「鉄は熱いうちに打て」という有名なことわざがありますが、同じように
早いうちから子どもに習い事をさせたいと思うママは最近増えているようです。
そしてまた、2歳くらいの子どもにレッスンを受けさせてくれる習い事も増えて
きているようです。
昔は習い事というとソロバン、習字、あとはピアノやエレクトーン演奏などが
一般的でしたが、最近は驚くほどたくさんの習い事が小さいうちから学べるように
なっていますね。
今回は、そんな2歳からでもはじめられる習い事についてのお話です。
2歳向けの習い事の選び方
いう場合もあるでしょう。
そんな中で行う習い事ですから、基本は子どもが新しい世界に触れて楽しんでくれればいいと思うくらいの、どちらかというとゆるい考えでいたほうがいいかもしれません。
なんといってもまだ2歳、一体どんな才能や適性があるのかもわからない中で、
いやがることを無理にさせるのは、かえって悪影響になりかねないでしょう。
だから子どもにとっては、よそに遊びにいくような感覚で進められる楽しい内容の
習い事を選んであげたいものです。
2歳の習い事で人気NO1は!?
あちこちで調べてみますと、子どもの為の習い事ランキングというのは大体が
内容や順位も似たような結果で、特に人気のある習い事は不動のものでした。
以下は、複数のランキングで上位だった習い事です。
・水泳
・英会話
・体操教室
・リトミック
・サッカー
・お絵かき教室
・幼児教室
・音楽教室
この中で一番人気だったのが水泳!
水泳は、体、特に呼吸器が丈夫になるという理由で選ぶママが多いようでした。
また2歳なら水に対する恐怖心が薄く、泳ぎをマスターするのも早いという意見もあります。
英会話は、耳が柔軟なうちに習っておくと覚えが早く、英語に対する苦手感も克服できる
という理由が多かったです。
ただし、英語を覚えるのは日本語をきちんと覚えてからでいいと言う意見もあり、その辺はママの考えかた次第ですね。
体操教室は、体がしなやかな2歳なら鉄棒やマット運動などを覚えやすく、運動をする
ことでリズム感や体の動かし方を学ぶことが出来ると言う理由でした。
小さい頃に覚えた体の動かし方というのは大きくなっても覚えているものなので、なかなか習い事としては有効かもしれません。
最近聞くようになったリトミックは、曲に合わせて楽器を自由に鳴らしてみたり、動物の真似をしたりと、音楽を歌や演奏だけでなく体全体で楽しむような内容となっています。
さまざまな効果が期待されるとして、最近人気の習い事になっていますね。
サッカーがおすすめなのは、団体競技の中で協調性やスポーツマンシップを学べると
言うだけではなく、ボールがあればリフティングなど一人でも練習が出来る手軽さに
あるようです。
お絵かき教室に関しては、大概の子どもが大好きなお絵かきを基礎から学べるのが
魅力なのでしょう。
また、お絵かきなら、子どもが自分の家に帰ってからも好きなだけ出来るので、子どもによってはびっくりするほど上達するかもしれませんね。
幼児教室はベビークモンなどをふくむ、いわゆる学習塾のことですが、もちろん幼児に
合わせた学びやすい内容となっています。教室によって傾向が違うので、そのへんは
事前の調査が必要かもしれません。
昔ながらの音楽教室は、意外にも人気がやや低めのようですが、これはおそらく
住宅事情から、ピアノなどの楽器を置けない家庭が増えているせいではないかと
個人的には思います。
でも、昔のクラスには必ず一人くらいピアノを習っている子どもがいて、クラス対抗で合唱コンクールが行われる場合には必ず演奏を頼まれていたものでした。
まとめ
2歳でも出来る習い事は、実は結構多いようです。
そして確かに、例えばヴァイオリンやバレエなどは、本気で学ぶなら、ずいぶん
早い年齢からレッスンをはじめなければいけないとは、よく聞くことです。
以前、どこかの国でバレエの有名選手が教室に通う子どもたちのレッスンを見にきて、
才能がありそうな子供に声をかけて年齢を聞いたとき、子どもが10歳だと答えると、
実に残念そうに「君は歳を取りすぎた」と言ったそうで、はじめて聞いた時には
何とも恐ろしい話だと思いました。
まあ、この話は極端すぎるとしても、小さい頃からずっと習い事をしていた周囲の
友人の体験を聞く限り、あくまで子どもが嫌がらない限りで行う習い事というのは、
実は、当の子どもにとっても生涯の宝になることが多いのです。
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