出産後、体型の崩れが気になりだした女性は多いですよね。
また、冷え性やむくみ、腰痛に悩まされるようになっていませんか?
そんな方にオススメなのが、骨盤矯正のストレッチです。
今回のお話は、ダイエットにも効果的な骨盤矯正についてです。
骨盤矯正のストレッチ方法!
骨盤矯正は、適切なストレッチをする事で、かなり改善できます。
主に骨盤を支える部分の筋肉を鍛えるので、お腹の横、太もも、ふくらはぎ周辺が中心となります。
起床時、就寝前、お風呂上がりなど、体がリラックスした状態で行うのが効果的で、体調の悪いときは止めておきましょう。
骨盤矯正の健康効果とは!
骨盤が歪むと筋肉だけでなく内臓などが本来あるべき場所から外れ、結果として下半身がむくんで見えたり、冷えの原因になる訳です。
さらに上半身と下半身のバランスも崩れてしまい、神経伝達が上手く行かなくなると、肩こりや関節痛、さらに腰痛の可能性が発生します。
つまり骨盤の歪みは万病の元で、骨盤矯正はそんな不調を解消する効果的な方法と言えるわけですよね。
骨盤の開きや歪みは、実際には骨盤そのものではなく周辺の筋肉や靱帯が伸びたり歪んだりしているものです。
そのわずかな歪みが体に大きな負担を掛けている訳ですが、逆に考えれば、そのわずかな歪みをストレッチやエクササイズで解消できれば良いわけです。
出産後の女性に骨盤矯正が効果的なのは、出産時に骨盤真下中央にある恥骨が最大で9ミリほど伸びるからです。
それ以上は伸びませんし、骨盤の上部は広がらないので、骨盤矯正による小尻効果はありませんが、わずかな歪みを矯正することで腰痛、冷え性を含めた女性の悩みを改善出来るうえ、その結果として健康的なダイエット効果が期待できます。
骨盤の歪みは、自分では分かりにくいものです。
腰痛だけでなく、肩こりや頭痛など、直接は骨盤に関係なさそうな不調でも長引くよう
でしたら、骨盤矯正を試してみることで改善されることがあります。
また、何もない場所でつまづくことが多い人は、骨盤の歪みから左右の
脚の長さに差が出来ている可能性を考えましょう。
簡単なセルフチェックとしては、
・目を閉じ、その場で50歩ほど足踏みします。
位置がずれていたら、その方向に骨盤が歪んでいる可能性があります。
・15秒片足立ちをしてみます。
静止できなかったり、左右で感覚が違うと骨盤が歪んでいる可能性があります。
・鏡などで肩の高さをチェックします。
どちらか片方が高い場合、高い方の骨盤が上がっています。
骨盤の歪みは突発的なものではなく、慢性的な習慣によるストレスが主な原因となります。
だから、普段から正しい立ち方や座り方を意識して行うことで、骨盤の歪みを防止していきたいですよね。
正しい立ち方は足から頭までがまっすぐになる姿勢、座り方はお尻から頭までがまっすぐになる姿勢です。
自分の姿勢は分かりにくいので鏡を使うか、周囲の誰かに確認してもらいましょう。
いずれにしても、骨盤の歪みによる腰痛などの不調が続く場合は専門医の診断を受け、適切な治療を行う必要があります。
まとめ
腰という漢字は「月」(にくづき)に「要」(かなめ)と書きます。
きっと昔の人は腰が体の重要部分であることを知っていたのです。
そして実際、骨盤はわずかな歪みでも体に様々な不調を発生させます。
骨盤の歪みは生活習慣が原因となることが殆どですので、足を組んだりショルダーバッグを片側にだけかけるなど、筋肉に一方向だけ負担をかけるようなクセは意識的に直していきましょう。