2歳の子どもというと、個人差はありますが、一般的に自我がある程度まで確立する大事な年頃です。
このような時期であるからこそ、そろそろ何かを学ばせたいとママが思うのも無理はないでしょう。
昔の常識で考えると、習い事はもっと大きくなってから子どもに選ばせるというのが
普通だったと思います。
しかし現在は少子化の影響もあるのか、2歳位の子どもを学習させてくれる教室は珍しくなくなって来ているようですね。
今回は、そんな中でも体操教室のお話になります。
2歳で体操教室に行かせるのは早い?
2歳といえば、知能や運動能力が著しく発達しはじめる時期です。
いわば伸びしろが期待できるこの時期に学習を受けさせたいと思った場合、考えなければならないのは、まず、子どもが体操学習、更には集団行動に耐えられるほどに成長しているかです。
マンツーマンでない限り、体操教室には他にも子どもがいるでしょう。
そんな中で多少ならともかく、ひどく回りに迷惑をかけるようでは、とてもやっていけません。
重ね重ね申し上げますが、この成長度合いには個人差がありますので、よその子が出来ても、
うちの子は出来ないなどと焦って、子どもに無理をかけては逆効果になります。
よその子ができてうちの子ができないはずがないなどと絶対に思い込まないでください。
もう一つ考えなければならないのは、子どもを体操教室に通わせるママが、どこまで
自分の子どもをコントロールできるかではないでしょうか。
2歳と言えば魔のイヤイヤ期に突入して、ママの言うことなんか全然聞こうとしない
なんて子も珍しくないはずです。
そんな子どもを、どうやって体操教室に連れて行くか、また、子どもが嫌がった時にどういう対応を取れるのか、その辺は、かなりママの技量も問われますね。
毎日子供と一緒に過ごしているママなら子供のうまいあしらい方もわかっていることでしょう。
では、次は体操教室に通わせることのメリットがあるのかを見ていきましょう。
2歳で体操教室!幼児の体操教室にメリット!?
イヤイヤ期の2歳児を体操教室に通わせるのは大変なときもあると思います。
でもメリットももちろんたくさんあるので見ていきましょう。
お友達ができる
2歳では毎日のように公園に行ったり何かのイベントに参加するなどしないとなかなか特定のお友達を作ることが難しいです。
また、その場では子供同士遊んだりしてもまずはママが勇気を出して他のママさんに話しかけないとその時だけで終わってしまって特定のお友達って出来ないんです。
体操教室に通っていたらいつも同じ子と一緒ですから自然と仲良くなれます。
ママさんも同じ習い事をしている同士ですから話もしやすいですね。
集団行動に慣れ協調性を学べる
保育園に通っている子は別ですが、2歳児はまだ集団で何かをする経験がほとんどありません。
順番に並んで遊ぶことなども他の子と一緒に遊ぶことによって学んでいくのです。
最初は集団行動に慣れず自分の思い通りにならなくて泣くこともあるでしょうが、少しずつ学び取っていってくれます。
幼稚園に行く前のいい勉強になりますね。
運動神経がよくなる・体力がつく
2歳児の運動能力はまだまだ未知数です。
運動神経は親からの遺伝ではなく、小さいうちから沢山遊んだり体を動かすとどんどん体の動かし方を学び取って運動神経がよくなります。
毎日公園に遊びに行っている2歳の友達がいますが、足もダントツで速くブランコもすごい勢いでママに押してもらっていて運動神経がずば抜けているなと感じます。
また、日々体力がついている時期ではありますが、運動によってさらにしっかりと体力がつきます。
沢山体を動かすことはとても大切ですね。
柔軟性がある体になる
現代では子供でも体が硬い子が多いです。
柔軟性のある子供は転んでもケガもしにくくなります。
体操教室では、柔軟体操などもしっかりやってくれます。
柔軟性のあるしなやかな体でいさせてあげたいですね。
夜の寝つきがよくなる
しっかりと全身を動かして活動してきてくれるので適度に疲れて夜もしっかり寝てくれます。
雨などが続いて公園に遊びに行けないときなども体操教室は室内なので天気にも左右されず定期的に思いっきり体を動かせ子供もストレス発散になりますね。
教室では先生が専門の指導者として、体操の基本から家族では行き届かないような細かい指導まで、しっかりと行ってくれる事を期待できるでしょう。
自分と同じ年頃の子どもと切磋琢磨しあいながら運動をするのは、子どもにとっても有益な体験となる筈です。
通わせる前のママの心構え
ママは自分の子どもに一体どうして欲しくて体操教室に通わせるのかを
自分でしっかりと把握しておく必要があります。
例えば、体の動かし方を覚えさせて健康な体作りを目指したい。
あるいは、同じ年頃のお友だちと一緒に学習することで社会性を身に付けたい。
そして、子どもが体操教室に楽しんで通えるようなら応援するとして、どうしても相性が
合わないようなら、一体どうするか。
別の教室を探すにしろ、あきらめるにしろ、その判断責任はママにかかってくるでしょう。
まだまだちゃんと言うことを聞けない子供を体操教室に行きたい気持ちにして楽しく学ばせるのもママの力の見せ所です。
下調べや見学などもしっかりとして子供に合った教室に通わせてあげましょう。
まとめ
2歳の子どもには、まだ、自分を取り巻く周囲と積極的に関わって、その世界を広げて
いくことは難しいでしょう。
だから、ママがサポートしながら何かを学ばせるのは決して悪いことではないと思います。
また、たまに聞く「あんなに小さいのに勉強させられて、かわいそう」などと言った
呟きは、少なくとも子ども自身が体操教室を嫌がっていないなら、なるべく無視したい
ものです。
よそのママには、よそのママなりの考え方がありますし、その辺について論議を行ったとしても、大体は決着が付きません。
ちなみに個人的な意見では、その子どもの個性と能力を見極めた上での早期学習は、
子どもの将来にとって非常に有益だと思っています。
実際に楽器の習い事をしていた友人などは「親か小さな頃から勉強させてくれたから
覚えることが出来た」と、大人になって親に感謝している人も少なくないのです。
いずれにしろ、2歳で完璧に習い事をマスターできる子どもばかりではないという事を頭に入れながらも、子どもの可能性を開花させる手助けをするママは、とてもすてきな人だと思いますね。
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