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インフルエンザの重症化で子供や高齢者が入院!?入院費や保険制度!

インフルエンザ

インフルエンザが流行する季節。

 

インフルエンザで入院が必要になってしまった場合、お金はどれくらいいるんだろう?

 

と心配ですよね。

 

今回は、インフルエンザでどのような場合に入院することになるか、必要なお金はどれくらいか?

 

また、インフルエンザの入院費用で使える制度や保険についてもお伝えしていきます!

 

ちなみに、病院でのインフルエンザの診療では、検査と薬で3割負担で3000〜4000円くらいとなるでしょう。

 

点滴などがプラスされたとしても、1万円もかからないと思いますよ。

インフルエンザだけで入院することってあるの?

ずばり、インフルエンザだけで入院が必要となるケースはあまり多くありません。

 

しかし稀に入院を必要とする場合もあります。

それが、次にお伝えするとおり、合併症を引き起こしてしまった場合です。

 

もっとも、高齢者や乳幼児などの場合、身体の抵抗力が弱く、インフルエンザにかかると合併症を引き起こしやすいので、インフルエンザの症状が重ければ念のため入院となるケースもあります。

 

また、二次感染の可能性が高いような新型インフルエンザが流行している場合には、隔離のために入院をする、ということもあります。

インフルエンザの合併症で入院するケースは?

 

先ほどもお伝えした通り、インフルエンザで合併症を引き起こした時は、入院することがあります。

 

インフルエンザの合併症で多いのは、肺炎、急性脳症、気管支炎などです。

 

小さい子どもや高齢者は、インフルエンザの合併症で亡くなってしまうこともあるので、十分に注意が必要です。

 

入院の期間は合併症の症状次第ですが、おおむね1〜2週間でしょう。

インフルエンザの入院費はいくら?

治療費は部屋代と薬代程度であれば、1〜2週間で10万円くらいとなるでしょう。

 

その内訳は、

 

食事代…1日あたり平均260円

投薬治療代…薬で1日あたり約220円

点滴治療代…水分補給のためのものであれば、100円から200円程度。合併症治療のための抗生物質などであれば1000円から3000円程度。

ベッド代…4人部屋であれば平均2500円。2人部屋であれば3200円。個室では7500円程度。

 

となります。

 

インフルエンザは感染力が強いウイルスなので、医師の判断で個室へ隔離されることがあります。

 

その場合には、差額ベッド代は請求されませんので安心してくださいね。

 

もっとも、自分から個室への移動を希望したり、同意書にサインしたりした場合には請求されます。

 

インフルエンザの入院費用で使える制度・保険

 

思わぬ出費が痛手となることもあるインフルエンザの入院。入院費用で使える制度などは積極的に使いたいですよね。

 

まず、インフルエンザが原因であれば、高額療養費制度も使えますので、活用していきましょう。

 

また、乳幼児であれば、乳幼児医療費受給者証という医療制度も利用でき、薬など保険適用の治療を無料で受けることができます。

 

もっとも、乳児の入院の場合は付き添いが必要となりますので、1日あたり500〜1000円程度必要となると考えておくとよいでしょう。

 

高齢者の場合は、75歳以上の場合、後期高齢者医療制度の対象となります。

 

1ヶ月の入院費用の上限が、一般所得以上の場合は44000円、年金の年収が単独で80万円未満の場合や夫婦の年金の合計が約130万円未満の場合は15000円、収入が約130万円から267円未満の場合は24600円となっています。

 

この上限を超えた分を、市町村の窓口に申請して返還してもらうことができます。

 

もっとも、この中には食事代と差額ベッド代がふくまれていませんので、あくまで薬代などの治療費のみとお考えくださいね。

 

 

また、ご加入の任意保険でも、保険適用である場合が多いと思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。入院期間に応じて、保険会社の契約内容に応じた給付金を支払ってもらえます。

 

 

さらに、お仕事をされている場合、全国健康保険組合に加入していれば、傷病手当がつく場合があります。

 

業務以外の病気やケガでやむを得ず仕事を休んだ場合、医師の判断により仕事を休んだ場合、連続して3日間とプラス1日以上休んだ場合、などの条件を満たした場合に、報酬の日額の3分の2を補填してくれます。

 

入院してお給料をもらえない、という不安が解消されますね。

 

子供のインフルエンザの症状とは?

 

子どものインフルエンザの症状は、38度以上の熱が2〜5日程度続き、頭痛、筋肉痛、関節痛、だるさなどといった全身症状がみられることが特徴です。

 

したがって、インフルエンザかな?

と疑うポイントとしては、

 

38度以上の高熱があるか?

機嫌が悪かったり食欲が無かったりするか?

保育所などでインフルエンザの流行があるか?

頭や関節・筋肉などの痛みがあるかどうか?

 

などがあげられるでしょう。

 

2歳児なら言葉達者ではありませんが、意志の疎通はなんとかできる年ごろですので、症状の見落としをしないようにしたいですね!

 

幼児のインフルエンザの危険な症状とは?

お伝えしてきたとおり、インフルエンザの症状自体としては、大人と子どもでそれほど差はありません。

 

しかし、子供は大人と違って体力がないため、中耳炎、肺炎、気管支炎、熱性痙攣などの合併症を引き起こしやすいというのが特徴です。

 

これらの病気に併合してかかってしまうと、死亡してしまう例などもあります。

 

これが小さい子どものインフルエンザの危険なところなんです。

特に危険なのがインフルエンザ脳症。

 

脳が腫れて(脳浮腫といいます)、延髄(えんずい)を圧迫し(脳ヘルニアがおきます)、意識障害が起こって呼吸が止まるなど、全身状態が悪化してしまう合併症です。

 

 

インフルエンザ脳症は、1〜3歳の子どもを中心に、発熱後数時間から1日で発症します。

 

発症するのは1万人に1人と多くはありませんが、薬を服用していても発症することがあります。

 

インフルエンザ脳症の場合、脳低体温療法や薬の投与などの治療法がとられますが、大人向けの解熱剤はかえってインフルエンザ脳症を悪化させるので、自己判断で市販薬などを与えないようにしましょう。

 

脳浮腫の初期症状は、頭痛と嘔吐です。

 

これらが激しいときは、インフルエンザ脳症を疑う必要があります。

 

また、インフルエンザ脳症の初期症状は、痙攣や意識障害、異常な言動だといわれています。

 

もっとも、インフルエンザにかかった場合、脳症でなくとも熱性痙攣などによって痙攣を起こしたりすることがあるので、判断が難しいのです。

 

このような症状が見られたら、安易に自己判断をせず、何よりも病院を受診させるのが良いですね。

 

一応の判断のポイントとしては、視線が合うか、意思の疎通がとれるかをチェックしてみると良いそうです。

 

目の様子を確認して、視線が合わないようだと意識障害が起きている可能性があります。

眠り続けているようでも意識障害が起きている可能性もあるので、注意が必要ですね。

 

インフルエンザの症状で幼児に熱が出たら!

2歳くらいの小さい子どもだと、はっきり自分の意思を伝えられないことも多いでしょう。

 

熱が出ていたり、熱が出ていなくてもだるそうにしていたり食欲が無かったりして、

 

インフルエンザかな?

 

と思ったら、早めに小児科を受診されるのが一番です。

 

早めに病院の診断を受けて薬を飲んでいれば、きちんと治すことができます。

 

インフルエンザで休ませている間でも、合併症をひきおこして重症化してしまうと危険。

 

少しでも気になることがあったら再度受診するようにしましょう。

 

インフルエンザ予防でやっておきべき事

 

子どもは突然熱を出したりしやすいものですが、インフルエンザは合併症などの危険があって注意が必要ですね。

 

何よりも大切なのはインフルエンザにかかる前にきちんと予防すること。

 

外から帰ったら手荒い、うがいをするだけでなく、家の中を換気し、暖房をつけっぱなしにしないこと!

 

さらに適度な湿度を保つこともインフルエンザにかかりにくくする有効な予防法ですよ!

あとは空間の除菌などにも気を付ける事ができればベスト!

 

こちらの記事でまとめていますので、ご覧くださいね!

インフルエンザ予防に効果的な除菌スプレーとは!?人気NO1はコレ!

 

 

まとめ

 

インフルエンザに伴う入院費用は、だいたい10万円程度というのが目安となりそうです。

 

インフルエンザは突然かかってしまうもの。

 

家族に小さいお子さんや高齢者の方がいる場合はもちろん、いつ合併症を併発して入院が必要になるか分かりません。

 

ぜひ日頃から、加入している保険や適用される制度についてチェックしておきたいものですね。

 

そして何より、入院が必要なほど重症化しないように、インフルエンザかな?と思われたら早めに病院を受診されるのが良いでしょう。

 

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