ある統計によると、8割のお母さんが寝かしつけに悩むそうです。
それだけ赤ちゃんは簡単に寝てくれないわけですね。
でも、ネットでは次々と「効果的な寝かしつけ方」が紹介されます。
どれか一つでも効果があったらラッキーではないでしょうか。
今回は、赤ちゃんの効果的な寝かしつけについてのお話です。
子供を早く寝かせる方法!
以下は、その基本になります。
・赤ちゃんの体調は万全?
・オムツは汚れていない?
・かゆみやあせもは無い?
・お腹は空いていない?
・寝室の温度と湿度は適性(20℃位で40から70%の間)?
・布団は暖かく、重すぎたりしない?
・寝室の照明は完全に消してある?
・昼に寝すぎていない?
これをクリアしている場合に効果的な寝かしつけが以下になります。
・胎内音やオルゴールなど、リラックスする音を聴かせる
・おくるみに包む(生後4ヶ月頃まで)
・リズムを付けて赤ちゃんの体を揺らす(安全に注意して20分以内)
・お母さんが側で寝たふりをしてみる
・おしゃぶりを咥えさせる(常時ではなく、寝るときのみ使用)
・眉間を優しく撫でてみる
・顔の上で優しくティッシュを振って風を送ってやる
・足の指を親指から小指まで順番に軽くつまんでゆっくり回す
以上の方法は実践してから3日から1週間ほどで効果が現れます。
ただし習慣づけると、それ以外の方法で寝かしつけられなくなるので注意が必要です。
また、最近ネットで話題になった方法としては、
・お母さんの服を赤ちゃんに掛けて匂いを嗅がせる
・お爺ちゃんが自分のリアル昔話を話して聞かせる
どちらも実践した人や話を聞いた人が「寝落ち必須」などと絶賛しておりました。
寝かしつけにイライラしない方法とは!?
実は赤ちゃんや幼児が眠る際にぐずるのには理由があります。
生と死の境界が曖昧な状態で自分の意識が薄れる入眠を消滅、つまり死として認識すると言われているのです。
早い話が眠る度に自分が死んでしまう感覚を味わっているわけですね。
それは確かに怖いです。
そして恐怖を和らげるのは、そんな時に抱きよせてくれる周囲の大人、特にお母さんの存在なのです。
お腹が空いたらミルクをくれて・・・
オムツが汚れたら交換してくれる・・・
不安なときには抱き寄せてくれる・・・
そんな中で赤ちゃんはお母さん、ひいては自分を取り巻く世界に絶対的な安心感を育んでいきます。
だから赤ちゃんにとって、お母さんは絶対的な神様なのです。
そして、この時点で世界に対する絶対的な安心感を抱けなかった赤ちゃんは、成長した後に様々な心理的問題を抱えることが多いと最近の研究で判明しています。
とは言えお母さんもまた、一人の人間でしかないのは事実です。
赤ちゃんの神様であり続ける為には相応の余裕が必要なのです。
その為、
・睡眠を可能な限り取る
・旦那さんや周囲の大人に協力してもらって休息する
・イライラを治める自分なりの方法を見付けておく
など、育児に潰されず気楽に過ごせるように心がけたいものです。
また、育児書や他人のアドバイス通りに子供が育つ訳がないと居直る図太さも、ある程度は必要かもしれませんね。
とにかく、赤ちゃんはお母さん一人で育てるには手に余る存在です。
だから、限界になる前に周囲の助けを借りられるのが理想です。
ところで、生後2ヶ月の赤ちゃんは何時に寝かしつけるの?
気になったのでこちらも調べてみました。
新生児の寝かしつけは何時が理想?
実は生後3ヶ月までの寝かしつけは気にしなくて良いのです。
むしろ、2ヶ月では睡眠のリズムも極めて不安定なのが普通です。
寝てばかりいるとママさんが心配するのも、この頃が多いです。
また、昼夜の区別がつくのは4ヶ月を過ぎてからです。
昼はカーテンを開けて明るく、夜は灯りを完全に消して暗くします。
そうすることで、赤ちゃん自身で判断できるようになります。
最近は早期教育についての重要性が常識となりつつあります。
それでも、さすがに2ヶ月の赤ちゃんからというのは無茶でしょう。
まだまだ赤ちゃんのペースに任せて成長を見守る時期です。
焦らずとも、すぐにママさんの躾が必要な時期がやって来ます。
それまでは、ママさんも力を蓄えておきましょう。
生後2ヶ月の赤ちゃんは一日何時間寝てるの?
赤ちゃんの生活サイクルのリズムはそれぞれです。
ただ、2ヶ月頃は時間刻みの睡眠から長時間の睡眠に変わります。
これは、成長してミルクを飲む量が増えるのが理由の一つです。
飲んだミルクの量が増えるので、空腹になる時間が遅くなるわけです。
自然なことなので、この時点では、あまり深刻に考える必要はありません。
寝るだけ寝かせて、飲むだけのミルクを飲ませてあげましょう。
ママさんが神経質になりすぎると、赤ちゃんも不安になります。
2ヶ月ならまだ早い、3ヶ月になったら考えよう。
4ヶ月になってからが勝負の始まりだ。
まだ赤ちゃんの準備が整っていないのだから、焦ってはいけない。
そんな風に先送りにしてしまっても構わないのではないでしょうか。
育児本には、「こうあるべき」といった理想の記事が並んでいます。
ただ、赤ちゃんは個性もありますし、必ずしも本の通りには育ちません。
また、よく読んでみると本によって書いてある内容も違います。
どれが正しいとか間違っているとかは、一概には言えません。
強いて言えば、自分の赤ちゃんに一番近い内容が正解でしょう。
また、ママさんの視点で赤ちゃんが気持ちよさそうなら安心ですよね。
普段から、よく観察してみることをおすすめします。
ちなみに最近のオムツは性能が良いために不快感が少ないのです。
赤ちゃんが泣かなくてもオムツが汚れている場合が多くなってきました。
そういったことも含めて、赤ちゃんからは目が離せません。
ママさんは大変ですが、心配をよそに赤ちゃんは日々成長していきます。
成長する毎に、さまざまな苦労や悩みも、きりなく発生することでしょう。
それらの全てが、いずれはきっと、かけがえのない思い出となります。
赤ちゃんのことを一番知っているのは、本を書いた作者ではありません。
赤ちゃんを産み、育てているママさん本人です。
それだけは、決して間違いのない事実であることを忘れないでください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
赤ちゃんによってはお伝えした方法でうまくいったりいかなかったりはあると思います。
効果はともかく、よそのお母さん方の寝かしつけ方法を読んで、「あるある」とか「ないな-」などと笑うのも気分が楽になりますよ。