日本各地襲う地震。
数年前の東日本大震災。
そして最近では熊本地震。
震災により避難生活を送る子供たちの為にできることは何でしょうか?
避難所で子供達はどう過ごす!?
と不安に感じているのではないでしょうか?
それとともに現地での人々の生活の実態を知るのはとても大切だと思います。
そこで今回は地震にみまわれた子供たちの避難場所での生活の実態について紹介していきます。
事前に必要なものを揃えることがなによりの防災に繋がります。
避難所で子供の生活の実態とは?
地震にみまわれ避難場所での生活を余儀なくされた子供たち。
その生活の実態はどのようなものなのでしょうか?
調べてみるうちに苦しい実態が明らかになりました。
まず子供はなんといっても遊びたい。
でも避難場所では遊び道具がない。
せいぜいトランプぐらいなもの。
でも考えてみてください。
遊び盛りの子供がその欲求を抑えるのはとても大変です。
実際、子供が遊びたい欲求を抑えられず騒いでしまい周りに迷惑をかけてしまうケースが非常に多いのです。
子供がうるさい!!
邪魔だ!!
という声が聞かれています。
子供が小さい時は夜泣きをするもの。
実際子供の夜泣きがうるさいので周りに迷惑をかけてしまうので外に出る親も多いそうです。
さらに避難場所の子供を襲うのが感染症です。
どうしても家と比べて生活環境は厳しくなってしまうので、風邪や体調不良の子供たちも多いです。
地震は建物の崩壊だけでなくその他の多くの二次災害や余波を引き起こしているのです。
また子供の中には一度大地震を体験すると少しの余震だけでも恐怖を感じおびえてしまうといった精神的なダメージもうけます。
そうした子供のケアも必要になっていきます。
被災地になった時の子供の心のケア
では避難場所で親は子供にどのように接すればよいでしょうか?
まずは先ほども述べたように精神的なケアが不可欠です。
当たり前ですが子供の話をよく聞くことが大切です。
地震を経験すると親のほうも余裕がなくなるもの。
しかし子供は親以上に精神的なストレスを感じています。
ですからよく話を聞きそのケアをすることが大切です。
また子供の変化に敏感にあることも大切です。
顔色が良くないとか食欲がないといった場合はすかさず体の具合を尋ねることが大切です。
また子供と一緒に遊んであげることも大切です。
そんなこといってもおもちゃは無いし・・・
とおっしゃる方もいると思いますがおもちゃが無くても子供と遊ぶことはできます。
先ほど上げたトランプも良いですし、鬼ごっこ、一緒に絵を描くやボール遊びなどなど。
地震での避難場所での生活はつらいものですが、ここは見方を変えて親子の絆を深める機会とプラスに考えるしかないのです。
避難所では周囲の協力と連携が不可欠
前にも述べましたが、避難場所での子供のストレスは相当なものです。
とても親だけではケアしきれません。
周囲の協力が不可欠となってきます。
ある避難場所では多くの人がボランティアで子供の相手をして遊んでくれたり勉強を教えてくれるそうです。
また一緒にラジオ体操もしてくれるそうです。
このように周囲が一体となって避難場所で生活する子供たちを助けられれば良いですよね。
地震での援助は何も物資を届けるだけではありません。
生活のさまざまな面の援助があるのです。
苦しい時は助け合いです。
震災を通して周りの人と一体となる事が重要ですね。
避難所での衛生面に注意しよう
避難場所での子供の生活では、特に衛生面で注意することが必要です。
特に冬の場合注意したいのが、
うがい
手洗い
可能であれば換気
冬はインフルエンザが流行します。
避難場所は共同生活なのでインフルエンザなどの感染症が広がりやすい環境です。
このような衛生面に注意することがとても大切になってきます。
またマスクも忘れずに用意することが大切です。
まとめ
今回は地震での避難場所での子供の生活について考えてきました。
地震は建物の崩壊の他に様々な面で私たちの生活に被害をもたらします。
とくに避難場所での子供のストレスは相当なものです。
ぜひ親や周囲の人たちが協力して子供を援助していきたいですよね。
親は事前の準備によって避難生活を大きく左右します。
日ごろから防災意識をもって準備をしましょうね!