雛祭りの時期のスーパーの生魚コーナー。
普段あまりお目にかからないはまぐりが並びますね。
はまぐりの旬は、2月から4月なので、特に美味しい時期ですよね。
一般的なはまぐりの砂抜き方法として、お水に3%程度の塩を入れ、3時間~できれば一晩くらい冷蔵庫に入れておくと思います。
でも一晩なんて待ってられない!
今すぐに使いたいんだ!!
仕事に子育て、家事と、大忙しな主婦には、そんな時間はございません(笑)
そこで今回は、「はまぐりの砂抜きに一晩もかけない時短術」と「はまぐりの砂抜き時短術のデメリット」をご紹介します。
はまぐりの砂抜きに一晩もかけない時短術とは!?
驚くほどに簡単な時短術!!
ホントにあっという間にできてしまうのです!
その方法とは、50度くらいのお湯に5分ほど浸す。
ハイ、おしまいです。
え?
それだけ?
ハイ、それだけなんです。
簡単すぎて、申し訳ないくらい(笑)
時間は5分!
最高の時短術です!!
5分間は湯煎するかお湯を継ぎ足すかして、50度ほどの温度をキープしてください。
浸した後は、はまぐりの表面をさっと洗い流して、調理の準備はオッケーです!
こちらの時短術ですが、「50度洗い」といいます。
この「50度洗い」ですが、時短の他にも、沢山のメリットがあります。
1.はまぐりが砂を吐き出しやすくなる
2.旨味を引き出してくれる
3.加熱しても身が縮まりにくい
4.出来上がりはぷりぷり食感
こんなにもメリットが多いのなら、ぜひ50度洗いをやるべきですね!!
しかしながらこの50度洗い。
とても時短でいいことづくしなのですが、デメリットも・・・。
はまぐりの砂抜き時短術のデメリットとは!?
こんな主婦に嬉しい簡単時短術ですが、一つだけ注意点があります。
この便利な時短術50度洗いは、一晩が5分に超短縮されるという嬉しい方法ですが、鮮度の問題がかかわってきます。
50度のぬるま湯にはまぐりを浸しているので、極端に鮮度が落ちてしまいます。
ですから、必ずその日のうちに調理しきってください。
ちなみにはまぐりの生食は避けましょう。
はまぐりの「アノイリナーゼ」というビタミンB1を壊してしまう酵素の働きが、ノロウイルスなどの菌に感染しやすくしてしまいます。
酒蒸しや焼き物、炊き込みご飯など、なんでもかまいません。
加熱調理をして使い切ってください。
砂抜きのまま冷蔵庫に保存はおすすめしません。
はまぐりのレシピ
Theシンプルなはまぐり焼き
バーバキューなどで、はまぐりを殻のまま網に上げて焼き、蓋がパカっと開いたら、お醤油をたらり。
最高に美味しいです!!
煮物や汁物
はまぐりの身には、旨味たっぷりのエキスが含まれています。
この旨味を活かして、お吸い物やお鍋などもいかがでしょうか。
炊き込みご飯
酒、しょうゆ、みりんの合わせ調味料にはまぐりと、お好みのお野菜を入れた炊き込みご飯。
ジューシーなだしがたっぷりでて、食欲をそそります。
洋食料理にも
パエリヤやブイヤーベース、アヒージョなどの、おしゃれな料理にも大変身します。
まとめ
はまぐり料理は、雛祭りなどのイベントの時でしか食卓には並ばない我が家ですが(笑)
国産のはまぐりは、お高くてなかなか手がでません・・・。
しかし、この50度洗いの時短術を知っておけば、他の二枚貝の砂抜きにも活躍してくれますね。
美味しく簡単に砂抜き時短術!!
まずは雛祭りでのはまぐりのお吸い物で、お役立てください。
砂抜き後のはまぐりは、必ず保存せずに、調理しきってくださいね。