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塩飴の食べ過ぎは体に良くないって知ってた?塩分取り過ぎは悪影響!

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健康

熱中症対策としてすっかりお馴染みの塩飴。

最近は種類も増えて選ぶのにも困るほどです。

味も工夫されているので、ついつい食べ過ぎてしまうことも。

 

そんな塩飴ですが、その名の通り「塩分」が含まれています。

塩分の取り過ぎが体に良くないことは、みなさんも知ってのとおりでしょう。

 

そこで今回は、塩飴の食べ過ぎによる影響などを調べてみました。

塩飴の食べ過ぎに注意!食べ過ぎが良くない理由

塩飴の食べすぎが良くない理由は大きく分けて2つあります。

それは、塩飴に含まれる塩分の取りすぎが起こす問題と、糖分の取りすぎが起こす問題です。

 

それぞれの問題点から、食べすぎが良くない理由についてまとめていきましょう。

 

【塩飴の“塩分”の取りすぎが起こす問題】

まずは、日本人が1日の食事の中で摂取している塩分の平均値を調べてみましょう。

 

<日本人の平均塩分摂取量/1日あたり>

男性 11.1g   

女性 9.4g

 

元々、日本食の代表ともいえる醤油や味噌などの調味料や干物などには、塩分が多く含まれているので、日本食は注意しないと塩分過多になりがちとなってしまうことがあります。

 

更にそれだけではなく、近年の日本人の食事の傾向は、加工食品の利用や外食(特にファストフード)などの増加により、ますます塩分摂取量が増えてきているのが現状です。

 

厚生労働省の出している数値では、日本人の成人男性の塩分摂取目安は8g、成人女性では6gと言われているので、上で紹介した塩分摂取の平均値は、その数値よりも多いということになります。

 

なので、普通の食事をする生活の中では、わざわざ別途塩分を取る必要はないと言えそうですね。

 

ということは、汗をかくこともなく、運動もあまりしないままに塩飴を食べることは「塩分の過剰摂取」につながるのです。

 

塩分を多く取ることで怖いのが血圧の上昇です。

「塩分は控えめに!」という言葉を耳にすることも多いでしょう。

つまり、塩分を過剰に摂取すると病気の元になりかねないということです。

 

過剰に摂取した塩分を処理する腎臓にも負担が起きて腎障害などの原因となることがあります。そして、血圧の上昇、つまり高血圧は動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞など、血管に負担がかかることによって起こる病気の原因となるのです。

 

【塩飴の“糖分”の取りすぎが起こす問題】

次に、糖分の取りすぎが起こす問題についてまとめていきましょう。

塩飴は「飴」と言うくらいなので、もちろん「糖分」も含まれています。

 

つまり、塩飴を食べ過ぎるということは、塩分同様に「糖分の過剰摂取」にもつながる恐れがあります。

 

糖分の取りすぎは、血糖値を上昇させてしまいます。

この血糖値が上昇することで、発作を引き起こす例もあるのです。

 

また、血糖値の上昇により起こる病気でよく耳にするのが「糖尿病」です。

この糖尿病もまた、高血圧と同様に動脈硬化などを起こすことがあるのです。

 

以上のように、塩飴の食べすぎにより、塩分の過剰摂取・糖分の過剰摂取となり、病の原因となる可能性があるということを留意しておきましょう。

 

とはいえ、特に「糖分」は脳や細胞の活性化につながりますし、疲れたときなどはリフレッシュも出来るので、全く控えるというのは不必要です。

 

わたしはデスクワークが主な仕事ですが、考えてばかりいると頭が疲れます。

そんなときは「キットカット」や「スニッカーズ」を食べます。

 

効き目があるかどうかはあまり実感することはないですが、考えすぎにより頭がオーバーヒートしてくると、体が自然と欲しがる(食べたくなる)ので、何かしらの作用があるのではないかと感じています。

 

また、汗を大量にかいたときには、少し塩分の効いたものを口にすると身体に染み渡っていくような感じもします。

 

つまり、塩分にしろ糖分にしろ、取り過ぎは良くないということ。

適量は人によって違うので判断するのは難しいですが、適量を守ればそれは良薬になることもあるのではないでしょうか。

 

塩飴の食べ過ぎは良くないけど、必要なときってどんなとき!?

塩飴は手軽に塩分を摂取できるということが一番のメリットです。

なので、塩分の摂取を目的としている人には大変都合の良い食べ物ですが、そもそも、塩分摂取が必要な場合とはどのようなときなのでしょうか。

 

まず、塩飴の中に含まれる塩分について調べてみましょう。

 

塩飴に入っている塩分の平均量=0.1g

0.1g×10=1g (10個食べた場合)

 

先にも述べたように、日本人の一般的な食生活であれば、1日に必要な塩分の量はクリアします。

塩飴1個程度であれば、大きく数値に影響することはありませんが、塩飴を10個食べるような過剰摂取を行うと、簡単に1gの塩分を摂取してしまうことになるのです。

 

【塩飴は汗(塩分)の排出が日常よりも多いときに必要!】

人は汗をかくことで、水分と一緒に塩分も体外へ排出しています。

その量は人にもよりますが、平均すると汗1リットルに対して2g~3gの塩分が含まれています。

 

特に寝ているときや入浴のときなどに汗をかいて、塩分を外に排出しコントロールしているわけですが、このような、通常の生活だけでは、過剰摂取となった分の塩分は簡単には排出させることができません。

 

塩飴が、熱中症対策として人気があるのは、汗をかいたときに放出された塩分をこまめに補給できるからです。

つまり、通常の生活でかく汗よりも大量に汗をかくようなとき、例えば真夏の屋外でハードな運動や仕事をする人には、とても効果的な食べ物と言えるのです。

 

猛暑日に屋外で1時間、体を動かした場合、どのくらいの汗をかくか想像できますか?

なんと、0.8リットルから1リットルの汗をかくと言われているのです。

1リットルの汗には2~3gの塩分が含まれていると前述しました。

なので、このように大量の汗をかくときに塩雨を口に含んでいるだけで、こまめに塩分補給が出来るというわけです。

 

【塩分補給が熱中症対策に良い理由】

では、なぜ塩分補給は熱中症対策に良いといわれているのでしょうか。

人が生きていくために必要だといわれる栄養素はいくつもあります。

 

その中で塩分は、細胞を守ったり脳の神経伝達に関わる役割、筋肉の伸縮に関わる役割などを持っています。

 

更には、疲労回復に有効なビタミンB1は、塩分と合わさることで効率よく吸収できるようになります。

 

これらの塩分の役割から見る限り、暑い屋外で長時間の労働や運動を行った場合に、汗と共に塩分が排出されてしまうと体の機能が正常に働かなくなるのは想像できます。

 

なので、汗を大量にかいた場合の熱中症対策には塩分補給が良いのです。

 

少し話は逸れますが、マラソンを見ているときに「スペシャルドリンク」と呼ばれる選手独自のドリンクがあると思います。

 

中の成分や栄養素は選手により様々ですが、ほとんどの場合が「塩分」「糖分」を適度に含むドリンクになっているようです。

 

そのドリンクは普段の生活では飲むと、塩分・糖分ともに過剰摂取となってしまいます。

反対に、激しく長時間体を動かす人には、水分の他に塩分や糖分が必要だということがわかりますね。

 

塩飴など、食事以外での塩分摂取は「日常の生活以上に大量に汗をかいた場合」のみ必要であって、そうでない場合は過剰摂取となり病の原因にもなりかねないということをしっかりと覚えておきましょう。

まとめ

手軽に塩分が取れるということで人気の塩飴ですが、やはり食べ過ぎはダメだということがおわかりいただけたでしょうか。

 

これは塩飴だけではなく、どんなに体に良いと言われる健康食品でも何にでも言えることです。

 

塩飴は案外おいしく種類も豊富なので、今まであまり食べたことがない人も是非、必要なときの塩分補給として食べてもらいたいと思います。

くれぐれも食べ過ぎには注意してくださいね!!

 

 

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