子供がストレス?
そんなのことってあるの?
実は子供も日々の生活のなかで敏感に緊張やいやなこと、困難に立ち向かっています。
うまく立ち回れる子供ならいいのですが、場合によっては、乗り越えられなかったり、強いストレスを感じる場合もあるのです。
ここでは2歳くらいの子供によく見られる、ストレスのサインをご紹介。
その対応策もご紹介しますので、子育て真っ最中のお母さん、お父さんに読んで頂ければ幸いです。
子供のストレスの症状とは?
腹痛
子供のストレスでよくあるのが、腹痛です。
幼稚園や保育園など、行く直前の朝に、
「お腹が痛い」
と訴えてくることってよくありますよね。
それって、ストレスのサインかもしれません。
食べ物が悪かった?飲み物の飲みすぎ?
病院や小児科に行くと実は原因が分からないことがよくあります。
それはストレスのサインかもしれません。
ひょっとして、幼稚園や保育園がいやなのかも?
先生などによく聞いてみるとよいかもしれません
嘔吐
食事の後に嘔吐してしまう。
そうか、食事が悪かったのかな?
など病院にいって薬を処方されても改善されない場合にはストレスが原因になっている可能性があります。
大人でもストレスを感じると、まず胃酸過多になって、胃が悪くなりますよね。
それって子供も同じで、強いストレスを感じると、胃に異変がみられるケースもあるのです。
おねしょ
これまで一度もなかったのに、おねしょをしてしまう。
これはストレスのサインかもしれません。
睡眠中は潜在意識が強く表現されて自律神経が安定しないので、子供は時におねしょという形で表れてしまうのです。
喘息 アトピー
これもストレスのサインになりえます。
病院に行き、薬で改善されない場合は、精神的な原因をまずは探ってみることも重要です。
子供のストレスの原因や対処法
家庭環境
まず第一に考えられるのが、夫婦の関係でしょう。
親がストレスを感じていると子供も強く精神的なダメージを負います。
子供にも簡単に伝わってしまうのですね。
まずそうなるまえに、夫婦関係の改善に努めましょう。
過干渉
~しなさい、~はしちゃだめ、どうしてできないの?
など子供に強く接しすぎることは、強いストレスになる場合があります。
子供はそれに対して当然反抗的になりますが、親もそれを強く抑えようとします。
さらにこれらが悪循環になって、親より弱い子供は、ストレスの行き場をなくしてしまいます。
そうなると体に異変をきたす場合もあるので、子供に対するしつけや教育は、うまくバランスをとって行ってください。
特に批判的な言葉を投げかけることは厳禁です。
まずは愛情を注いであげることが重要になります。
専門医にみてもらう
親に出来ることは限りがあります。
特によいアドバイスをもらえる環境にない人、親の両親(祖父母)などがいない場合には、さらにマイナスな傾向になる可能性があります。
親がしっかりしなければ、なんて思わずに、積極的に専門医などのアドバイスをもらいましょう。
でも子供も病院に行くこともストレスなので、心配させないケアも忘れないでください。
ストレスによるマイナスな反応が、日常生活を送るのに困難であると判断した場合には、心療
内科やカウンセリングで治療を行うことも検討してください。
こうした環境では事例や症例に基づく適切なアドバイスや治療が施されますので、子供の精神
的なフォローに役立ちます。
今の家庭は子供にとってよりよい環境ですか?
引っ越しなどで環境に変化はないですか?
下の子が生まれたりして、上の子に変わらず愛情を注いであげていますか?
など子供を取り巻く環境は様々変化します。
こうした環境を見直すことが、子供のストレスを取り除く方法になるかもしれません。
まとめ
大人が思っている以上に子供は多くのストレスを感じています。
そうしたサインが現れた時には早めの対応を心がけましょう。
放置すれば、その後の人生を左右しかねない問題になる場合もありますので、親が出来る対処法を極力早めに行ってください。