空調の効いた建物の中に長時間いたり、空気が乾燥していたり、花粉などのアレルギー症状が現れたりと、気がつけばなんだか喉に違和感…
食事にも会話にも使う喉、ケアをするためにサプリやマスクなんかもいいですが、おいしい果物でもケアできるんです!
喉にいい果物とは?
喉を強くするには、粘膜の健康を助けてくれる、「ビタミンC」と「ビタミンB6」を日頃から摂取するのが効果的です。
ビタミンCを多く含んでいる果物には、イチゴ、キウイ、グレープフルーツなどがあります。
次に、ビタミンB6を多く含んでいる果物では、主に、バナナ、乾燥プルーン、干しブドウ、ゆずなどがあります。
中でもバナナはビタミンB6のほかに、疲労を回復するビタミンB1や、冷え性を解消するポリフェノールなどが含まれているので、風邪の予防や健康な体を作るには最適です。
スーパーやコンビニで気軽に手に入るのも、毎日続けるにはよいですね!
でも、日頃からビタミンCやビタミンB6を摂取するように心がけていても、風邪はちょっとした油断でひいてしまうものです…
いよいよ喉が本格的に痛くなったとき、効果がある果物もご紹介します!
みかんの皮
みかんの皮にはビタミンCとリモネンが含まれていて、喉の痛みに効果的だといわれています。
とはいえ、みかんの皮をそのまま食べるのは気がひけますよね…
「陳皮」というみかんの皮を干して乾燥させたものが販売されているので、それを探してみるのがおすすめです。
パイナップル
パイナップルは気管支炎を和らげる効果があります。
アセロラ
喉の痛みに効果がある上、アセロラは肌荒れにも効果大!
風邪で荒れた肌を喉と一緒にケアできちゃいます。
ゆず
カリウムやビタミンC、クエン酸など含まれているゆず。
ゆずそのものを食べるのもいいですが、ゆず茶でも効果はあるといわれています。
はちみつを入れると殺菌効果もあり、体もあたたまるのでおすすめです。
梨
梨に含まれている糖の一種、ソルビトールは、喉の痛みを和らげる効果のほか、咳をしずめる効果もあるといわれています。
さらに、梨にはタンパク質を分解するプロアテーゼも多く含まれているので、食後に食べることで、風邪で弱った胃腸を助けてくれます。
いかがでしょうか?
バナナや梨など、普段でもよく食べる果物が喉のケアに一役かっていたなんて、ちょっと意外ですね…!
でも、喉をケアしてくれる果物を食べる一方で、喉によくない食べ物を一緒に食べてしまっては意味がありません。
「喉によさそう」と思い込んで食べてしまっているものが、実は喉にはあまりよくなかったりすることも…!?
次は、喉によくない食べ物をご紹介します!
喉の痛みを感じているときに避けたい食べ物は?
喉に痛みがあるとき、避けるべき食べ物には、
・唐辛子など刺激物
・チョコレート
・炭酸系の飲み物
・ウーロン茶
・コーヒー
・お酒
などがあります。
唐辛子や辛いものは、喉に激しい刺激を与えるのであまりよくありません。
また、胃腸にもよくないので体の回復も遅くなってしまいます…
体によさそうなイメージのウーロン茶ですが、実は緑茶などに比べてカテキンの量が少なく、逆に、脂肪分解力が他のお茶より強いため、喉を守ってくれている粘膜である、脂分を分解してしまうのです。
お酒は、言わずもがな、飲むと喉がカッカとするほどの刺激ですので、よくありません。
ちょっと調子が悪いと、お酒をちょっとだけ飲んで体をあっためよう…なんてこともありますが、喉に症状が出てるときはゆず茶か、温かい紅茶にしましょう。
まとめ
喉のケア、大事だとわかっていてもサプリやマスクは続かない…でも、おいしく食べられる果物なら、毎日続けられちゃいます!
おいしいものを食べて健康になるなんて、なんだか得した気分かも…?
嬉しい気持ちは体にもよいので、さらに健康度アップです!
守るのが難しい喉という気管だからこそ、日頃からケアをして、乾燥や風邪から守ってあげましょう!