卒園アルバムに、お子さんへのメッセージを書いて下さい。
そう言われて困った方は、意外に多いのではないでしょうか。
作文なんてずっとやっていないし、どんな事を書けば良いのかもよく分からない。
本当に困りますよね・・・。
でも、大丈夫です。
今回のお話では、そんな人の為に簡単な卒園メッセージの例文や注意点を大公開しちゃいます!
卒園メッセージの例文!
そのポイントとしては3つ!
・幼稚園、保育園で成長したこと
・一人でできるようになった具体的な例
・これから頑張ってほしい事
上記のポイントを押さえながら、「大好きだよ!」「嬉しいよ!」「これからも元気いっぱいでいてね!」など、親からの愛情も文章に盛り込むととてもいいメッセージになります。
例えば、こんな文はどうでしょう?
○○くん(ちゃん)が園に行き始めた頃は泣いてばかりだったけれど、お友だちが出来てからは、毎日が楽しそうで良かったね。
初めは給食(お弁当)をあまり食べられなかったけど、そのうちに残さず全部食べられるようになって嬉しかったよ。
そんな風に、お子さんの成長や楽しい思い出を取り出してみましょう。
きっと、とても大切な思い出が、たくさん見付かるはずですよ。
メインの文章が決まったら、構成は次のようにまとめていきます。
・書き出し
・本文(メインの文章)
・結びの文
書き出しは、シンプルで大丈夫です。
次に続くのは、いちばん最初に書いた本文になります。
これで、いちばん大事な部分は終わりです。簡単ですね。
結びの文
最後の文は、文章を綺麗にまとめるために必要です。
お子さんに対する頑張っての励まし、または○○くん(ちゃん)が大好きだというアピールを書けば、きっと喜んでくれます。
ランドセルを背負って小学校に通う○○くん(ちゃん)は、いまよりちょっとだけお兄さん(お姉さん)だろうね!
とても楽しみです。
これからもママ(パパ)は、大好きな○○くん(ちゃん)を見ています。
だから、何かあったら何でも話してね!
卒園アルバムの字数によっては、これより文章を長くしたり、逆に短くしたりする時もあるでしょうが、長くする場合は本文の中身を増やすのが簡単です。
また、子供に対するメッセージはひらがなを使い、言葉も分かりやすく簡単なものにしましょう。
句読点を使うと、読みやすくなります。
○○くん(ちゃん)そつえんおめでとう
これからもママ(パパ)はだいすきな○○くん(ちゃん)をみています
だからなにかあったらなんでもはなしてね!
○○くん(ちゃん)、そつえんおめでとう。
これからもママ(パパ)は、だいすきな○○くん(ちゃん)をみています。
だから、なにかあったら、なんでもはなしてね!
どうしても良い文章が書けない場合、園に頼んで以前の卒園アルバムを見せてもらって参考にするのが確実な方法ですね。
卒園メッセージ完全バージョン
上記のことを全て組み合わせるとこのようなメッセージになります。
ただ、園によってメッセージの長さや形式が違ったりもするので、あくまでも参考程度にしてくださいね!
卒園メッセージを親から子へ書くときに気を付けたいこと!
卒園メッセージを親から子へ書くとき、気をつけたい事があります。
このポイントを抑えておかないと非常識と思われることも!?
ネガティブなことはNG!
園生活で、あれが出来なかった、これも苦手だったと書かれては、お子さんも悲しいですよね。
なので、基本的にネガティブな出来事はNGです!
ただ、昔は出来なかったけれど、卒園までには出来るようになったという文章にして、出来るようになった事を、思いきりほめてあげるのは良いですね。
ネガティブな事は必ずできるようになったという前振り程度にしましょうね!
他の子と比べない!
また、卒園アルバムは、他のお子さんのご家族も見るものです。
ほかの子はこうだったけど、○○くん(ちゃん)は、すごかった。
このようなニュアンスの文章は絶対にNGです。
こう言った文章は、「ほかの子」や、そのご家族にとって、あまり気分の良い文章ではありません。
特に多いのが発表会の配役をほめる文章!
実は発表会の配役にはかなりトラブルが付きまとっています。
自分の子供がやった○○役は実はA君がやりたがっていた!
なんてことはよくある話です。
万が一、そのトラブルを先生達がなんとか大事にせずに解決していたとしたら・・・。
その出来事を知らないあなたがメッセージで書いてしまったら、A君の親にとっては嫌味と感じてしまいます。
特に自分の子供が主役を演じていたとしたらそういう部分にも気を配った方がいいでしょう。
最近はクレームが多い時代ですからね…。
まとめ
卒園メッセージで大事なのは、パパやママが、長い間ずっとお子さんを見守ってきたのだと、教えてあげる事!
きっとお子さんには、よその子と比べなくても充分に素敵なところ、すごいところがあるはずです。
その部分を大事にほめてあげましょうね。