【虫注意】蜩、蝗、蝮…読み方知ってる?虫偏(へん)の難読漢字をまとめて勉強!

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鯛(たい)に鰯(いわし)に鮪(まぐろ)……

お寿司屋さんでおなじみの湯のみ茶碗にもあるような、魚へんの難読漢字って意外とよく目にしますよね。

難読漢字は成り立ちや意味を知るととっても面白いので、調べてみると新しい発見があったりします。

ところで、

蜩 ←こちら、なんと読むかお分かりですか?

ヒントは夏の夕暮れにカナカナカナと鳴く、アレ。

魚へんの難読漢字はご存知の人も多いと思いますが、虫へんの難読漢字もたくさんあって、結構面白いんです!

虫好きのお子さんと調べてみてはいかがでしょうか?

蜩の読み方は?蜩って?

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さて、虫へんに周と書いてなんと読むのでしょうか?

この漢字、読み方は「チョウ」「ジョウ」なんですが、もうひとつ、みなさんが知っている虫の名前で読むことができます。

それは、「ひぐらし」です!

しかしこの漢字、辞典では

“せみの総称 寒蜩(カンチョウ)とはせみの一種、ひぐらしのこと”

というような説明になっています。

蜩と書いて「ひぐらし」と読むのに、漢字の意味はせみの総称で、ひぐらしの名称としては寒を頭につけないといけない……???

なにがなんだか、やたらに複雑ですね。

まずはこの蜩(ひぐらし)という漢字の成り立ちからご説明しましょう!

蜩(ひぐらし)は、虫という字の横に周という字がくっついていますよね。

キーとなるのはこの「周」です!

この「周」、なんと読みますか?

そう、シュウですよね!

シュウという言葉を続けて言ってみると、なにかに似ていることに気づきませんか?

シュウシュウシュウ…シュウシュウシュウ…

気づきませんか?

えっ気づかない…?無理がある…?

ではもう答えを出しちゃいます!

この「シュウ」、蝉(せみ)の鳴き声のことなんです!

むかし中国の人が、夏にシュウシュウ鳴く虫を名づける時に、虫に周という擬音語をくっつけて、「蜩(ひぐらし)」としたんです。

つまり、蜩の読みである「ひぐらし」は、シュウと鳴く虫である、セミ全般に対する名称。

ひぐらしの名称はこの「蜩(ひぐらし)」に「寒」をくっつけて「寒蜩(ひぐらし)」と書き表します。

ちなみに「ひぐらし」はほかにも「茅蜩」「秋蜩」「日暮」「晩蟬」と表記できるようですが、これらはおもに俳句の季語として使用されるようです。

なかなかややこしいですが、シュウと鳴くから虫へんに周で蜩という成り立ちは、なんだか可愛いですよね♪

蜩(ひぐらし)だけじゃない!蝗、蝮……虫へんの難読漢字の読み方!

蜩(ひぐらし)の難解ながらも可愛い成り立ちをご紹介したところで、まだまだある虫へんの面白い漢字をご紹介します!

まずは漢字だけお出ししますので、部首で左右に分けるなどして、読み方を予想してみてくださいね♪

答えはすぐ下に書いてあります!

虫が苦手な方はうっかり漢字で検索して画像を見ないように、気をつけてくださいね……

1.蛆

2.蛸

3.蜻蛉

4.蟋蟀

5.蚯蚓

6.螻蛄

7.蝗

8.蛟

9.蛭

10.蝦

11.蜆

12.蝨

13.蝸牛

14.蛞蝓

15.蜻蛉

16.蝙蝠

17.蟷螂

18.蜚蠊

19.蚰蜓

20.蜈蚣

21.蠑螈

いかがでしょうか?

一見で分かるお馴染みのものから、難解すぎてもう文字がつぶれて拡大しないと読めないわ!というものまで、よりすぐりでご紹介しました!

いくつ読めましたでしょうか?

では、答え合わせです!

1.うじ

2.たこ

3.とんぼ

4.こおろぎ

5.みみず

6.けら

7.いなご

8.みずち

9.ひる

10.えび

11.しじみ

12.しらみ

13.かたつむり

14.なめくじ

15.かげろう

16.こうもり

17.かまきり

18.ごきぶり

19.ゆうえん(ゆうえんとは、ゲジゲジのことです)

20.ごこう(ごこうとは、ムカデのことです)

21.えいげん(えいげんとは、イモリのことです)

蚰蜓がゲジゲジ、蜈蚣がムカデ、そして蜚蠊でごきぶり!

なにがどうなってその漢字があてられているのか、気になるところが多いですが、なかでもイメージと漢字の美しさに差がありすぎるのが蜚蠊(ごきぶり)ですよね…

蜚蠊(ごきぶり)とは、「空を飛ぶ虫」という意味を持つ言葉なんだそうです。

確かにごきぶりって飛んできますよね…顔に向かって…

蜚蠊(ごきぶり)の蠊の字は、なんとこの漢字にしか使われないんだとか!

ごきぶりのほかにも「ひれん」という読み方があり、これが訛って沖縄ではごきぶりのことをヒーラーと呼ぶところもあるそうです。

そもそも、ごきぶりという名称は正式名称じゃないって知ってました!?

明治時代に出版された生物学用語集で「ごきかぶり」と表記するところ、脱字によって「ごきぶり」と掲載してしまったのが定着、今に至っているんだそうです。

ごきぶりやごきかぶりなんて名前がつく以前、平安時代では「阿久多牟之(あくたむし)」「都乃牟之(つのむし)」などと呼ばれていたとか。

「あくたむし」「つのむし」なんて可愛らしい響きだし、もしこれが定着していたらもう少しごきぶりの待遇もよかったかも……?

まとめ

魚へんだけじゃない!面白い難解漢字、虫へん!

簡単なものから難解すぎるものまでご紹介しましたが、いかがでしたか?

蛸や蜆など、虫じゃないのに虫へんがつくのはちょっと不思議な気がしますよね。

ごきぶり話は男女問わず苦手な人も多いと思いますが、

「ひれんが出た!」

「うちにはゆうえんがいるから、そのうち退治してくれるよ」

なんて、日常会話で使ってみても楽しいかも?

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