初めて友人に結婚式のスピーチを頼まれたけれど、どうしたらいいのかわからない。
「カンペは見てもいいのかな」
「使ってはいけない言葉はあるのかな」
等いろいろと疑問に思うことがありますよね。
そこで今回は、結婚式でスピーチを頼まれた時に気を付けたいことや知っておきたいマナーをまとめました。
素敵なスピーチをするためのコツやアドバイスも記載しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚式のスピーチではカンペを見てもいい?
理想としては話す内容を暗記して自分の言葉で話すのがベストですが、大勢の人前で話すとなると慣れている人は少ないと思います。
直前まで暗記しているつもりでも、いざ前に出てみると緊張して頭の中が真っ白ということになりかねません。
魅力的なスピーチをすることで有名なスティーブ・ジョブスでも、スピーチをする時は原稿を用意しています。
「原稿は読まずにすべて自分の言葉で話したい」という方以外はカンペを準備しておくことをおすすめします。
結婚式のカンペに使う紙はどれがいい?
結婚式のカンペに使う紙に決まりがあるのかというと、明確な決まりはありません。
しかし、見た目には気を使った方がいいでしょう。
ノートの切れ端のような紙ではいかにもカンペという感じがしてしまいます。
大きすぎないA4くらいの紙にしましょう。
また、コピー用紙をそのまま利用すると文字が透けてしまう等、見た目があまりよくありません。
綺麗な便せんに書くか、少し大きめの派手すぎない和紙に挟む等しておくといいでしょう。
場合によっては友人代表の挨拶のスピーチ内容を記念に残したいからと、新婦や新郎から原稿がほしいと言われる時もあるようです。
その時に備えて、便せんに書いておくことをおすすめします。
カンペを見るときはどういう立ち振る舞いがいい?
カンペを見るときは、いかにもカンペを見ているように立ち振る舞うのはあまりよくありません。
特に、初めの挨拶くらいは紙を出さずに言いましょう。
その後落ち着いてカンペを出し、堂々と話せばいいのです。
その際は、カンペを凝視するのではなく、新郎新婦を見たり、席全体を見渡すようにするなど、目線に気をつけましょう。
友人代表に挨拶はあくまで新郎や新婦に向けて行うものなので、その気持ちを忘れないようにすることが大切です。
結婚式でのスピーチで気を付けたいこと
結婚式のスピーチで気を付けなければいけないことの代表としては、「忌み言葉」を使ってはいけないというものがあります。
これは、よく耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「忌み言葉」というと難しいかもしれませんが、簡単に言うとネガティブな言葉を使わないようにします。
例えば「切れる」「別れる」等は使わないようにしましょう。
また、親戚の方も多く出席しているので、新郎新婦のそれ以前の恋愛の話などはしないようにしましょう。
そして、たくさんの方が出席しているので、どのような信仰の方がいるかわかりません。
そのため、政治や宗教の話をするのはやめましょう。
スピーチで緊張しすぎないためのコツ
大勢の前でスピーチをするのは、大変緊張しますよね。
緊張してしまうときのコツを3つのポイントでご紹介したいと思います。
1つめは「ゆっくり」を心がけることです。
話すスピードをゆっくりにすることはもちろんですが、移動するときのスピードをゆっくりにしたり、呼吸のスピードも意識してゆっくりするようにします。
そうすると、脳が「ここは落ち着ける空間だ」と勘違いしてくれるそうです。
あがりやすいという人は意識してみてくださいね。
2つめにカンペをしっかり準備することです。
どれだけ大勢の前で話すといっても、言うことが完璧に準備できていればそこまで緊張することはありませんよね。
緊張しやすいという人は、原稿をしっかり準備しておくといいでしょう。
3つめにイメージトレーニングをすることです。
イメージトレーニングくらいじゃ緊張はやわらげられないと思っている人も多いかと思いますが、緊張は慣れていないものほどします。
つまり、イメージトレーニングで何度もその雰囲気を体感しておくことで、実際にその場に立った時に緊張しづらくなるのです。
いつでも、どこでもできる方法なので試してみてくださいね。
結婚式のスピーチはカンペをしっかり準備して
結婚式のスピーチに関してまとめると
- カンペは見ながら話してOK
- カンペの紙に決まりはないが見た目がいいもので
- 話すときは相手を見ながら伝わるように
- 「ゆっくり」を意識して緊張をやわらげる
- イメージトレーニングをしっかりしておく
いかがでしたでしょうか。
準備をしっかりして本番に臨んでくださいね。
そして何より、ご友人の結婚式を心より祝福し、楽しんでくださいね。