春といえば桜の季節。お花見など楽しいことがたくさん!
また、春といえば環境も変化する季節です。
進級や入社、異動、転勤などさまざまな理由で、転居の機会が訪れます。
でも、地方からの上京や荷物がたくさんある場合、ひとりで簡単に済ませるわけにもいきません。
そこで、今回は引っ越しの手伝いをお願いする際のマナーについて紹介したいと思います。
引っ越しの手伝いにお礼は必要か?
知り合いに手伝いをお願いする一番のメリットは、業者ほど費用がかからないということです。
例えば、大学進学時の引っ越しなどでは、何万円もの金額はなかなか払えません。
とくに、引っ越しシーズンの3月あたりは非常に高いのです。
そんなときは、友だちに引っ越しの手伝いをしてもらうことになりますが、気になるのは、お礼についてです。
どれくらいのお礼をしたらいいのか、難しいですよね。
現金を渡すとしても、少額だと微妙だし…
なら、引っ越しが終わったあとに打ち上げとして、食事会を設けるのはどうでしょう。
家族に手伝ってもらったのであれば、そんなに気を遣うこともありませんが、友人などに手伝ってもらった際に、食事会を開くのは、お礼としてはよい方法だと思います。
引っ越したばかりの部屋では難しいので、近所での外食になると思いますが、あらかじめよさそうなお店をチェックしておくといいですね。
もちろん、食事代はおごりですよ。
お酒が飲める人なら、重い荷物を運んだあとの一杯は、また格別でしょう。
引っ越しの手伝いにお礼の相場は? マナーはある?
基本的にお礼の相場は相手によって変わってきます。
先に、食事会でもてなす例として友だちを挙げてお話をしましたが、これが先輩など目上の人だと話は別です。
ちょっと奮発して、寿司の出前を取ってもよいかもしれません。
もちろん、先輩からの催促はないかと思いますが、多少、友だちよりもお礼の相場を上げてください。
食事をおごるにしても、友だちよりお店のグレードをアップしましょう。
マナーに関していえば、一般常識を把握していれば問題ないかと思います。
例えば、茨城~東京を移動した場合、交通費だけで数千円はかかりますよね?
そのお礼が、例えば缶ジュース1本だとしたら、いくら相手が何もいわなくても、心の中では「付き合い方を考えよう」と思われるかもしれません。
相手にどれくらいの負担と費用がかかるかを想定しておき、それに見合ったお礼をするというのがマナーなのではないかと思います。
とくに、車を出してもらう場合には、高速代や、ガソリン代なども考慮する必要があります。
業者の場合は、利益も考えた価格帯に設定しているので、それなりの料金になっているのです。
友人知人に手伝いを頼む場合は、費用に見合ったお礼を用意しましょう。
もちろん、人手だけではなく、車を借りた場合にもお礼は必要です。
車を返す際には、必ずガソリンを満タンにすることと、洗車をしてあげることを忘れないでください。
借りたものは綺麗にして返却するのもまた、マナーだと思います。
まとめ
引っ越しのお手伝いを、してもらう立場のときは気が付きにくいかもしれませんが、逆の立場で考えてみてください。
汗水垂らして荷物を運んで、交通費もかかったのに、缶ジュース1本じゃあんまりですよね。
相手の立場となって考えれば、どんなお礼をされたら嬉しいか分かってくると思います。
後日、お礼としてなにか贈ってもいいかもしれませんね。