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桜の花言葉は「私を忘れないで」って本当?桜の花言葉を一挙公開!

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雑学・雑記

季が移り変わる日本ならではの美しい花といえば、桜。

 

多くの花に花言葉があるように、桜にもいくつか花言葉がつけられています。

 

ですが桜の花言葉は、桜の種類や考えられたによって違うのです。

今回はそんな桜の花言葉についてお話したいと思います。

 

桜の種類別花言葉や、最近になって定着してきた新しい花言葉もあわせてご紹介しますよ。

 

桜の花言葉は「私を忘れないで」なの?

 

 

最近よく聞くのが、桜の花言葉は「私を忘れないで」なの?ということ。

 

これは厳密に言うと違います。

 

日本での桜の花言葉は「純潔」「優美な女性」「心の美しさ」など。

控えめでも芯が強い日本人女性を連想させる言葉が多いですね。

 

ちなみにアメリカやフランスといった国では、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントン氏が子どもの頃に桜の枝を折ってしまい、それを隠すことなく素直に名乗り出たという逸話から「良き教育」という花言葉で親しまれているのだとか。

 

実際にジョージ・ワシントン氏が子どもの頃はまだアメリカには桜がなかったという説もあるので、人から人へと伝わるうちに話が変化してしまったのかもしれませんね。

 

では「私を忘れないで」という花言葉はどこから来たのでしょう。

 

「私を忘れないで」という花言葉は本来、勿忘草(わすれなぐさ)という、小さな水色の花を咲かせる野草につけられたもの。

 

ですが桜のシーズンに日本に訪れたフランスの人々が咲いては散る桜のはかなさに感動し、勿忘草と同じ「私を忘れないで」という花言葉を新しく定着させた、というのが定説です。

 

また2016年の熊本地震の際は、1日も早い復興を願ってパリ西部にある遊園地に桜の木の植樹が行われたそうです。

 

遊園地の園長さんは「日本を心から愛し、被災者の方々を応援しているパリ市民がたくさんいるということを思い出してほしい」というコメントを残しています。

 

パリ市民の方々が復興を願う心が、桜の新しい花言葉「私を忘れないで」を生んだのだとすれば、心温まるお話ですね。

 

桜の種類別の花言葉を一挙解説!

 

さてここでは、日本に存在する桜の種類別に花言葉をご紹介します。

身近に咲いている桜の花言葉をチェックしてみてくださいね。

 

ソメイヨシノ

日本でもっともメジャーな桜であるソメイヨシノの花言葉は、桜全体の花言葉と同じ「純潔」「優れた美人」です。

 

観賞用の桜の代名詞的存在でもあるソメイヨシノは、花言葉でも桜の代表となっているのですね。

 

しだれ桜

柔らかく垂れる枝に小さな花をたくさん咲かせるしだれ桜の花言葉は「優美」「ごまかし」です。

 

桜色のカーテンのように風にゆれるしだれ桜は、向こうにいる誰かの姿を隠してしまいそう。

 

満開のしだれ桜にまぎれて、知られたくないことをこっそりごまかしてしまった人がいるのかも?

 

 

八重桜の花言葉

花びらが幾重にも重なったボリュームのある花を咲かせる八重桜の花言葉は「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」です。

 

ジョージ・ワシントン氏の逸話とよく似た花言葉ですね。

 

もしかすると八重桜の花言葉を聞いた海外の方が、ジョージ・ワシントン氏の子どもの頃の行いとだぶらせたのかもしれません。

 

 

ヤマザクラの花言葉

日本に古くからあり、和歌の中にも数多く登場するヤマザクラの花言葉は「あなたに微笑む」「高尚」「美麗」です。

 

ソメイヨシノに比べて花の色が濃く、山の中でもぱっと目立つのがヤマザクラの特徴。

 

昔の人は山の中で咲くヤマザクラの花を、人混みの中で想い人に微笑みかけられたような嬉しさで見つめていたのかもしれませんね。

 

まとめ

桜の花言葉について、あれこれお話してみました。

いかがでしょうか?

 

日本の歴史とともに歩んできた桜は、わたしたち日本人にとって思い入れの強い花。

花言葉を覚えたら、お花見でさりげなく披露してみてはどうでしょう。

 

はかない桜の美しさに、楽しい話題で花を添えるのもいいですね。

 

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