七五三でもらう千歳飴。
食べるにしても、あれって長いですよね…。
子供たちが振り回して遊んでいそうなぐらいの長さですよね。
さすがに実際に振り回すのは危険だしお行儀が悪いのでやるのは好ましくありませんが…。
そして、いざ食べようとなると困るのが食べ方。
切ってもいいもの?そもそも切れるの?やっぱりそのまま舐めるしかない?
など意外と知らないことがたくさんありますよね。
しかも、七五三に関連して、あちこちからもらう可能性も高い!
捨てるのはさすがにもったいないので、千歳飴の食べ方&活用の仕方をご紹介します!
千歳飴の長さに意味がある!
「千歳」という言葉は千年、つまり、長い年月という意味です。
鶴は千年、亀は万年などと言いますよね。感覚としては同じ意味合いです。
七五三は子供の健康と長寿を願う行事なので、長寿の願いを込めて「千歳飴」という名前にな
り、細長い形状をしているのです。
色は紅白。
おめでたい配色ですね。
ざっくりとですが、千歳飴の秘密を知ったらありがたく食べられそうですね。
千歳飴の食べ方を色々とご紹介!
シンプルに棒のまま千歳飴にチャレンジ
縁起物だし、切るのはちょっと気が引けるのは事実。
だからこそ悩む人が多いんです。
こういうときは、悩むのをやめてそのまま子供に与えましょう。
ただ、さすがにあの長さは子供(もはや大人でも)だと食べきれませんし、
子供の口の周りがベタベタになるのも容易く想像ができますよね。
そして長時間舐め続けるのも虫歯の面から心配だったりします。
でもせっかくのイベントなので今回ばかりは許してあげるのもいいですね。
ですが途中で飽きる可能性も大きいです。
舐めたまま歩き回るのも大変危険なので目の届く範囲にしっかりと座らせて舐めさせましょう。
周りがベタベタになるのを防いだり、危険な目に合わせないためにも必ず子供と一緒に食べましょう!
ちょっとしたイベントだと思えば、楽しい時間になること間違いなし!!
食べきれずに余った場合は、あとで紹介する方法を試してみてください。
いっそのこと千歳飴を切る
縁起物だろうがなんだろうが、どうやっても食べづらい!
という意見も聞こえてきそうですね。
そんなときは、いっそのこと切ってしまいましょう!
『千歳飴は切ってはいけない』
そういう決まりがあるとばかり思っていませんか?
実は大々的に決まりがあるわけではありません。
私も散々調べましたが、守らなければならないという記載がどこにもありませんでした。
それに、私自身、千歳飴を切っていて親や祖父母に怒られた記憶がないので、あまり気にしないのが一番かもしれません。
食べ方や切ったりすることを心配するよりも長寿の願いを込めた「千歳飴」を食べるということが重要なんだと思います。
願いのこもった「千歳飴」をおいしくいただきましょう。
千歳飴の切り方はこうだ!
さて、「そのまま舐めてやっぱり残った」という人も「切って小さくして食べよう」という人も必ず立ちはだかるこの問題。
千歳飴はガッチガチで包丁がすんなり入ることはまずありませんよね。
そんなときに試す方法はこの2つ。
- 包丁を温める
- 千歳飴自体をレンチンしてしまう
どちらも千歳飴を温めて柔らかくします。
これでだいぶ千歳飴が扱いやすくなります。
ただ気を付けてほしいのは、包丁を使う際は無理して切らないこと。
ケガをしかねません。
危ないです。
レンチンの場合は手にくっつきますので、クッキングシートで包むと扱いやすいですね。
最初から長い時間温めると、溶けすぎたり焦げたりするので様子を見ながら少しずつ温めて切りましょう。
一番簡単にできる方法は?
袋に入れて叩き割る!
これに限ります。
これは必ず大人が行ってくださいね!
大きさはバラバラになりますが、チャック付袋に入れると保存がとても楽ですよ。
余った千歳飴はおいしく使おう!
いくら小さく切ったとしても毎日毎日飴を食べるのはつらいもの。
だったらいっそのこと飴としてではなく砂糖として料理に活用しましょう。
もっと細かく砕いて、ザラメのようにして使うもよし、溶かしてカラメルにしてもいいですね。
私の一番のおすすめは、ホットミルクに入れること!甘くておいしいです。
もちろんお菓子だけではなく、毎日の料理にも使えます。
肉じゃがや煮物など煮込み系におすすめです。
じっくりコトコト煮込めば、千歳飴の溶け残りも防げます!
まとめ
そのままだったり小さくしたりと、どちらでも間違いではなさそうです。
どちらにしても切らないといけないですからね。
お友達と一緒にお菓子作りをするのもいいかもしれませんね。
楽しい七五三祝いを♪
⇒七五三はいつ?いつからいつまでに行く?いつから始まったかも解説!