毎月かかる水道代や光熱費を考えるとどうしても、食費以上に水道代を浮かせたいと言う主婦の人は多いと思います。
そこでまず水道代がかかるといえば洗濯とお風呂が思いつく人も多いです。
「だったらお風呂の残り湯を洗濯に使っちゃおう」という方法は誰しもが思いつきますし、これを実際にしている人も多いと思います。
なので今回はそんな洗濯にお風呂の残りを使う時のポイントを紹介します
洗濯する時に残り湯を使った節約法とは!?
これ結構気になりますよね!
全自動洗濯機は1回の洗いとすすぎに100リットル程の水を消費します。
そして浴槽も小さいものでも200リットルを消費するので、洗濯を1回、そしてお風呂を溜めていると計300リットルです。
100リットルの水道代は約30円なので、やはり湯船に浸かるのであれば、その残り湯を洗濯に再利用した方が節約になるのはよく分かります。
そして水道代だけではなく、洗濯ものを洗う時はある程度暖かいお湯で洗濯すると、汚れも落ちるという事が検証されているので、「これはもう残り湯を使うしかない!」と思う人は多いです。
しかし、その残り湯で洗濯をする前に3つの事に気をつけなければ、せっかく洗濯したのが無駄になってしまいます。
まずはその気をつけたい事3つを紹介します。
1.お湯はなるべく綺麗なままの状態を保つ!
残り湯で洗濯する場合、ある程度お湯が綺麗でなければ、洗濯をした意味がありません。
人の皮膚についた油や埃、髪の毛を除くために、浴槽に入る前はよく体を洗う事が大切です。
また、残ったお湯に浮いてしまった落としきれなかった埃や髪の毛を洗濯する事前に取り除く事も大事です。
よく「雑菌が嫌」という声も聞きますが、体を洗ってから浴槽に入った後の水に含まれる雑菌はそこまで気にするほどの量ではありません。
むしろ洗剤メーカーも残り湯を使った洗濯を推奨している所もあるので、気にしなくて大丈夫です。
2.入浴剤を入れたお湯はなるべく避けるべし
「入浴剤の入ったお湯でも洗濯して大丈夫?」という声もありますが、入浴剤を入れてしまったお湯で洗濯するのはあまりおすすめできません。
なぜなら入浴剤に含まれた成分と洗剤の成分が混ざりあうと、洗濯物の一部が入浴剤の色で染まってしまったり、洗剤と匂いが混ざってしまう事、成分によっては生地がいたみやすくなるという事があるからです。
なので、入浴剤を入れたお湯で洗濯をするのは避けた方がいいです。
3.お湯は比較的暖かいうちに使う
実際洗濯をする時、水で洗うよりもお湯で洗った方が汚れは落ちやすいので、お湯を使うのは非常に効果的です。
しかしお湯と言っても25℃から20℃を過ぎると、水と大差がなくなるので、翌朝お湯を使うのであれば、浴槽の蓋はしっかりと閉めて保温してください。
この3つをしっかりと頭に入れて、残り湯で洗濯する方法を紹介していきます。
1.洗濯ものを入れて洗濯機の電源をいれる
2.ポンプをセットしてからバケツで残り湯を入れる。
ちなみにこれは、ホースでも可能で、ホースの場合はしっかり蛇口にホースが繋がっているか確認しましょう
3.洗濯物が浸かる程度になったらスタートボタンを押す
これが終わった後に、洗濯機が水量をセンサーで確認します。
足りなければ水が出てくるので、特に心配はいりません。
その後に水量に見合っただけの洗剤を入れれば、簡単にお風呂の残り湯で洗濯が可能です。
洗濯に残り湯を使ったらすすぎは水道水がオススメなの!?
洗濯するのにはお湯が最適だと言いましたが、ではすすぎの場合は水の方が最適なのかと思う人は多いと思います。
結論から言うと、残り湯で洗濯した後のすすぎは水道水でやったほうが効果的です。
理由は雑菌の増殖を防ぐためではなく、お湯でいたんでしまった洗濯物を少しでも保護するためです。
見た目などではよくわかりませんが、お湯ですすいだ物と水道水ですすいだ物は、耐久性がかなり違います。
なのですすぎの際には水道水を使うのが効果的です。
ちなみにすすぎは2度もやる必要はありません。1回ほどすれば最近の洗剤はきちんと落ちる様になっています。
まとめ
「節約のために少しでも水道代を浮かせたい!でもお風呂の残り湯をつかうのはちょっと…」と避けていた主婦の方はもちろんいると思います。
今回紹介した方法で洗濯しても、雑菌の数は水道水で洗うのとはそう変わりません。
それは洗剤が保護したり、落としている力が強い上、洗剤メーカーや最近の洗濯機は楽にお風呂の残り湯で洗濯するのが出来る様な仕組みになっているのも多いです。
つまり、世の中はそれだけ、節水を世間に推しているのです。
ですので、これを機に残り湯で洗濯して、少し水道代を浮かすのも良いと思います。