自宅にいて突然の来客、慌ててしまうことはありませんか。
普段から掃除は心がけていても、「今日はちょっと休憩・・・」そんなときに限って「ピーンポーン」
玄関先でいい?失礼のない対応とは?
ほかにも来客時に失礼な対応をしていないかと、気になるときありますよね。
お客様に気持ちよく帰っていただくためにも、短い間でも出来るだけ失礼のない接客を心掛けたいですよね。
今回は来客時のマナーについて、調べてみました。
来客時に失礼のない玄関でのマナーとは⁉
あまり丁寧にあれこれと気を使いすぎるのも相手を疲れさせてしまいそうですし、そっけなさすぎるのも失礼ですよね。
ではどのような対応が良い対応なのでしょうか。
対応するときに自分に当てはめて考えてみるのも分かりやすいかもしれません。
「自分だったらこうしてほしい」や反対に「こんな対応はしてほしくない」など。
初めて伺った職場の同僚のお宅に、インターホンを鳴らしてもなかなか返事がなく、やっと開けてもらった玄関のドアから“ぶすっ”とした表情の奥様が「何か?」と言って出てこられたら・・・。
思わず帰りたくなってしまいませんか。
わざわざ来られた相手の方も、もしかすると“来たくて来た訳じゃないのに”と思っているかもしれませんし、初めての来訪にとても緊張しているかもしれません。
チャイムが鳴ったら、まずはできるだけ早くインターホンなどで応答しましょう。
また、最初から来客が分かっているときには特に、速やかに玄関のドアを開けるようにしましょう。
そして何よりも、まずは“笑顔”でお迎えしましょう。
わざわざ自宅まで来て頂いたことに対し、笑顔で感謝の気持ちをお伝えすることがとても大切だと思います。
見ていたテレビの内容が、いいところだったのに・・・だとしても、ひとまずそれは置いておきましょうね。
オートロック式のマンションの場合は、ロックを解除したらタイミングを見て自宅のドアを開けて玄関先でお待ちしていると、相手の方も安心されるかもしれません。
玄関を開ける前に、エプロンをしている場合は外しましょう。
余裕があればメイクもチェックできるといいですね。
さて、玄関での対応ですが、ご主人の職場の方など全く面識のない方に、自宅に上がって頂くようご案内するのは少し戸惑いもありますよね。
急にお見えになられた方には「玄関ですみません」や「今から外出の予定がありまして、こちらですみません」と先に上がって頂けないことをこちらからお詫びして、お伝えするのも一つの方法だと思います。
また、相手の方も同じように、よほどの理由がないかぎり、初めてのお宅に突然お邪魔するのはハードルが高いと感じているかもしれません。
接客のマナーとしては、まずは「どうぞ上がりください」と声をおかけするのが良いですが、その際「いえ、こちらで失礼します」や先に「玄関先で失礼します」と言われた場合は無理に「どうぞ」と勧めないようにしましょう。
お忙しい中、出先から寄られたのかもしれませんし、他にも用事があるかもしれません。
無理にお引止めをしないようにしましょう。
玄関先で対応する場合でも、靴がたくさん出ていたり、玄関口が砂や埃で汚れていたりしていないか気を付けておきたいですね。
玄関は自分も家族も毎日使うところですし、一番にお客様をお迎えする場所です。
いつもできるだけきれいにしておけるよう心掛けましょう。
また、ありがちですが季節の花を少し飾っておくだけでも雰囲気があってよいですよ。
来客時に他にも気になるマナー色々⁉
玄関先での対応だけでなく、来客の対応は帰られるまでとっても気を使ってドキドキしますよね。
他にはどのようなマナーがあるのでしょうか。
もし、お客様をお部屋に案内する場合は簡単にご挨拶をしてお部屋にご案内しましょう。
本題など込み入ったお話がある時には、まずお茶をお出ししてからにしましょう。
ご案内したお部屋が和室の場合は「楽にされてくださいね」とお声をおかけするとお客様も足を崩して待っていただけるかもしれませんね。
お茶をお出しする前に、玄関でお客様の靴をきちんと揃えておくと良いですね。
玄関から上がられる際に自分の靴の向きをきちんと揃えて上がられる方もいらっしゃいますし、きちんと揃えて端に寄せてから上がられるもいらっしゃると思います。
お客様がお帰りになる際靴を履きやすいように、向きを揃えて玄関の中央に置いておくと、スムーズに靴を履けます。
ちょっとした気遣いですが自分でもしてもらえると、うれしいと思いませんか。
ただし、ここで気を付けるのはお客様がいらっしゃる前で靴を揃えることはしないようにしましょうね。
また、お客様から手土産をいただいた際は、お客様が帰るまでに開けるのが一般的なマナーです。
いただいた方の年齢によっては控えた方が良い場合もありますが、最近では頂いたその場で開けて「うれしい」「ありがとう」と気持ちを相手に伝えるのも、一つのマナーとして考えられています。
お茶のお代わりをお出しするときに「美味しそうなので今頂いてもいいですか」などと一言添えて一緒にお出しするのも良いですよ。
お客様がお帰りになる際は、基本的には玄関までお見送りをしますが、相手の方が出られてすぐ鍵を閉めたり、外の電気を消したりしないようにしましょう。
できれば相手の方が見えなくなるくらいまでお見送りをする心づかいがあると良いですね。
もしかするとお客様も振り返ってご挨拶をしてくださるかもしれません。
振り向いたときに、もう誰もいなかった、電気も消えてた・・・では寂しいですもんね。
まとめ
世の中には色々な方がいますので、思いや受け止め方も様々です。
ですから、自分が良かれと思っておもてなしをしても、もしかすると相手には不快な思いをさせることがあるかもしれません。
ですが、おもてなしをしたい、という気持ちを伝えることがとても大切だと思います。
笑顔で、心を込めてお迎えをして相手の方が見えなくなるまでお見送りをする。
それだけでもきっと気持ちは伝わると思います。
インターホンを鳴らして、出てきたおうちの方が笑顔だった。
それだけで、十分私は嬉しいです。
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