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朝顔を植える時期はいつ?朝顔の正しい育て方を解説!

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雑学・雑記

小学生の頃にたいてい一度は育てたことのある「朝顔」。

「あれ以来植えたことがない」「もう育て方を忘れてしまった」という人もいるのではないでしょうか。

 

今回は、朝顔を植える時期や正しい育て方についてご紹介します。

 

朝顔を植える時期は?

朝顔は5月中旬から下旬の、暖かくなってきた頃が種まきの時期です。

暖かい地方では4月下旬から5月上旬、寒い地方では6月頃を目安に種を蒔きましょう。

 

朝顔の種は、ほかの植物の種にくらべると表皮が硬く、そのまま植えると花が咲くまで2ヶ月から3ヶ月程度かかってしまいます。

そこで、朝顔を植える時はあらかじめ表皮に、カミソリやヤスリなどで少しだけ傷をつけてあげると、発芽しやすくなります。

この時、種の「へそ」と呼ばれる、へこんでいる部分は絶対に傷つけないように気をつけてください。

へそを傷つけてしまうと朝顔が発芽しなかったり、発芽はしても十分に成長しなかったりします。

へそ以外の皮の表面に少しだけ傷をつけましょう。

 

発芽しやすいように加工した種を植えていきます。

土に第一関節(2~3センチ)まで指を差し入れてくぼみをつくり、そこに種を植えます。

15~20センチ程度の一般的なサイズの鉢なら、中心に1粒だけ種を植えます。

あまり多く植えると生育の妨げとなってしまいますので、目安としては15~20センチに1種が良いでしょう。

 

植える時は、種の向きにも注意しなければいけません。

種をよく見てみるとへこんでいる部分と、まるく膨らんでいる部分があると思います。

この「膨らんでいる部分」が上を向くように植えましょう。

 

植えたら土を軽く被せ、土と種が密着するように軽く叩きます。

あまり強く叩くと土が硬くなってしまいますので、軽く押さえるようにし、しっかりと水をたくさんあげましょう。

 

ここまでが朝顔を種から育てる方法です。

では、実際に発芽したあとどうするのかをご紹介します。

ホームセンターなどで販売している朝顔の苗を育てる場合も、次章からの育て方を参考にしてみてくださいね。

 

朝顔の正しい育て方

種から育てた場合、数十日で実際に芽が出てくるので、そのまま1日1回を目安に水やりを続けます。

葉が増えてきて伸びてきたら、支柱に巻きつけ固定し、本葉が8枚程度になったら1回目の摘芯をします。

先端の芽を親ツルから摘んでしまうのです。

そうすると、切った部分の下の葉2~3枚から脇芽が伸びてきます。

脇芽から伸びたツルに小さな葉が5枚程度ついてきたら、今度はその子ヅルの先端を切ります。

2~3ヶ所、子ヅルが生えてきた部分の先端をそれぞれ切ると、切った子ヅルの下から孫ヅルが成長してきます。

 

朝顔は、このツルの数によって朝顔の花の数も変わってきます。

このように「摘芯」して脇芽を増やすことで、朝顔はより多くの花を咲かせてくれます。

特に難しい作業ではありませんし、心配しなくてもちゃんと脇芽が出てくるので、ぜひ摘芯をしてください。

 

また、摘芯をしている部分より下の方に花が咲くこともあります。

この時期に蕾が出てしまうと、上の方まで十分に栄養が行き渡らなくなってしまいます。

摘芯を、最低でも2回、できれば4回ほど行っている間に、ツルの下方に出てきてしまった蕾は、優しく手で摘み取ってあげてください。

これも、より多くの花を咲かせるためのコツとなります。

 

こうすることで、芽が出てから約2ヶ月後にはたくさんの朝顔が咲いてくれます。

摘芯の回数で朝顔の花を増やすことも、少なめにすることも可能ですので、好みにあわせて調節してみてくださいね。

 

まとめ

いかがでしょうか。

 

朝になると鮮やかな花を咲かせる朝顔は、見るだけで心を癒やしてくれますね。

小学生時代に育てたことがある朝顔も、改めて育てると、新鮮に感じるかもしれません。

ぜひ育ててみてくださいね。

 

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