マンゴー!美味しいですよね!
いまではすっかりおなじみの、南国フルーツになりました。
いろいろな種類がありますが、糖度が高く人気のメキシコマンゴーは、色や形がリンゴに似ていることからアップルマンゴーとも呼ばれる人気種です。
さて、このマンゴー、食べごろがいつなのかも気になるところ。
「スーパーで見かけるならいつでも美味しいんじゃないの?」と思ってしまいますが、どうせなら一番おいしいときに食べたいですよね。
そこで今回は、メキシコマンゴーの食べごろの見分け方や、上手に切り分けるコツなどを紹介していきます。
メキシコマンゴーの食べごろ、見極め方はこれ!
じつは、マンゴーって品種によってそれぞれ旬の時期が違うのです。
メキシコマンゴーの場合、旬は6月上旬から7月下旬で、この時期が最も甘く美味しいとされています。
基本的には、店頭に並ぶころにちょうど完熟するよう、あらかじめ調整して出荷されているのですが、なかには未成熟のものもあるでしょう。
「これはまだ食べるのには早いな」と見分けるポイント、それは
表面に粉状の白い物質があるかどうか
です。
皮の表面に出ている白い粉、これを汚れだとカンチガイして洗い落とそうとしたことがある人はいませんか?
ダメダメ!これが美味しいマンゴーの証拠なんです!
このこの白い粉はブルームといい、植物が外敵から身を守るために表面を覆っているモノなんです。
ブルームはキュウリやブドウの表面にも付いていて、農薬と思い込んでしまう人もいるようですが、マンゴーの表面に付いている白い粉は、食べごろを見極めるための合図。
マンゴーが熟すにつれてブルームがだんだん消えてき、表皮がしっとりしてくるころがちょうど食べごろです。
旬の時期に店頭に並ぶメキシコマンゴーは、だいたい完熟状態できれいな赤色になっていると思います。
でもまだブルームが表面についているようなものは、風通しのよい常温の場所に置き追熟させましょう。
また、すでに完熟していると思われるマンゴーは、できるだけ早く食べるようにしましょう。
すぐに食べない時は冷蔵庫の野菜室に入れておけば、熟す速度を抑えられますが、熟してしまえばあとはどんどん傷んでいってしまいます。
メキシコマンゴーはマンゴーのなかでも繊細なので、美味しいうちに早くいただきましょう。
メキシコマンゴーの上手な切り方!
マンゴーはもともと実が柔らかいので、上手く切らないと実ごと潰れてしまいますよね。
そこで、実を潰さずきれいにカットするコツを紹介します。
縦に三等分に切る
実の幅が狭い方を上に向けて、タテに三等分になるように切っていきますが、ナイフを入れるときには種の位置に注意しましょう。
マンゴーはタテに細長いく平たい種がひとつあるので、種を避けるように両側に切り込みを入れきれいに切り離せるようにするのがコツ。
マンゴーを三枚おろしにするような感じですね。
種の幅は1cmくらいなので、それくらいを目安にしてナイフを入れるといいです。
網目状に切り口を入れる
種の部分を切り離したら実の部分に、さいの目状に切り込みを入れます。
マンゴーの実は柔らかいので、皮まで切らないように注意しながらナイフの刃を入れましょう。
種の部分についた実はスプーンなどでこそげ取るといいですね。
皮を裏返す
食べやすい大きさにナイフを入れたマンゴーは、両端を持って広げるようにしてください。
実がまるで花のように華やかに開き、ホテルで出てくるようなカットの完成です。
このとき、無理に力を入れると潰れてしまうので、両端を軽く引っ張って広げる程度で大丈夫です。
こんな切り方も!
皮を付けたままさいの目状に切るのも華やかでいいいですが、食卓のデザートとして普通にいただくのであれば、ほかの果物のように皮をむいて切り分けた方が簡単で食べやすいかも。
小さめのマンゴーならこのカットの方がおすすめです。
まとめ
メキシコマンゴーの食べごろを見極めるコツは、表皮の変化を観察することなんですね!
ブルームが消えていって皮の表面がしっとりするころになると、甘い香りも際立ってます。
香りも熟したサインです。
未成熟のマンゴーは常温において追熟させ、熟したマンゴーはできるだけ早いうちにいただきましょう。