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海水浴に行ったら要注意!実は恐ろしい皮膚炎の予防と治し方

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海水浴

夏といえば海!

海水浴に行くと、大人も子どももついつい大はしゃぎをしてしまいますよね。

もちろん、最高の夏の思い出にもなります。

 

でもそんな楽しい思い出も、皮膚炎になって苦しむようなことがあればいっきに台無しに・・・

 

そこで今回は、海水浴での皮膚炎の予防と治し方についてまとめていきたいと思います。

大切な友達、パートナー、家族を守るためにも、しっかりと対策をとっておきましょう!

 

海水浴皮膚炎ってなに!?

 

海水浴に行った後、なんだか肌がチクチクしたり痒みを感じる、と思ったことはありませんか?

それには大きく分けて次のような原因があるのです。

 

<プランクトン皮膚炎>

海中にはプランクトンなど原生動物の幼虫がたくさんいます。

これらが水着の中に入り込み、海水浴後(当日の夜や翌日)に特に水着に覆われていた腰などを中心に強い痒みを伴う赤い発疹ができます。

このプランクトン皮膚炎が海水浴で起こる皮膚炎の1つです。

 

<クラゲ刺傷による皮膚炎>

クラゲだけではなく、イソギンチャクやサンゴも刺胞動物と呼ばれ、触手には刺胞という毒液が含まれたトゲを持っています。

この触手が一本触れるだけでも、数千もの刺胞が皮膚に刺さるといわれていて、毒液が人の皮膚内に入ると強い炎症を引き起こします。

 

<ウニ刺傷による皮膚炎>

ウニやヒトデは同じ性質のトゲを持っています。

このトゲが皮膚の中で砕けると激しい炎症を起こしてしまいます。

このトゲは直ぐに除去しておかないと、硬いしこりが生じるなど後々の症状もひどくなりやすいので注意しておきましょう。

 

 

つまり、海水浴皮膚炎とは、海外ではクラゲやイソギンギャクなどの生き物の「幼生」と身体が接触して皮膚が過剰に反応し、かゆみを引き起こす皮膚炎だということです。

 

日本の海で皮膚炎を引き起こすのは主にプランクトンやカニ・エビなどの甲殻類の幼生との接触で起きると言われています。

 

特に「ゾエア」と呼ばれる、幼生のある成長段階の時には人の皮膚に強く刺さり、かゆみや痛みを引き起こすといわれています。

 

海水浴に行った後、なんだかチクチクするな、と感じたらすべて「クラゲのせい」だと思っていたのですが、それだけではないのですね。

 

海水浴皮膚炎の予防法はないの?

 

チクチクしたり、かゆいのはイヤだけど、やっぱり海水浴には行きたい・・・

そんな人にはぜひ、次のような対策を覚えておいていただきたいと思います。

 

<海水浴皮膚炎の予防法と対策>

幼生やゾエアなどから身を守るために、生地が多い水着を選んだり、ゾエアが付着したり、浸透したりしにくいような素材選びをしましょう。

 

その究極のスタイルはウエットスーツです!

 

とはいえ、ただの海水浴にウエットスーツを着るのは少し大げさですね。

ラッシュガードなどで出来るだけ水着の上から更に覆うようにするだけでも少しは違ってきるようです。

 

<痒みやチクチクとした痛みを感じたら>

実際に海に入り、かゆみやチクチクとした痛みを感じたら、がまんせずにすぐに海から上がり洗い流すことが大切です。

 

洗い流すといっても冷たい真水で洗うだけでは実は悪化することもあります。

皮膚に張り付いたゾエアなどの幼生がさらに皮膚に入りこんでしまうのです。

 

もし症状が現れたら、温かい真水と石鹸でしっかりと洗い流しましょう。

石鹸は刺激の少ないものをお勧めします。

 

<海水浴皮膚の症状は?>

海に入ってチクチクしたり皮膚に強い痒みを感じたら、まずは海水浴皮膚炎を疑ってください。 更に赤いぶつぶつが現れている場合には、症状がひどい可能性があります。

 

特に女性の皮膚や男性よりも薄いので、ゾエアなどの幼生に咬まれやすいので、注意が必要です。

 

<海水浴皮膚の治療法は?>

 チクチクとした痛みや痒みを感じてすぐに温水と石鹸で洗い流したにも関わらず、その痛みと痒みが治まらない、赤い発疹が現れている、そんな場合にはなるべく早く皮膚科を受診しましょう。

痒くても絶対に掻かないでください。

ですが、病院に着くまでの間、どうしても痒みがつらい場合には幹部を冷やすと少し症状が和らぎますので試してみてください。

 

病院では外用薬を処方されると思います。

即効性があるお薬を渡されますので、おそらくすぐに症状は和らぐはずです。

 

<海水浴のクラゲ対策はどうする!?>

昔からよく言われる「お盆の時期にクラゲが出る」という話。

 

これって実は真実であって真実ではないのです。

クラゲは一年中海にいて、人間が海に入ればいつでもその被害にあう可能性があるからです。お盆の時期だけに限ってクラゲに遭遇するわけではないのですね。

 

なので、ラッシュガードやスポーツタイツを身につけるなどして肌の露出を避けることでクラゲから身を守る方法もあります。

 

さらに肌の露出を避けるということは紫外線対策・日焼け防止にもなるのでおすすめです。

 

でも、やっぱりせっかくの夏だから、ラッシュガードなどは着たくない!水着だけで開放感を満喫しながら楽しみたい!という人におすすめなのが、クラゲよけローションです。

 

これはクラゲが近寄ってこないというものではなく、クラゲに触れても刺されない、という成分を含んだものです。

 

海には猛毒をもったクラゲやイソギンチャクなどとともに生活している生き物がいます。

この生き物達はクラゲやイソギンチャクに敵と認識させない成分を身体から発しているので被害にあわないのだとか。

 

それと同じ成分を含んでいるのがこのローションです。

これを身体に塗っておけば、万が一クラゲに触れても、刺される可能性は低くなるでしょう。

 

海水浴でクラゲに刺されてやってはいけないこと

先述のクラゲ対策をしたにも関わらず、運悪く効果がてきめんせずに刺されてしまったということもあるかもしれません。

 

こんなときに「やってはいけないこと」があるので紹介しておきましょう。

 

都市伝説的に、クラゲに刺されたときに治療法として広まっている情報がありますが、これらはやってはいけない行為です!

以下は間違いですので絶対にやらないでください!!

 

 <クラゲに刺されたときにするNGな行為>

 

・真水で洗う

・タオルなどで拭く

・砂をかける

 

 

これらは、逆効果となる行為です!

良かれと思った行為かもしれませんが、悪化させるだけなので絶対にしないでくださいね!!

 

では、どのような対処法方が正しいのでしょうか。

次で紹介していきましょう。

 

 

<クラゲに刺されたときの正しい対処方法>

・直ぐに触手を取り除く !!

・擦らない!!

※擦ると皮膚の表面に残っている細胞をすりこんでしまう可能性があります。

海水で流す!!

※真水は浸透圧で逆効果ですよ!!

・効能として「クラゲ」と書いてある虫刺され用の薬を使う!!

※単なるかゆみ止めは意味がありません!!

 

これらは軽い症状や痛みなどの応急処置なので、激しい痛みや、身体の不調がある場合にはすぐに病院に行きましょう。

またクラゲによっても症状や対応策が違うので、自分で判断せず、心配な場合や皮膚科など病院に行くことをおすすめします。

 

まとめ

 

楽しい夏の海水浴ですが、クラゲを始めとした海水浴皮膚炎を引き起こす、の小さな生き物には十分に注意しましょう。

 

海水浴皮膚炎の予防、そして症状が出てきた場合には、正しい対策を行えるように、しっかりと知識を身につけておきましょう。

 

そして安易な自己判断をせずに、症状がひどい場合にはきちんと病院に行ってお医者さんの判断を仰いでくださいね!

 

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