夏になるとスーパーなどでよく見かけるようになるゴーヤ、ご自宅で栽培しているという方も多いのではないでしょうか?
ゴーヤが体にいいというのはとっても有名です。
でも、体にいいとは分かってるけどどうしても苦味が口にあわないという方や、自家栽培のゴーヤが大量にできちゃったけど、毎日食べるのには飽きてしまった…と言う方に、ぜひおすすめしたいゴーヤの摂り方があります!
ゴーヤ茶の驚くべき効能!ダイエットやむくみ解消にも効果あり!?
ゴーヤを食べやすく、手軽に、しかも毎日摂取できる方法、それはゴーヤ茶です!
ゴーヤのお茶…なんか苦そう…
そう思いがちですが、作る過程で気をつけさえすれば、ゴーヤ茶には苦味がほとんどでないんです♪
さて、ゴーヤ茶のおすすめポイントをご紹介する前に、まずはゴーヤのすごい効能をご紹介しましょう!
ゴーヤには、葉酸、鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ミネラル、ビタミンC、食物繊維などが含まれています。
葉酸はたんぱく質を作り出す働きをしてくれる栄養素で、赤血球を作る役割もしているため、葉酸を摂取すると、体調不良を防いでくれます。
鉄は、鉄分、血中の酸素を運び、エネルギーを作り出してくれます。
カリウムは、ナトリウムの排泄を促す効能があり、高血圧の予防になります。
ミネラル、マグネシウムは、代表的なミネラルのひとつで、生活に欠かせない栄養素のひとつです。
体にいい栄養素がたくさんゴーヤには含まれるんですね!
しかも、ゴーヤに含まれているビタミンCはキャベツの約3倍!
ビタミンCは、免疫力の強化や夏バテ防止のほか、紫外線の攻撃からお肌を守り、シミ・シワの予防をしてくれるので、ビタミンCが多く含まれているゴーヤはアンチエイジングの強い味方なんです!
さらに、ゴーヤの苦味成分である「チャランチン」や「モモルデシン」は、血糖値を下げてくれる効能があるので、糖尿病予防にも効果があると言われています。
この非の打ちどころなく体にいいゴーヤですが、これをお茶にするとさらに栄養素が凝縮され、一部の栄養素が倍になるんです!
なんと、カリウムが約15倍、カルシウムは約18倍、鉄は27倍にもなります。
苦味がなくてお手軽で栄養素が倍!
ゴーヤ茶は飲みやすく毎日続けられるので、ダイエット効果が高いと言われています。
また、苦味成分のチャランチンやモモルデシンに配合されている、血糖値を下げる効果ですが、これが食欲をおさえてくれることにつながるんです。
モモルデシンは血液中のコレステロール値も下げてくれます。
さらに、ゴーヤに含まれているリノレン酸は、内臓脂肪レベルが下がるよう脂肪燃焼を助けてくれますし、食物繊維もたくさん含まれているので、腸内環境も整えてくれます。
ただし、本当にたくさん含まれているので、飲みすぎるとお腹を壊してしまうことも…
そのほか、ゴーヤ茶はむくみにも効果があります。
先ほど紹介したカリウムは、体内に含まれている余分な水分を外に出してくれる働きがあるのでむくみの解消につながります。
手軽に飲めるお茶なので、毎日就寝前に飲むと、翌日気持ちよく起きられそうですね♪
ゴーヤ茶のメリット、お分かりいただけたでしょうか?
ゴーヤ茶を自宅でも!簡単に作れるおすすめレシピはこれ!
ゴーヤのいいところをぎゅ~っと濃縮したゴーヤ茶、商品になっているものを購入するのもいいですが、意外と手軽に作れてしまうんです!
次は、ゴーヤ茶の作り方をご紹介します♪
ゴーヤを1mm幅の輪切りにする
綿や種を抜かなくても問題ありませんが、気になる方はゴーヤを縦半分に切って、綿と種をスプーンで掻きだしてから輪切りにしてください。
このとき掻きだした綿から種を抜いておくのを忘れないように!
クッキングシートを敷いたお皿に、重ならないように広げる
種をゴーヤから掻きだした場合は、綿から抜き取った種も一緒に並べてください。
ゴーヤがカラカラになるまで干す
1~2日、ゴーヤがカラカラになるまで風通しの良い日なたで天日干しします。
干す場所がない・環境的に難しい…という方は、電子レンジで加熱する方法もあります。
オーブンシートにゴーヤを並べ、3~4分加熱、裏返してさらに3~4分加熱でOKです。
干したゴーヤと種をフライパンで乾煎りする
カラカラになったゴーヤと種をフライパンで乾煎りします。
色が薄茶色になるまで根気よく!
ここで完全に乾煎りをしていないと、お茶に苦味が出てしまうのでしっかり煎りましょう!
ゴーヤを冷まし、あとは急須やティーバックに入れてお湯を注げば完成です!
保存するには、湿気が入り込まない密封できる瓶に、乾燥剤と一緒に保存してください。
ちょっと時間はかかりますが、意外と簡単にできちゃいます!
まとめ
いかがでしょうか?
体にいいのに、苦くて手が出しにくかったゴーヤですが、こうしてお茶にすればぐっと摂取しやすくなります!
毎日飲めばそれだけ効果がのぞめるので、今年の夏はゴーヤ茶にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?