ソメイヨシノはクローンなの!?桜前線が出来た秘話を解説!

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クローンという言葉自体、最近ではマスコミなどにも取り上げられ、私達もよく耳にするようになってきました。

動物のクローンや植物のクローン、遠い将来(になるかは分かりませんが)私たち人間のクローンも技術によっては可能になる日が来るかもしれないと言われています。

今回は誰でも見たことのあるソメイヨシノも実はクローンであることについて触れながら、それが故私たち日本人が春に桜を全国で楽しめるようになった理由などを紹介していきましょう。

ソメイヨシノはクローンなの?

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そもそもクローンってなんなの?と思う方もいらっしゃるでしょう。

これは、遺伝子レベルで同じ双方の個体といえば分かりやすいでしょうか。

パット見た見た目だけではなく、遺伝子つまり細胞レベルまで同じなので、性格、癖なども同じになるのです。

ですから、一卵性双生児のもっと濃い版。

そのままのコピーと言う感じでしょうか。

私達人間が人工的に作り上げた個体。

そんなクローンにおいて、ソメイヨシノも例外なくクローンなのです。

まずはソメイヨシノの起源をたどってみると、江戸時代にまで遡ります。

江戸時代末期に江戸の染井村の植木屋はソメイヨシノをる売り始めました。

その後明治に入り研究も進んで、固有の種としてソメイヨシノが正式に固有種として認められます。

原木は、東京上の公園の表門に近い、小松宮親王像の北側にあるものがそうだと言われています。

エドヒガンと大島さくらが交配してできたものが、ソメイヨシノ。

ソメイヨシノの特徴として、一般花のように花粉で受粉して仲間を増やすということではなく、接ぎ木で仲間を増やします。

接ぎ木と言っても、もちろんソメイヨシノが自分で行ったのではなく、人間が、エドヒガンなどに接ぎ木して増やしていったものです。

ですから、原木の遺伝子そのものが接ぎ木によってコピーされ、必然とクローンとなるのです。

それが徐々に全国に広がっていったのが今の日本の桜の風景を作り上げているのです。

樹齢は、60年から長いものでも100年と言われています。

今ある桜の風景も60年後には無くなっているなんて言う儚さも持ち合わせています。

花も満開の時期は長くて一週間から2週間ほど。桜はもはや日本人の文化となって久しいですが、様々な魅力を備えた数少ない日本の花と言えるでしょう。

ソメイヨシノの桜前線ができたのはクローンだから?

実は、ソメイヨシノがクローンだなんて、ちょっと意外でびっくりされる方も多いかとは思いますが、クローンだから故に、日本の春を彩ってくれると言えるのです。

毎年天気予報で桜前線が発表されるようになるとだんだん春も近くなってくるというサイン。

でも、不思議なことに、ちゃんと温暖な地域か北の方に北上していきます。

これは、同じ気候条件でないと咲かないというソメイヨシノの特徴によるものです。

クローンであるソメイヨシノは、すべて、どこで育っても、咲く条件が揃うと咲き始め、だんだん葉桜になります。

その性質を利用して、桜の開花予想を作成し、発表しています。

全国何千本もしくは何万本あるかわからないソメイヨシノ、みんなクローンだなんて凄く神秘的な感じがします。

そんなソメイヨシノだから、花見の時期にはちゃんと満開になります。

クローンだから、日本全国桜の名所があるのです。

もし、ソメイヨシノがクローンでなければ、これだけ全国に広がらなかったでしょうし、ましてや、これだけ日本人の心をとらえる花にはならなかったのではないでしょうか。

まとめ

最近では、別の品種にソメイヨシノを接ぎ木する技術研究も進んでいます。

それは、樹齢が他の原木と比較して短めなことや、ソメイヨシノ自体が病気にかかりやすいことからです。

近い将来、もしかしたらソメイヨシノが見られなくなるなんてことも一部では言われているみたいですが、そうならないためにも、今後このような研究がすすんで良いクローンを作り出して欲しいですね。

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