息子が会わせたい人がいるというので休日待機するご両親。
案の定、用件は綺麗な娘さんを連れて来ての結婚宣言です。
しかし、感慨に浸る間もなく今度は結婚式の準備ですね。
ご両親としては、一体どの辺まで式の準備に関わるべきなのか。
今回のお話は、結婚を控えた息子さんにご両親が出来ることです。
息子の結婚で親がすることとは?
息子さんの結婚宣言から結婚式までに、何をするべきでしょうか?
以下は、大まかな流れとなります。
・二人に対して結婚式に対する留意点を伝えます
親として考慮して欲しい事項を伝えます。
報告連絡相談をお願いして、行き違いを防ぎましょう。
・結納をするかしないかについて確認を取ります
二人だけでなく、両家の意向も確認しましょう。
こだわりが強い相手に合わせた方がうまく行きます。
・結納をしない場合、代わりの食事会について摺り合わせます
相手方の家族と親睦を深めます。
・結納または顔合わせ食事会を行います
可能であれば、結婚費用や金額分担についても話し合います。
・挙式、披露宴会場についてアドバイスをします
主に、若い二人が見落としがちなポイントをアドバイスしましょう。
・結婚式の費用について、二人や相手のご両親と話し合います
結婚資金援助の有無、その金額、両家の負担割合は明確にします。
・招待客の顔ぶれをチェックして、親族には事前に連絡を入れます
ゲストに誰を呼ぶかは、両家のバランスも考えながらじっくり選びます。
一覧が出来たら名前の表記確認を確実に行います。
また、親族には親御さんから電話連絡を入れましょう。
・二人の当日の衣装についてアドバイスをします
基本的には二人の希望通りにした方が無難ですね。
・ご両親の当日の衣装について確認します
両家のご両親の衣装の格が違い過ぎるのは問題になります。
必ず事前確認を行いましょう。
・親族客の顔ぶれを確認し、席次や料理についてアドバイスします
料理内容や席次について、年長者の視点からのアドバイスを行います。
・親族客の交通、宿泊の手配を行います
手配については二人と相談します。
ゲストの負担については事前に知らせておくのがマナーです。
・費用の最終チェックも、この辺で済ませます
お金の問題は揉める原因になりますので、明確にしておきましょう。
・親族客の顔ぶれをチェックして、引き出物のアドバイスをします
地域の風習や習慣があれば、アドバイスを行います。
・披露宴のラストに述べる親からの謝辞を考えます
式の締めとなる大事なスピーチです。
紙に書いたものを読み上げても失礼には当たりません。
・お礼やお車代のアドバイスを行います
ゲストに直接手渡す場合は預かっておきます。
・式の歓談中は、ゲストにお酌をするなどして挨拶を行います
息子の晴れ舞台を祝う立場として、堂々としたいものですね。
・内祝いを用意して発送します
結婚式に参加出来なかった方に内祝いや葉書で報告を行います。
アドバイスは意見を押し付けず、社会常識の逸脱だけは注意します。
新しい家庭を築く二人の最初の試練だと思って、手出しは控えめに。
息子の結婚式準備に関わるのはアリ?ナシ?
息子さんの結婚式に、ご両親がどれだけ関わるべきか。
これに関しては、息子さん次第ということになります。
自分達だけで式の準備を行いたい息子さんもいるでしょう。
ただ、招待客の席次や当日の案内など、難しい部分もあります。
式当日の不首尾を防ぐ為にも、その辺は確認しておきたいですね。
また、金銭に関わる内容は明確にしておきたいです。
親御さんからの援助があるかどうかでも、式の条件は変わります。
当日に動くお祝いやお車代などの管理についても重要です。
要は大筋の内容を若い二人に任せ、ご両親は裏方に回る訳ですね。
そうすることで、好きにさせて欲しい息子さんも安心するでしょう。
ただ、社会人として外してはいけない部分は明確に伝えてください。
それが後日、息子さんの立場を守ることになります。
まとめ
最近は、結婚式にご両親が口出しする事も少なくなってきました。
当人達の意向次第では、式への干渉を嫌がられるかもしれません。
しかし何も知らない新夫婦には、年長者のアドバイスが必要です。
出来れば、招待客に失礼がないよう常識的な手助けをしたいですね。
そして、息子さんの人生最大の晴れ舞台を成功に導いてください。
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