春休みだけ髪を染めたいと思っている学生さんは多いでしょう。
校則から解放されて、自由に楽しめる最適の期間ですものね。
わたしたちの時代は高校生くらいの年齢になってから染めていました。
今では小学生でも染めている人もとても多いですよね。
わたしにも娘がいますが、小学生で髪を染めると言われると悩んでしまいます。
しかしそういう時代になったんでしょうかね。
結局は賛成になるのでしょうが…
ただ春休みが終わったらもとに戻さなくてはいけません。
それに髪を染める以上、できるだけきれいな髪を保ちたいですよね。
そこで今回は、髪の毛が傷まないようにするテクニックを紹介します。
春休みだけ髪を染めるお勧めな方法とは?
あくまでわたし個人の意見ですが・・・。
親御さんが良くないと反対されている方にはおすすめできません。
まず、どんな色にしたいか理想はありますか?
希望の色味や自分の髪質によって髪の毛に色が入りやすいか明るくなりやすいかなどによっても多少違ってくるのですが、あまりにも明るいカラーだと、ブリーチする必要があります。
参考までに個人差はありますが、日本人の髪の毛は赤味が強く出やすくアッシュやマット系は出にくい色味にはなります。
ちなみにブリーチとは髪の色を抜くことを言います。
髪の毛の脱色をするので金髪などの明るい髪色にすることができるんです。
ダブルカラーなどをすれば出にくい色味も出しやすくはなります。
しかし、ここで注意が必要です!!
ブリーチは基本的に髪の毛の色素をほとんど破壊していき色を抜く形なので痛みが激しく、ぱさぱさになってしまいます。
髪の毛がスッカスカで細くなりケア剤も流れ出しやすい状況になるのでその後の髪のケアにもめちゃくちゃ神経を使います。
なので期間限定でしかも髪を傷めたくないのならブリーチをしない程度の髪色にする方が良いと思います。
染め直して元に戻すときもブリーチまでしているとうまく染めないと不自然に黒くなりすぎてしまいますし色も抜けやすくもなります。
その点ヘアカラーは必要な分を少しだけ色素を壊して発色するのでブリーチほどリスクはありません。
ブリーチをするよりもよっぽど髪を守れますし、元にも戻しやすいです。
どうしてもブリーチしたい場合は美容院に行くのがおススメです。
プロに頼るのが間違いないです。
少々金額は上がりますが、希望に近い色にしてくれますし髪が傷むのを防ぎながらカラーリングしてくれます。
希望の色にならなかったりすると1週間以内なら再度やり直してくれる美容院も多いですよ。
自分でブリーチやヘアカラーなどをして最悪な仕上がりになってしまい、修正するために美容院に駆け込む人もいるようです。
失敗したということは間違ったやり方をしていたということなので髪も傷んでしまっていると思います。
そんな状態ではいくら美容院でもいい仕上がりにならないうえに美容院代とヘアカラーやブリーチ代が無駄になるという最悪の事態を考えたら最初からプロにお任せが一番です。
でも学生だとなかなかお金をかけられないですよね。
そこで人気なのがセルフカラーです。
美容院と比べると髪の毛は傷みやすいですし色の判断も自己責任です。
しかし本体の価格も安く手に取りやすく、自由な時間に手軽にできる優れものです。
✔「泡タイプ」
【Palty】明るい仕上がり、パルティ泡パックヘアカラーカスタードベージュ |
パルティは椿オイルと4種類のトリートメントが配合されているので、髪を出来るだけ傷めずに染めることができます。
さらに泡タイプはうまくできない人や手先が器用ではない人向けと言えますね。
隅々まで塗りこまなくても良い感じに仕上がります。
手袋が付属されている場合が多く、手で塗りこむだけなので手軽にできます。
泡によって流れ落ちにくく全体に広がりやすくなっているので染めやすいですよ!
✔「クリームタイプ」
マンダム ルシードエル ミルクジャムヘアカラー カフェシフォン |
とにかくセルフカラーで髪の毛の傷みを軽減したい人向けです。
椿オイルや潤い成分が豊富なので髪を出来るだけ傷めたくない方にはおすすめです。
髪の毛を一度きれいにといてから櫛を使って塗りこんでいきます。
手間も時間もかかりますがその分キレイに染めることができます。
ちなみに2種類のタイプを比較すると、泡タイプよりクリームタイプの方が傷みにくいです。
自分できれいに染める方法
1.まず髪の毛の汚れは落としておきましょう。
今の薬はワックスなどでも問題なく染まりやすくはなってきていますが慣れない髪染めです。
染めやすくムラをなくすためにもきれいな状態で始めましょう。
梳かして絡まりもとっておきましょう。
2.薬を塗っていく順番
襟足の方からトップの方に向けて塗っていくといいです。
ショートの人はそこまで気にしなくてもいいかと思いますが髪が長い人は根元を少しあけて中間→根元→毛先の順に塗るとプロには劣るもののきれいに染まりやすくなります。
そして髪の毛は毛先が1番傷みやすいのですが1番最後に薬を塗ることで傷みも少し抑えられます。
黒髪に戻したいときは根元→毛先というくらいで大丈夫です。
「ただ黒色に塗ればいいんでしょ」ととても簡単に思える黒染めですがとても傷んでしまっている人はうまくやらないと意外と失敗します。
傷んでいると黒染めで色が入りすぎて不自然な真っ黒になってしまうのでプロに調整してもらうのもいいと思います。
1回黒染めで失敗してしまうと黒染めは再度染めにくくなるので注意しましょう。
3.放置時間はしっかりと守る!
放置時間はとても大切です。
市販の薬は誰でも簡単に染められるように強めに作っているので放置したらしただけ傷んでいきます。
希望の色にならないのは薬が合っていなかったと思って洗い流しましょう。
薬が乾燥するような状況で待つのも避けましょう。
4.シャンプーはしっかりと!
放置時間を守ったらしっかりと洗いましょう。
最初は少しだけ濡らして薬を乳化するようにもみこみましょう。
その後しっかりと流します。
あとはしっかりと泡立てて洗いましょう。
2回ほどシャンプーしてきれいに洗い流すといいです。
5.しっかりとヘアケア
しっかりとヘアケアをしましょう。
きれいな髪を保つためにはとても重要です。
詳しくは次で紹介していきます。
髪にしておきたいヘアケアとは?
美容院で行なう場合はすべて美容師さんが行なってくれます。
セルフカラーをする場合は、ヘアケアをしておくだけでずいぶん仕上がりもその後も違ってきます。
カラーをした後の髪の毛はとても敏感な状態なのでしっかりとケアしましょう。
重要なのはセルフカラーをした後にヘアケアを行なうということです。
カラー剤を落とす時に、お風呂場の中と出てからの2度行いましょう。
ヘアケア用のトリートメントをたっぷり付けます。
お風呂から上がった後は、トリートメントをつけてから髪を乾かしましょう。
トリートメントをつけることで、髪の毛に栄養がいきわたり傷みを抑えてくれます。
お風呂の中でつけるタイプのものは髪の中に栄養を補給して健康な髪の毛に近い状態を維持しようと働きかけてくれます。
お風呂から出てからつけるタイプのトリートメントは普段の紫外線などの刺激から髪を保護してくれます。
このタイプではオイルタイプのものがオススメです。
染める前に用意しておきましょう。
カラーを長持ちさせるためのその他の注意点
カラーを長持ちさせるために、2~3日はアイロンの使用を避けた方が賢明です。
またシャンプーは刺激の少ないものの方が良いでしょう。
もし夏に染める場合、海に行く人も多いですよね。
海に行く予定がある方は、3日前にはカラーをしておきましょう。
海水の成分はアルカリ性でできています。
一方でカラー剤もアルカリ性でできています。
このアルカリ性同士が触れてしまうと、せっかくしたカラーが落ちやすいのです。
しっかり馴染むまで3日間ほどは様子を見ておきましょう。
まとめ
休みの間だけでも髪の毛を染めると、
気分も変わって良いですよね。
しかし髪の毛のダメージを抑えるために
上記のことはしっかりと気にかけて行なった方が良いでしょう。
髪の色を変えて素晴らしい春休みを過ごしてくださいね!