ふと覗き込んでみると、愕然とするのがトイレの黒ずみです。
いつの間にと必死に掃除しても、汚れはなかなか落ちません。
そんな汚れを綺麗に落とすには、どうしたらいいの?
今回は、トイレの黒ずんだ汚れ落としに関するお話です。
トイレの汚れが落ちないならコレを使え!
トイレの黒ずみは、通常の洗剤ではなかなか落としきれません。
そんな黒ずみを落とすには、いくつか方法があります。
酸性洗剤を使う
まずトイレの水を抜きます。
黒ずみ部分を中心に酸性洗剤(サンポール)を直接かけます。
その上にトイレットペーパーを敷いて、しばらく放置します。
トイレットペーパーを水で流してから、ブラシでこすります。
クエン酸と重曹を使う
まずトイレの水を抜きます。
パウダー状の重曹を汚れ全体に撒きます。
スプレー容器の水500㎖に小さじ2のクエン酸を溶かします。
クエン酸スプレー液を重曹に吹き付け、ブラシでこすります。
クレンザーを使う
研磨剤の入ったクレンザーで磨きます。
金属タワシなどは使わず、あまり強くこすらないでください。
プラスチック製のトイレはクレンザーが使えません。
耐水ペーパーで磨く
綺麗にはなりますが、あくまで最終手段と考えましょう。
細かい傷が付いて更なる汚れの原因になります。
プラススチック製のトイレは耐水ペーパーが使えません。
トイレ落ちない黒ずみ汚れの正体とは!?
トイレの三大汚れとは、水垢、黄ばみ、黒ずみです。
水垢は、文字通り水道水に含まれるケイ塩酸が原因です。
洗剤では、なかなか落とすことが出来ません。
黄ばみは、尿石が原因です。
トイレ使用時に流れる尿が固まったもので、酸性洗剤が有効です。
そして黒ずみは、カビや水垢、雑菌などの集合体です。
確かに、そう簡単には落ちてくれそうにないイメージがありますね。
ただし、それぞれに異なる原因の汚れを落とす場合の注意点が一つ。
不用意に洗剤を混ぜて使用するのは、絶対に止めてください。
洗剤の組み合わせによっては、致死性のガスが簡単に発生します。
実際に死亡事故に繋がったと言う報道も聞こえてきます。
真面目に命に関わりますので、とにかく混ぜないでください。
また、掃除したトイレを出来るだけ綺麗な状態に保つ洗剤もあります。
タンクに設置するタイプの洗浄剤と、トイレの縁にスタンプするジェルです。
洗浄剤は流す水に色が付くタイプが綺麗で交換時期が分かりやすいです。
ただ、尿の色が分からず健康状態のチェックが出来ない欠点もあります。
スタンプジェルは、定期的にスタンプするだけの手軽さが嬉しいですね。
強いて言えば値段が少し張りますが、先行投資と割り切りましょう。
私の場合はドラッグストアのワゴンセール狙いで安く入手したりします。
香りも上品なものが多いので、トイレの芳香剤いらずです。
安上がりに済ませたい場合、使用時にトイレ用洗剤を流す手もあります。
更に、タンクの汚れを防ぎたい場合は重曹投入もおすすめです。
大さじ1の重曹を、2、3日に一度タンクに入れてください。
更に、最近はこすらずに落とす泡タイプのトイレ洗剤が発売されています。
また、トイレ専用の洗剤や研磨剤なども数多く販売されています。
特に、業務用の洗剤はお高い値段なだけあって効果は抜群です。
どれが一番綺麗になるのかと片端から試すのも面白い気がしますね。
もちろん、その時は混ぜずに一つ一つ試してください。
まとめ
毎日使用するのに、掃除はおろそかになりがちなのがトイレです。
でも、綺麗なトイレを使えば、きっと日々を楽しく過ごせますよね?
最近は使うことでトイレの汚れを抑える洗剤や洗浄剤もあります。
汚れが酷くなる前に、出来るだけ楽しく対処したいものです。
⇒トイレの黄ばみに重曹が効く!?トイレの黄ばみの原因と対策!
⇒トイレ掃除の仕方は!?ブラシを使わないで毎日続けるやり方!
⇒トイレの蓋の正しいマナー! 便座のフタを閉める理由とは!?