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あじさいの種類と名前を知りたい!あじさい名鑑におまかせあれ!

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雑学・雑記

梅雨の時期、雨の降る中でピンクや青色に色づく紫陽花(あじさい)って、とってもきれいですよね。

雨続きで憂鬱な気持ちも、美しく咲いたあじさいを眺めていると、きれいに浄化されていくような気がします。

 

今回はそんな、あじさいの人気の品種や、きれいに咲かせる上手な育て方について、ご紹介していきたいと思います。

 

あじさいにはどれくらいの種類があるの?人気品種の特徴は?

あじさいはちょうど、梅雨の時期と重なって色づくことから、梅雨の代名詞とも呼ばれているそうです。

 

あじさいのピンクや青に色づく部分は実は花ではなく、葉っぱが変形した「萼(がく)」と呼ばれるものです。

萼(がく)は土の性質によって色を変えるため、同じ品種でもピンクや青など違った色のあじさいになるそうです。

土が酸性であれば青、アルカリ性ならばピンク色の萼(がく)になります。

 

あじさいの種類は、日本だけで50種類以上あります。

世界の品種や園芸品種を加えると何千種類にも及ぶのだとか。

 

そんなたくさんの品種の中から、皆さんがよく目にする代表的な品種と、今人気の品種の特徴についてご紹介していきたいと思います。

 

代表的な定番品種

ガクアジサイ

ガクアジサイは日本に自生する原種の一つで、花の周りに萼(がく)が額縁のように咲くことから、「額紫陽花」という名前がつけられました。

周りで揺れる萼(がく)が、かわいらしく、原種として有名な品種です。

 

ホンアジサイ

ホンアジサイはガクアジサイを品種改良してできたものです。

一般的にあじさいというと、こちらのホンアジサイを指すことが多く、最も知名度が高い品種ともいえます。

次にご紹介する「西洋あじさい」と区別するために「ホンアジサイ」と名づけられたそうです。

 

ハイドランジア

こちらはガクアジサイを原種として、ヨーロッパで品種改良されたもので、別名「西洋あじさい」と呼ばれています。

ホンアジサイに比べて萼(がく)が大きく、色も鮮やかなのが特徴です。

 

人気の品種

アナベル

白いてまり型が可憐でかわいいと人気のあじさいです。

徐々に緑から白へと変化していく品種で、代表的な色は白ですが、ピンク色のものもあります。

比較的育てやすい品種で、ドライフラワーに加工しやすいのも人気の理由です。

 

てまりてまり

こちらは西洋あじさいの一種で、小さな花がてまり型に咲く見た目も名前もかわいい品種です。

色はピンクと青のものがあり、近年とても人気の高いあじさいの一つです。

 

フェアリーアイ

フェアリーアイは初代フラワー・オブ・ザ・イヤーを受賞した品種で、育てやすくゴージャスな雰囲気が特徴のあじさいです。

色が変化していくのが特徴で、ピンクからグリーン、グリーンからレッドと、春から秋まで変化を楽しむことのできる品種です。

 

万華鏡

万華鏡のようなきらびやかな花、という意味で名づけられた品種で、西洋あじさいの一種となります。

華やかさと美しさを兼ね備えた見た目は、母の日に贈る花としての人気も高いそうです。

 

ダンスパーティー

ユニークな名前のこちらのあじさいは、花が風に揺れるさまが、まるでダンスをしているよう見えたのが名前の由来です。

八重咲きで萼(がく)の星の形をしており、その特徴的な見た目から人気の高い品種の一つです。

 

あじさいの花言葉は?上手な育て方は?

あじさいの花言葉

あじさいの花言葉は、「家族団らん」「辛抱強い愛情」「移り気」などがあります。

これらの花言葉にはそれぞれ由来があります。

 

「家族団らん」は日本の花言葉で、小さな花が寄り集まって咲いているさまからきているそうです。

 

「辛抱強い愛情」はヨーロッパのもので、江戸時代に日本にいたドイツ人医師が、愛する人と引き離され国外追放された際に、持ち帰ったあじさいを見て相手を想ったことから、ついた花言葉だそうです。

 

「移り気」はあじさいの特性からきているもので、あじさいは植えてある土の成分によって色が変わることから、このような花言葉がつけられました。

 

あじさいの育て方

あじさいの植え方や育て方は、鉢植えか地植えかで変わってきます。

 

まずそれぞれの育て場所に合った、土の準備が必要です。

準備する土によってあじさいの色が変わるので、育てたい色に合わせたものを用意して下さい。

地植えの場合は、一か月前には土づくりを始めておきましょう。

 

用意する土は以下の通りです。

 

酸性(鉢植え) = 赤玉土5 + 腐葉土3 + ピートモス2

酸性(地植え) = 庭の土5 + 腐葉土3 + ピートモス2

アルカリ性 = 赤玉土7 + 腐葉土3 + 苦土石灰少々

 

赤玉土は小粒のものを用意して、苦土石灰は一掴み程度混ぜて下さい。

また地植えの場合は、雨が降ると土が酸性に傾きやすくなるため、定期的に苦土石灰を加えてあげる必要があります。

 

土が準備できたら、次は植える場所の準備です。

鉢植えの場合は、軽石と苗よりも大き目の鉢を用意しましょう。

鉢の底に軽石を敷いたら、半分ほどまで土を入れます。

苗を入れて土をかけ、傾かないように安定させたら完了です。

 

地植えの場合は、午前中に日がさす場所かあまり空気が乾燥しない場所、水はけの良い場所を選んで植えましょう。

西日が当たる場所や風通しが良すぎる場所、水はけの悪い場所では、あじさいがうまく育たない場合があります。

あじさいをきれいに咲かせるためにも、適した場所を選んで植えるようにしましょう。

 

あじさいは水を好み、乾燥を嫌う植物です。

鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。

ただし、品種によっては水をあげ過ぎると良くないものもあるので、苗を買う時に確認しておくのをおすすめします。

 

地植えの場合は、基本的に水やりは不要です。

ですが日照りが続いた時など、乾燥が気になる場合は腐葉土などを周りにかぶせて、土を乾きにくくしてあげましょう。

 

肥料は年2回程度、適量を与えることによって花がきれいに咲きます。

与えるタイミングは、花が咲いた後に1回、1~2月の冬の時期に一回です。

特に花が咲いた後の7月頃は、新芽が育つ大事な時期です。

速効性の化成肥料か、液体肥料を与えてあげるのがおすすめです。

 

また、あじさいは病気にかかりにくい植物ではありますが、全く病気にならないというわけではありません。

病気が心配な場合は、殺菌剤などを定期的にまいておくようにしましょう。

 

まとめ

一言にあじさいといっても、今では品種改良も進み、見た目や育て方もさまざまです。

育てやすくきれいな品種もたくさんありますので、ぜひ一度ご自宅であじさいを育ててみて下さいね。

 

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