最近寒くなってきたなぁ…なんて感じるようになると、次に気になるのは乾燥です。
「朝起きたら乾燥のせいで喉が痛い!」なんていうことも増えてきます。
自宅であれば何かしらの対処を行えますが、外出先で喉の痛みや乾燥が気になったときはどうしたらいいのでしょうか。
簡単に喉のケアができたらいいのですが・・・
そこで今回は、自販機で簡単に手に入る喉にいい飲み物をご紹介します!
喉にいい飲み物を自販機で買うならどれ?
夏場は特にイオン水や炭酸飲料などに人気が集中し、冬は暖かいコーヒーや紅茶を選ぶという人も多いのではないでしょうか。
この自販機、道を歩いているとちょくちょく見かけます。
外出先で喉の乾燥が気になるとき、喉の痛みを感じるときは、自販機の飲み物で応急処置することができれば助かりますよね。
では、自販機で売られている飲み物の中からどんな飲み物を選べば良いのでしょうか。
寒い時期の自販機に用意されていることの多い飲み物の中から、それぞれの効果と併せて紹介してきましょう。
緑茶
緑茶は大体の確立で自販機に用意されています。
夏は冷たく、冬は温かくして飲むと美味しいですよね。
その緑茶には、殺菌作用があるほかに、ビタミンCが含まれていて風邪予防や免疫力アップ、さらには粘膜を守ってくれる効果があります。
私はよく自宅で緑茶うがいをします。
効果があるかないかはお医者さんではないので確かなことは言えませんが、喉が殺菌された感じがして、少なくともメンタル的には「喉に良いことをした!」と良い気分になります。
「病は気から」ですから、これも大事なんですよ!笑
紅茶
こちらは冬になると特に自販機で多く見られる飲み物ですね。
紅茶にも同じく殺菌作用がありビタミンも含まれています。
緑茶や紅茶には共通してカテキンが含まれていて、これが殺菌作用をしてくれるのですが紅茶に含まれるカテキンは緑茶よりも発酵が進んでいるため、さらに強い殺菌効果があるといわれています。
また、赤い色素の元となるテアフラビンという成分はインフルエンザウィルスが細胞に侵入すのを防ぐ役割があるのでますますうれしいですね。
ストレートやレモンティー、ミルクティーなどがありますが、喉のケアや風邪予防を目的に紅茶を飲むのであればストレートを選びましょう。
ミルクなどの成分が、紅茶の持つ殺菌力を弱めてしまうことがあります。
ホットゆずorホットレモン
喉のケアの真打ともいえるホットゆずとホットレモン。
ハチミツ入りだとなお効果的ですね。
ゆずとレモンには緑茶や紅茶と同じくビタミンCが豊富に含まれています。
また、ハチミツには抗菌作用や炎症を抑える効果があります。
つまり、ハチミツ入りにすることで、より効果が期待できるというわけです。
ビタミンCとハチミツが一緒に入っているホットゆずまたはホットレモン系の飲み物があったら迷わずこれにしましょう!
アセロラジュース
実はアセロラジュースも喉にいいんです。
なぜなら、アセロラにはビタミンCが豊富に含まれているからです。
しかも、その量はなんとレモンの18倍と言われています!!
もちろんこれは、生で食べたときの数値です。
ですが、果汁10%のアセロラジュースでもレモン果汁の2倍以上のビタミンCが含まれるので十分ですね。
また、抗酸化作用があるのでアンチエイジング効果や肌荒れにもいいので、女性にとってはなおさらうれしいですね。
自販機にある可能性が他のものに比べて低いかもしれませんが、見つけたらぜひ飲んでほしい飲み物です。
以上のような飲み物を喉に良い飲み物として紹介しましたが、共通していたのはビタミンCでしたね。
また、どんな飲み物を飲むにしても、なるべく温かいものを選ぶようにしましょう。
冷たい飲み物だと血管が収縮していまい、声が出しづらくなる上に喉が詰まっているような感じがします。
夏場など、どうしても冷たい飲み物しかない場合は、買ってから少し時間を置いてできるだけ常温になってから飲むようにしてみてください。
喉にいい果物について別記事でまとめてありますので、こちらの記事もご覧ください!
喉が痛い時に飲んではいけない飲み物とは!?
さて、喉にいい飲み物を知ったところで、次は逆に飲んではいけない飲み物も覚えておきましょう。
炭酸飲料
喉がスッキリしないとき、ついつい炭酸飲料を飲んでしまうことってありませんか?
喉に「シュワッ」っとしたものが通るときに喉の不快感も一緒に洗い流してくれているような感覚になるんです。
ですが炭酸飲料は喉に悪いんです・・・
気持ちよくて爽快だと思っていた炭酸のシュワシュワは、逆に喉に刺激を与えてしまい、喉のケアどころではないのです。
また、炭酸飲料を飲んだ後にでるげっぷも喉に負担をかけることがあります。
意識して止めることができればいいのですが、うっかり出てしまうときは特に要注意です。
思いっきり出てくるので、喉への刺激が大きくなってしまいます。
どうしても炭酸が飲みたい場合は、喉が落ち着いてからにしましょう。
コーヒー
実はコーヒーも喉にあまり良くないのです。
その理由はコーヒーに含まれているカフェインです。
カフェインには利尿作用があるため、体の水分が奪われやすくなります。
喉に特化するわけではないのですが、体全体が乾燥してくるので、もちろん喉の乾燥も招いてしまうんですね。
お茶ぐらいのカフェインの量であればあまり影響はないのですが、コーヒーのカフェインの量はかなり多いので、コーヒーが好きな人は気を付けましょう。
ちなみに私はコーヒーがない日々は考えられないくらいコーヒーは必需品です。
ですが、不思議なことに、風邪をひいたときにはコーヒーを飲みたくなくなるのです。
これが私の健康のバロメーターになっています。
体が愛してやまないコーヒーを拒絶するなんて、知らず知らずの間に体の防衛機能が働いているのでしょうか!?!?
アルコール
風邪をひいたお年寄りの男性からよく出る言葉で
「アルコール消毒になるから酒は飲んでいい!!」なんていうことを耳にすることはありませんか?
これは完全に、お酒を我慢したくない人のただの言い訳ですね。
アルコールには、体を乾燥させる効果があるので、喉が乾燥してしまいます。
また、『酒焼け』という言葉を聞きますが、アルコールを摂取しすぎると風邪をひいていなくても常に声がガラガラの状態になってしまいます。
つまり、お酒の飲みすぎで喉の乾燥を招き、負担をかけてしまっているというわけです。
喉が落ち着くまでアルコールは控えましょう。
何事もほどほどに!!ですよ!
どの飲み物もいわゆる「刺激物」ですね。
喉が痛いときくらい、刺激物は避けましょうね。
自販機にはないけれど喉にやさしい飲み物も紹介!!
これは補足となりますが、自販機にはなくても外出先のレストランやカフェなどで飲むことができたり、商品の種類が多いコンビニやスーパーに行けば売られている可能性があるような飲み物にも、喉の乾燥を防いだり、傷みをやわらげてくれるものがあります。
それは、ハーブティーです。
特に、カモミールやユーカリなどは鎮静効果が高いのでオススメです。
また、ミントには強い殺菌効果があります。
ハーブは摂取することによる効果だけでなく、その香りによりリラックス効果も得られるので、体調が悪いときには本当に重宝しますよ。
まとめ
いかがでしたか?
喉が痛いとき、自販機で買うことのできる飲み物で応急処置ができるなんて、助かりますよね。
朝起きたときに少しの違和感を感じながらも外出して、その出先でどんどん悪化する・・・
そんなとき、自販機に喉にやさしい飲み物が喉があると知っていれば悪化を防ぐことができるかもしれません。
おかしいなと思ったら早めの対処を心がけましょう!