そろそろクリスマスが近づいてきましたね。
そうなると準備するのはクリスマスツリー。
クリスマスツリーにはたくさんの飾り付けがありますが、ちゃんと名前はわかりますか?
見た目でわかるものもあれば、正式名称があるのかな?と思うものもありますよね。
買い足すときに困らないように、クリスマスツリーの飾りの名前をご紹介します!
クリスマスツリー飾りの名前
■トップスター
これはなんとなくわかりますよね。
クリスマスツリーの一番上に飾る大きな星です。
他にも「ベツレヘムの星」「ツリートップ」などと言われます。
ベツレヘムの星…なにかかっこいい響きですね。
このベツレヘムの星とは、キリストの生誕の地と言われるベツレヘム(ユダヤの村の名前)まで賢者を導いたとされている星のこと。
それになぞらえて、ツリーのてっぺんにある星をベツレヘムの星と呼んでいるんですね。
意味は希望の星です。
イギリスでは、星の代わりに聖人や天使をかたどった「クリスマスエンジェル」という天使の飾りを飾るみたいです。
ただ大きな決まりはないので、自分の好きな方を飾ってくださいね。
■オーナメントボール
ツリーにいっぱい飾られている色とりどりのボールです。
「クーゲル」とも呼ばれていますが、クーゲルでネットショップを検索すると出てきませんのでご注意を。
クーゲルとはドイツ語で玉を意味する言葉。そのまんまですね。
このオーナメントボールは、アダムとイブの話に登場する禁断の木になる知識の実、つまりリンゴを表しています。
そして、あのカラフルな色にもきちんと意味があるんです。
- 赤→キリストの血、生命力
- 白→純潔、雪
- 緑→永遠
- 金・銀→高貴さ、気高さ
クリスマスツリーを彩るためだけの配色ではなかったのですね。
■キャンディケイン
これは、紅白の杖の形をした飾りのこと。
大きさはさまざまですが、必ず入っていますよね。
本来ならば飴なのですが、ほとんどがレプリカです。
クリスマスの時期になると、お菓子売り場で杖の形の飴や、杖の形の入れ物に飴がビッシリと詰まっているものをよく見ますね。
きっと、クリスマスツリーに飾るキャンディケインと同じ意味なのでしょう。
キリスト教では「人間は羊」「神は羊飼い」という考えがあります。
神が人間を導くという意味で、杖がクリスマスツリーに飾られています。
■モール
キラキラした紐状のものです。
キラキラした光は、空に輝く無数の星を表しており、夜を照らす光を意味しています。
他にもガーランドと呼ばれています。
金色だったり銀色だったりさまざまですよね。
ちなみに色についてですが、オーナメントボールと同じ意味を持ちます。
ぜひ好きな色を使って、クリスマスツリーをキラキラさせてみてください。
■他の名称
他の名称についてですが、大体は見たまんまなのでまとめてご紹介します。
- ベル→キリストが生まれたことを知らせるベルを意味する
- 天使→キリストが生まれたことをマリアに知らせる天使の意味
- 綿→雪をあらわす
- ろうそく→闇の世を照らす明かり
- 電飾(イルミネーション)→ろうそくやモールと同じく
- リボン→二人を結びつけるという意味
こんな感じでしょうか。
購入するクリスマスツリーのキットにもよりますが、ご紹介した全部が全部そろっているわけではありません。
全部がそろっているとなると、やはり値段もそこそこ上がります…。
あるものでクリスマスツリーを飾り付けるのか、それとも改めて何かの飾りを買い足すのか悩みどころですが、あまり気にせずに飾り付けしてしまいましょう。
■クリスマスツリーの飾りの名前まとめ
いかがでしたか?
なんとなく飾り付けていたものにも、きちんと名前があるんですね。
今年は、意味を把握しながらクリスマスツリーの飾り付けをすれば、いつもと違ったクリスマスになるかも!?