何度起こしても起きない子供を起こすのは、母親にとってもストレスですね。
起こしても起こしても、起きてこない。
こちらは早くから朝ご飯とお弁当の支度をして、身支度をして待っているのに一向に起きてくる気配がない。
学校に行く時間がせまってきているのに、イライラがつのるばかり・・・。
子供が起きないなら起こさないほうがいい!?
朝、子供が起きないのは色々な原因があると思いますが、どうせ起こしてくれるから・・・という甘えた考えがあるからかもしれません。
いつまでも子供だから、起こさないと起きられないからといって、母親が起こしてあげる習慣をつけると、のちのち、1人で起きられなくなってしまうかも。
そんな不安に陥るようなら、いっそのこと母親である自分が思い切って起こさない!と決めるのが一番かもしれません。
あれこれと人が手を焼いていると、それに甘んじてしまうのは、子供だけでなく、大人でもあることでしょう。
それをなくすためにも、きちんと子供に「明日からは、朝起こさないから自分できちんと起きてね。」ときっぱりと決めて本当に起こさないこと!
2、3日、いえ1週間くらいはもしかしたら起きてこないかもしれませんが、それでも起こさない、と決めたら起こさない。
子供が、ママは本当に起こしてくれないから、自分で起きなきゃいけないんだな、という自我が目覚めるまで辛抱強く待つ。
それが、母親としてのつとめだと信じて、子供を信じることが一番かもしれませんね。
何事も、子供が〜してくれない、というのはあれこれと世話を焼いてしまう母親に、子供がなれてしまっている可能性もあるので(もちろん、それは素晴らしいことなのですが!)
子供は子供で自分の考えがあり、お願いをすればきちんとやってくれる!と信じてあげる辛抱強さが必要なのかもしれません。
起きない子供の起こし方
子供が朝弱いのには、日常のサイクルの乱れ、寝付きが悪いこと等にも少し問題があるかもしれません。
規則正しい生活を心がけて、食事はバランスのとれたものを食べる、適度に体を動かす遊びもして、寝る前にはリラックスできるようにお風呂にゆっくり入るなど、心地よく眠れるような環境を整えてあげることも大切です。
今は携帯でのゲームやアプリ、ラインなどでの友達との会話など、色々な刺激が多い時代ですね。
朝起きられないのは、テレビや携帯を見すぎているというのも大きな原因かもしれません。
テレビや携帯は、聴覚や視覚を刺激させるので、脳が興奮してうまく寝付けない、ぐっすりと眠れないということにもつながるそうです。
ですので、寝る前(できれば寝る2時間前までに)に携帯やテレビを控えさせてはいかがでしょうか。
いくら言っても聞かない!
なんて声も聞こえてそうですが、きちんと朝すっきりと起きるためには、大人である両親がきちんと説明をして、そうした物を排除させてあげることも必要です。
尚、朝すっきりと起きるために重要なのは、「朝の光」。
真っ暗な部屋で寝ていると朝の光が当たらず、脳が朝になったのがわからず、起きられないということがあります。
起きる物質を促すホルモンである「セロトニン」を活性化させるためには、朝の光が重要なのです!
昔は夜暗くなったら寝て、朝がきたら起きる、という生活だったのは、今のように24時間稼働する電気が発達していなかったから、自然とそうした健康的な生活になっていた、ということも納得できますね。
子供に「いつまで寝ているの⁉早く起きなさい!!」とばかり怒ってもなかなか起きてくれないことにイライラしてしまうばかりです。
起こすときに「おはよう。朝だよ。よく寝たね」と声をかけて起こすだけでも太陽の光と同じように頭がよく寝たんだなと認識して目が覚めやすくなってくれますよ。
朝の光とともにこんな声掛けで起こしてあげるのもいいですよ。
まとめ
朝起きれない子供に頭を悩まされているお母様方、いかがでしたでしょうか。
朝、子供がきちんと自分で起きるポイントとしては、
・夜寝る前は、テレビや携帯などを控える
・規則正しい生活を心がける(バランスのとれた食生活、リラックスするためにお風呂に入る、夜早く寝て朝は日の光を浴びるようにする等)
・起きなくても辛抱強く待つ
簡潔ですが、以上の3点ですね。
今までの習慣を突然変えるということはなかなか、母親にも子供にとっても難しいことだと思います。
お互いにとってこれから重要なこと!と信じて、子供が朝、自分で起きることを始まりの一歩として、自立を促したいものですね。