ったり、飼うために虫かごを買ったり、百貨店で売っているのを購入したりと、触れる機会は多かったと思います。

 

でも、クワガタムシとカブトムシってよく聞くけど、どう違うか気になりますよね。

そんな疑問を解決しましょう!

 

クワガタとカブトムシの違いを説明

クワガタムシは、洗濯ばさみのような大きく曲がった角を持っていることが特徴です。

角の部分は実はあごで、大きなあごを持っていることになります。

そして、夜行性の生き物になります。

 

全世界では約1500種類以上が知られており、国内では39種類ほど存在しています。

日本のクワガタムシは、茶色くてかたい殻におおわれています。

クワガタムシの中でも、あごがノコギリのようにギザギザしたものを持つノコギリクワガタや、体が真っ黒なオオクワガタ、体全体が小さな毛におおわれたミヤマクワガタなどさまざまな種類がいます。

 

そんなクワガタムシですが、寿命は種類によって大きく変わります。

クワガタムシとしては一般的なノコギリクワガタの寿命は非常に短く、冬を越すことができないことがほとんどです。

寿命が長い種類はオオクワガタで、3年以上生きる個体も多く、長いものでは7年程度生きた例もあるようです。

長く飼いたい方は、オオクワガタをお勧めします!

 

一方、カブトムシはどんな生き物なのか解説いたします。

 

カブトムシは立派な一本の角を持つ特徴があります。

クワガタムシ同様、茶色のかたい殻におおわれた体をしています。

夜行性であることも一緒で、雑木林の樹液に夜な夜な集まります。

 

カブトムシのイメージはあの大きな角ですが、あの角は皮膚が変化し硬くなったものです。

あの角はオスにしかついておらず、角を用いたエサやメスの取り合いで使用します。

争いが激しくなると、体に穴が開いてしまったり自慢の角が折れてしまったりすることもあります。

 

そんなカブトムシですが、成虫として活動している間の寿命は短く3か月程度です。

幼虫の間を含めると、約1年の命なのです。

カブトムシはほとんどを幼虫として土の中で過ごすので、成虫として地上に出てきてからは子孫を残すまでの短い間を一生懸命生きているんですね。

 

ところで、クワガタムシとカブトムシ、幼虫で見分けることはできるのでしょうか?

幼虫の時点では見分けがつきにくそうですが、実はポイントがあるのです。

 

クワガタムシの幼虫の時期は、顔がオレンジ色っぽい色をしています。

カブトムシは、顔が黒っぽくなっています。

ただ、これだけだと判別がしにくいですね。

一番明確なのは肛門。割れ方が違うのでそこで見分けることができます。

クワガタムシは縦に割れた肛門の形をしており、カブトムシは横に割れているのです。

 

クワガタとカブトムシの正しい飼育方法!

どうせ飼うならちゃんとした環境で、長生きしてほしいですよね。

そんなみなさんにベストな飼育方法を解説いたします。

準備するものは6種類。

 

・飼育するためのケース

・飼育用の土

・登り木

・専用のエサのゼリー

・枯れ葉などの転倒防止用の緩衝材

・保湿用の霧吹き

 

以上です。

まず、飼育ケースに土を引く前に土をバケツに水を入れて少し水を吸わせます。

土を強く握ったときに水がにじまない程度に水を吸わせましょう。

 

土を敷いたら、登り木・枯れ葉・ゼリーを設置してやります。

ゼリーについては食べやすいように、カッターなどで十字に切れ目を入れてやりましょう。

 

飼育ケースでふたをする際に新聞紙などでおおってやると、コバエの侵入を軽減することができますので、ぜひ設置しましょう。

 

日々のメンテナンスとしては、週に1回でいいので、土が大きく乾いていたら霧吹きで水分を与えてやりましょう。

そして、週に1回はゼリーが残っていようが新品と交換するようにしてあげてください。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

飼育は簡単で、最初にケースの中を設置してしまえば週に1回のメンテナンスだけでいいというのは、ペット初心者としてはいいかもしれませんね。

 

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