『消火器が家庭に必要!?』
と思ってしまいますが、大切な家族を守るためには必要なアイテムです!
特に新婚さんは、家具や家電などそろえる物がたくさんあり防災グッズは見落としがちになりやすいです。
新しい生活は安心、快適にスタートさせたいですよね。
そこで、もしもの時の必須アイテム“消火器”について調べてみました。
消火器に最適なサイズってあるの!?
家庭の備えとして買う時は住宅用消火器になります。
消火器には一般用と住宅用と2種類あります。
住宅用は小規模の火災を目的に作られています。
一般のものと比べると小型で色の規制もなく、簡単に操作できるようになっています。
一般用または業務用として販売されているのは、法的に定められたもので、マンションの廊下や商業施設に設置されているものです。
消火器というと…
「重いし、場所もとるし…」
「赤いガスボンベみたいで、部屋の雰囲気に合わない…」
と思ってしまいませんか?
それが、今は違うのです!
今の住宅用消火器はデザイン・軽さ・後片付け・手軽さなど大きく4つに分けられ、自分の好みに合わせて選ぶこともできます。
デザイン(キャラクター柄など)
「部屋のイメージを壊したくない!」
という方やおしゃれ好きの家庭におすすめです。
種類も豊富で消火器とは思えない可愛さです。
軽さ
「箸より重いものを持てない!」
という方にはアルミ製でできた軽量の消火器がおすすめです。
華やかなデザインのものはないですが、女性や高齢者の方に使いやすくなっています。
手軽さ
「部屋がせまいから…」
という方は、とても小さくてコンパクトなエアゾール式(スプレー缶のような形状)がおすすめです。
置き場所に悩まなくていいですよ。
後片付け
「使った後が面倒…」
という方には液体タイプで噴射後の片付けもラクラクな消火器がおすすめです。
薬剤はお酢で人体や環境に優しい作りになっています。
その上、スマートでおしゃれなデザインのものもあります。
家庭用消火器の気になるお値段や使用期限ですが、5千円~1万円程度で売られていて、期限は5年です。
エアゾール式の消火器は少し安めで、2千円~5千円程度で期限は3年となっています。
消火器選びに重要な火災種別・薬剤種別ってなに!?
“火災・薬剤種別”あまり聞きなれない言葉ですが、消火器選びに重要なポイントとなります。
火災種別は3つにわかれます。
A普通火災
繊維や木材、紙などが燃える火災
B油火災
石油類や油類が燃える火災
C電気火災
電気設備などによる火災
この火災種別を表すA・B・Cは国の規格となっていてどんな火災に対応できるのか表示されているものです。
消火器にマークをつけて表示されています。
薬剤種別も3つにわかれます。
- 粉末系消火器
火の勢いをすばやく抑えて消火します。
放射時間が比較的短く、浸透性がないので、可燃物によっては再燃することがあります。
一般的な燃焼物は消火できるので、住宅用の消火器はこのタイプが多いです。
- 水系消火器
冷却効果が高く、浸透性があるので再燃を防止します。
放射時間が長いので落ち着いて消火できます。
- ガス系消火器
二酸化炭素(ガス)を薬剤としているため窒息作用で素早く消火します。
粉末や液体とは違い周囲に飛び散りません。
電気絶縁性に優れていて感電の心配がないため電気関係などに使われることが多いです。
ただし、人体に有害なガスになり高熱の消火物に対しては再燃の恐れがあります。
ボンベも重たいので家庭用には不向きです。
住宅用の消火器は、粉末タイプと液体(水系)タイプに分けられます。
もう一つポイントがあって消火器は蓄圧式、加圧式と構造の違いで2つに分けられます。
蓄圧式…安全性・品質・利便性に優れています。
小さな力でレバー操作ができるので、放射を
止めるのも簡単です。
容器の中の圧力が変化しにくいのが特徴です。
住宅用の多くは蓄圧式です。
加圧式…ガス系消火器がこの構造になります。
蓄圧式に比べると少し劣ります。
容器にサビや傷ができたりして、消火剤が
詰まった場合は破裂の恐れがあるので、
家庭用には不向きです。
一時放射をストップできるものとできないものが
あるので注意が必要です。
今の消火器は破裂事故を防ぐためにほとんどが蓄圧式ですが、
購入する時は気をつけてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
火災は早期発見、消火がとても重要です。
大事な奥様、家族を守るために家庭に1本備えておくと安心ですよ!
今回の記事が購入する時の参考になれば嬉しいです。