仕事先でも外出先でもどうしても、使用するのがトイレ!
女性でなくてもトイレは綺麗なところで過ごしたいですが、どこで使っても気になるのはトイレのマナーです。
気になるところは沢山ありますがトイレの蓋の正しいマナーについて気になっている人も多いのではないでしょうか?
トイレに入ると便座の蓋があるのになぜか閉まっていない・・・
これってマナーとしてどうなのかしら?と気になる時に参考になるよう、トイレのマナーを調査いたしました。
トイレの蓋を閉めるのがマナー?
トイレの蓋の開け閉めに関して気になる方は多いのではないでしょうか。
最近はあるところ、ないところもありますが、蓋は閉めるものじゃないの!?という方が多数です。
そこでトイレの蓋の正しい使い方とメリットをご紹介します!
流す前に閉める
トイレの蓋は、閉めた方が色々な菌やウイルスが飛び散らず衛生的によいのです。
実はトイレの蓋を開けたまま流すと、流す水の勢いで様々な菌やウィルスが想像よりもずっと遠くまで飛び散ってしまっているのです。
ご自分の排泄物もズボンなどに飛び散ったりしていると考えたら・・・
ちょっとゾッとしますね。
トイレの水を流すと1m以上の高さや1mm以上離れた場所にまでトイレの水滴が飛び散ったという実験データもあるほど、トイレを流したときに汚水が飛び散ります。
普通の家庭のトイレなら、ほぼどこにでも飛び散ってしまうといった感じですね!
さらに怖いのが水を流したときに水は水蒸気のような煙霧体になって広範囲にまき散ります。
トイレの消臭剤のスプレーみたいな感じですね!
こうなると眼に見えない隅々にまで汚水が飛び散ることになります。
だからトイレを流す前には必ず蓋をしめてから流した方が衛生的なんです。
最近は流す前に蓋を占めるようにトイレの壁紙にもそのような注意書きが書いてあるところも多いですからね。
トイレ便座の蓋を閉める理由とは
便座ヒーターの節電
また、冬の時期には便座ヒーターがついているトイレも多いので、蓋を閉めた方が電気代の節約になり、温かさも逃げないということです。
実はその節電効果は年間800円程度ともいわれています。
小さなことでもコツコツと節電のために閉めることも大事なことですね。
蓋を閉めるだけで800円も節約できるなら嬉しいですよね!
物を落としたときの安全の為
トイレの蓋を開けたまま水を流そうとしてちょっと前かがみになったとたんパーカーのポケットからスマホがトイレの中にポチャン・・・なんてことも。
よくある失敗談ですが、あなたもトイレ内に落としたことはなくても、ヒヤッとした経験くらいはあるのではないですか?
蓋を閉めておけば落ちても水没だけは免れることができますね。
トイレに落とす人って意外と多いですから・・・。
ちなみに私は落としたことはありませんが(笑)
風水でも推奨されている
さらに、家で便座を閉めるというのは、「風水的によい」ので、公共の便座はどうすることができなくても、自宅の便座は必ず閉めた方がよいかもしれませんよ!?
トイレをキレイにするといい事ある!という噂は有名ですが、トイレは風水的にも非常に重要なポイントになっています。
トイレの蓋をあけっぱなしにしてしまうと、トイレの中に邪気が満ちてしまうと言われています。
それが原因でその家全体の運気がダウンしてしまうと言われているので、蓋は閉めたほうがいいということです。
こちらでも記事にまとめてありますので、ぜひご覧くださいね!
それぞれの言い分はありますが、閉めることによるメリットが意外といっぱいありますね。
節電のためなど注意書きがあるときなどは完全にマナーとしての問題ですのでしっかり閉めてほしいと思います。
なぜトイレの蓋はあるのか
トイレの蓋を閉める閉めないのことは少し曖昧なマナーというか、人それぞれということになってしまいましたが、ところでなぜトイレの蓋はあるのか?と考えたことはありませんか。
和式はないけれども、洋式のトイレは必ずといっていいほどありますね。
これは、洋式のトイレの独特の形式だったようです。
欧米は、バスルームがお風呂と一体化しているところが一般的です。
そして、洗面台と便座も一緒に配置されているのが映画のワンシーンや、海外に旅行にいった際にもよく見かける光景ですね。
私、個人的にはあまりトイレ、洗面台、お風呂のセットはよほど広いところでないと違和感があるのですが・・・
これはもうお国柄の風潮ですね。
なぜ、海外の方が広いスペースに住んでいるのにそういう様式なのかという疑問も多少ありますが・・・。
話は逸れましたが、これが蓋のある理由なのだそうです。
椅子、という意味を持つ英語での「スツール」は、“背もたれのない椅子”という意味と、便座という意味もあるそうなんです!
というのも、欧米では上記で記載した通り、洗面台も一緒になっている様式のため、トイレの蓋に腰をかけて化粧をしたり、タオルをおいたりという、機能的な一面を持ち合わせていたんです。
また、そういった使い方をすることからも、蓋があると物が落ちないという、実用性もあり蓋がついているそうです。
さらに、色々な使い方をするバスルームのため、匂いやビジュアル面を補う、ということでもあるそうです。
日本的な意識としては、「臭いものには蓋をしろ!」という感じなのかと思いましたが、違うのですね。
今回、トイレの蓋の件を調べていってみたら、こうした歴史を知ることができました。
交通機関やインターネット、携帯電話などが普及し、世界事情が沢山わかる時代ではありますが、トイレ一つとっても、それぞれの国の文化が違うことも面白いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。トイレのマナー・・・
日本は色々な文化を取り入れているので、これが絶対に正しい!ということはなかなか難しくなっていますが、トイレは蓋がある以上、
- 衛生的によい
- 暖房便座の温かさが逃げにくい
- 物を中に落としにくくなる
- 風水的によい
ということで閉めた方がよいということが、多数派のようでした。
女性は見えないところでも女性らしく、日常を過ごすためにも色々なことに気を使って行動をしたいですね!