会社の同僚が家を建てたので、お祝いを贈るとき、
新築祝いっていつ渡すのがベストなの?
金額の相場は?そして、お祝いの品は何がいいの?
そんな疑問がありますよね!
今回は、そんな新築祝いに関するお話になります。
新築祝いを渡すベストなタイミングは!?
新築祝いを渡すのは、新居お披露目の日が基本です。
その日にお伺いできない場合は、なるべく早く渡します。
大体の期間ですが、昔は30日以内と言われていました。
最近は1~2ヶ月までの間なら失礼にあたらないようです。
渡す場合は、可能なら他のお客に見せないようにします。
品物の格差など、問題が発生する場合があるからです。
煩わしい場合は、当日は軽い手土産のみ持参します。
後日、手配した品物を渡す約束をしましょう。
言うまでもありませんが、迅速かつ確実に渡してください。
うっかり忘れて信用を落としてしまっては、逆効果です。
新築祝いの相場っていくらくらい!?
新築祝いの相場は、職場や友人関係で5,000~1万円です。
ちなみに親戚や兄弟の場合は1万~3万ほどになります。
何かと物入りの時期でしょうから、現金や商品券が喜ばれます。
品物の定番は花や観葉植物、タオルや傘立てなどの実用品です。
相手の好みを把握した上で選ぶのが良いでしょう。
贈られた方が自由に選べるカタログギフトなども、おすすめです。
逆に、贈ってはいけない品物は火を使うもの、赤いものです。
例えばライターやコンロ、家電製品も赤いものは避けましょう。
火事を連想させる品々は、新築祝いに相応しくありません。
絵画や時計など壁に穴を空けて飾るものも、なるべく避けます。
新築の家が傷むことを考えれば、当然の配慮ですね。
品物に付ける「のし」は紅白の蝶結びにします。
結婚式とは違い、何度繰り返しても良いお祝いに使う結び方です。
表書きは「御新築 (御)祝」、「祝 御新築」などにします。
なお、目上の方に対して現金や商品券を送るのは失礼です。
また、マットやスリッパなど「踏む」ものを贈ってはいけません。
これは「あなたを踏み台にする」という意味に取られます。
失礼の無いよう、お祝いを選ぶ際は十分に注意しましょう。
蛇足ながら、戸建てではなくマンションを購入した場合。
マンションが新築なら「新築祝い」となります。
中古物件を購入した場合は「引越祝い」扱いです。
また、賃貸物件から賃貸物件に引っ越した場合、
「引越祝い」と呼び分けて「餞別」と言われる場合もあります。
こんな場合は、引っ越し前にお祝いを贈るのがマナーとなります。
その点、新築祝いのお祝いを贈る場合とは若干異なりますね。
仮に転居を知らずに遅れた場合でも、お祝いの心があれば、
改まった時期に手土産持参で伺えば良いでしょう。
私が聞いた話ですが新築に関わる話と言えば、
友人宅には、新築の家を見たいと近所の方が訪ねて来た時の話です。
取りあえずは招き入れて、好きなように見学してもらったそうです。
結局、風呂場からタンスの中身まで家中を全部見られましたが、
昔からそういう風習のある地方らしく、疑問に思わなかったとか。
そう言う風習のない人間にとっては、ちょっと信じ難い話ですが、
こういう方々も、新築祝いのお客になるのですかね?
ちなみに、お祝いを持ってきたかどうかまでは聞いていません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
色々ある新築祝いのルールに驚いたのではないでしょうか?
せっかく良かれと思って送ったものが失礼に当たったら、
かなしいですからね。
しっかりと新築祝いの贈り物マナーに気を付けて、
相手に喜ばれるものを送ってくださいね!
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