「屋形船を楽しむ」と聞くと、ちょっと贅沢なイメージがありますよね。
わたしも乗ったことがありますが、いつもとは違った雰囲気で贅沢な気持ちになりました。
普段とは違うシチュエーションというのが、そんな気持ちにさせるのかも知れません。
でも、ほんとに贅沢?、実は手軽に利用できるのでは?
今回は、屋形船の楽しみ方について調べてみました。
屋形船とは?好きに周遊できるの?乗り合い?貸し切り?
屋形船と聞くと、東京を流れる隅田川を真っ先に思い浮かぶのは、わたしだけではないと思います。
運航するコースはいろいろですが、都内の大きな川から東京湾に出るのが一般的ではないでしょうか。
そもそも屋形船で何をしているのか、疑問を持つ人もいますよね。
昼なら、美味しい料理に舌鼓を打ちながら、水上から見る陸の景色を楽しめますし、夜もまた、美味しい料理とお酒を囲みつつ、色とりどりに彩られた夜景を楽しむことができるのです。
わたしも屋形船に乗ったことがあります。
もう20年も前の話になりますが、入社時の歓迎会を屋形船でやってもらいました。
緊張していたせいもあって、夜景を楽しむまでは行きませんでしたが、料理とお酒は十分に堪能した記憶があります。
「キス」の天ぷらを始めて食べたのも屋形船でした。
会社で貸し切りでしたので、大いに盛り上がった記憶もあります。
屋形船はあらかじめコースは決められています。
どこを通るかは、各会社の公式サイトが参考になりますね。
各社、趣向を凝らした周遊コースを用意しているので、選ぶだけでも楽しいですよ。
貸し切りのイメージが強い屋形船ですが、乗り合いの形式でも楽しむことができます。
ただ、ある程度まとまった人数がいないと運航されない場合もあるので、しっかりと確認することが大切です。
目的別に屋形船を選べる!?おすすめの楽しみ方とは?
団体では歓送迎会や定期的な飲み会の一環として、少人数なら、ちょっと贅沢なロケーションとして、ランチやディナーで屋形船を利用できます。
大人数での貸し切り利用なら、多少騒いでも周囲の目を気にすることなく、お酒と料理を楽しむことができます。
ただ、屋形船の場合は、居酒屋に集まるのとは少し趣が違い、美味しい料理と語らいを楽しみつつ、流れゆく景色の風流も味わうことこそ、醍醐味だと思います。
最近の屋形船は料理に力を入れている船も多く、メニューによっては寿司職人まで乗船して、握りたてのお寿司を楽しむこともできます。
握りたてのお寿司と揚げたての天ぷらが目の前にあると、自然と穏やかな気持ちになるかも知れませんね。
屋形船は平安の世からあるとのこと。
一般庶民が利用するようになったのは江戸時代ですが、歴史と伝統があるものです。
ドンチャン騒ぎもたまにはいいですが、できるなら歴史の重みを感じながら、ゆったりと過ごす場所にしたいものですね。
個人で楽しむには乗り合いの形式になりますが、美味しい料理を目の前にして、普段目にすることのない風景はまた格別です。
開放的という表現が皆さんに合うかは分かりませんが、他のグループとも自然に会話が弾むシチュエーションが広がります。
旅行しているわけではないのですが、どこかを旅行しているような感覚に陥ることもあり得ます。
時間設定はいろいろとありますが、平均すると120分のコースが多いようです。
いつもとは違う120分を味わってみるのもいいのではないでしょうか。
まとめ
屋形船は貸し切り・乗り合いのどちらでも利用が可能です。
団体は団体の、乗り合いは乗り合いなりの楽しみ方があり、優劣はつけられません。
日本の歴史と伝統も詰まっている屋形船。
クルージングという点でも楽しんでみる価値はあるのではないでしょうか。