2歳から3歳にかけての間、驚くくらい子供がなかなか眠らなくてぐずってしまう時期があります。
泣き叫んだり暴れたりと理由もわからないため、手がつけられないお母さん。
うまくその時期をやり過ごすために、理由と対処法を知っておきましょう。
2、3歳で眠いとぐずる理由は!
親としてはその理由が全然わからなくて、どうしたんだろうかと心配になったり、あまりに言うことを聞かなくてついイライラしてしまったりしますよね。
実はさまざまな理由でぐすっているんです。
・まだ遊びたいのに、眠らなきゃいけないこと!
・病気で調子が悪くなっている!
・寝ようとする直前まで、遊んだり暴れたりして興奮してしまっていた!
・周囲の音がうるさかったり、明かりが眩しい!
・暑かったり寒かったりで眠りにくい!
・お腹が空いてしまっている!
それぞれを見ていくと、眠りたいのに眠れなかったり眠りたくないのに眠かったりと、眠さをうまくコントロールできなくてイライラしていたり歯痒かったりと、子供自身もそれがきつかったりしています。
ですから、子供がぐずっている時は怒ったりしないであげましょう。
子供がぐずった時の対処法!
まずは、ぐずってしまっている状態の時の対処法です。
この状態の時は何をやっても何を言っても聞きませんので、「寝ようね」や「寝なさい!」は全く効果がありません。
それどころか、さらに火がついたように泣きわめくこともあるのでやめておきましょう。
まずは抱っこをして揺すってあげましょう。
個人差で揺すり方の好みがありますので、試してみてから落ち着く揺すり方をするようにします。
その他に、ぐずっているのを構わないという方法もあります。
ぐずっているのに声を掛けたりして構ってしまうと、さらに構ってほしくてぐずったりします。
しかし、構わないようにするためにそばを離れてしまうと寂しがってそのことでぐずってしまうので、そばにただいるだけというのをやってみましょう。
次はぐずらないようにするための対処法です。
①寝る時間が近づいてきたら、興奮するようなことはさせないようにして、落ち着いた時間を作るようにします。
トイレや着替えなどを済ませてしまったあと、絵本を読んでから眠らせるようにすると遊んだりしていた時間の興奮がおさまってきて眠りやすくなります。
さらに、ベッドに横にならせてから絵本を読んであげるのも良いですよ。
②昼間の時間にいっぱい遊んで身体を動かさせるようにして、夜にはぐっすり眠れるという状態にしてあげましょう。
2~3歳頃は体力がついてきているので、有り余っている体力を昼間のうちに発散させます。
③お昼寝の時間が夜の眠る時間に影響を与えないようにしましょう。
お昼寝をし過ぎていたり、お昼寝の時間が夕方近くの遅い時間になると夜の寝る時間に眠れなくなってしまいますから、時間を調節してあげましょう。
④音が気になって眠れないとき、それがテレビだったら音を下げてあげて喋り声だったら静かに喋るようにしてあげましょう。
⑤明かりが眩しくて眠れないという時は、明かりを消してあげましょう。
しかし、真っ暗な状態が怖いと逆に眠れなくなってしまうので、怖がっていたら小さな明かりだけ残しておくようにしましょう。
⑥眠ると身体が育っていくという事を日頃から教えるようにしましょう。
そうすると、早く大人になりたいと思っている子供は寝るようにしようと自分からし始めます。
まとめ
お子さんも眠れなかったりしてわざと泣きわめいたりしているわけではないので、お子さんと一緒になってその時期を乗り越えていきましょう。
そうしているうちに、だんだん落ち着いてきますよ。