3月3日の雛祭り。
きれいな雛人形や桃の花などを飾り、女の子の健やかな成長を願う、日本の伝統行事です。
そんな雛祭りに食べられているものといえば、ちらし寿司や菱餅等も非常に有名ですが、子どもが大好きなものといえば、やっぱりひなあられですよね。
実はこのひなあられ、とっても簡単に手作りできるってご存知でしたか?
今回は簡単にできるひなあられの作り方や、揚げずに作る方法などをご紹介したいと思います。
今年の雛祭りは、手作りのひなあられでお祝いしてみてはいかがでしょうか?
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ひなあられの作り方
今回は切り餅で作る場合と、もち米で作る場合の2パターンをご用意致しました。
お好みの方を選んで作ってみて下さいね。
切り餅の場合
ご用意する材料はこちらです。
・切り餅 2個
・砂糖 25g
・食紅 少々
・水 大さじ1/2
・揚げ油 適量
食紅は2~3色ほど用意すると、カラフルで可愛いらしくなります。
一般的には赤、黄色、緑などの色がよく使われています。
また色だけでなく、味も色々楽しみたい方には以下の材料がおすすめです。
・抹茶粉
・ココアパウダー
・きな粉
・シナモン
・スキムミルク
スキムミルクは単体でももちろん使えますが、他の着色料と混ぜて使うと、色も味もやわらかくなります。
それでは作り方にうつっていきたいと思います。
1.
まず切り餅を小さく切り分けていきます。
切り餅を横半分に切った後、厚みを半分にします。
それを小さなサイコロ状に切り分け、5~8㎜角になるようにしていきます。
2.
お餅を乾燥させます。
ザルなどに、お餅が重ならないように広げて置き、透明感が出るまで3~4日ほど乾燥させます。
3.
お餅がカラカラに乾いたら、油で揚げていきます。
180度に加熱した油に、切り餅を入れていきます。
お餅が膨らみ、カリッと揚がったらキッチンペーパーなどで油を切りましょう。
4.
最後にあられに色を付けていきます。
フライパンに砂糖、食紅、水を入れ沸騰させます。
沸騰して砂糖が完全に溶けたら、あられを加え菜箸で混ぜます。
全体的に砂糖がしっかり絡んだら火を止めます。
あられ同士がくっつかないように、クッキングシートなどに広げて置き、冷めたら完成です。
もち米の場合
もち米で作る場合の材料はこちらです。
・もち米 1カップ
・粉砂糖 大さじ4
・食紅 少々
・揚げ油 適量
もち米での作り方
1.
もち米を油で揚げていきます。
180~200度の油に、もち米を入れていきます。
この時一度に全部入れるのではなく、何回かに分けて入れるようにしましょう。
もち米がパチパチとはじけてきたら、すぐにキッチンペーパー等の上にあげて油を切ります。
そのまま少し冷ましましょう。
2.
粗熱がとれたら色付けをします。
粉砂糖と食紅等の着色料を入れたポリ袋に、あられを入れて袋を振っていきます。
全体に色がついたら完成です。
ひなあられを揚げずに作る方法
それでは次に、ひなあられを揚げずに作る方法をご紹介していきたいと思います。
この方法なら、お子さんと一緒にひなあられを作ることもできます。
材料とお餅を乾燥させるところまでは、揚げて作る場合と同じ手順になります。
1.
乾燥したお餅をオーブンで焼いていきます。
天板の上にクッキングシートを敷き、お餅同士がくっつかないように並べていきます。
160度のオーブンで約20分間焼きます。
オーブンによって多少時間が変わってくるので、まだ柔らかい場合は様子を見ながら再度オーブンで焼いてみて下さい。
2.
あられに色を付けていきます。
フライパンに水と砂糖を入れ、加熱していきます。
沸騰したら少し煮詰めて、軽く色がついたら火をとめます。
フライパンにあられを入れ、絡めたら少し冷まします。
冷めたら食紅などの着色料が入ったポリ袋に入れ、袋を振って全体にまぶしていきます。
これで完成です。
まとめ
雛祭りは女の子にとって、特別なお祝いの日です。
伝統や歴史などはまだ理解できなくても、大人になった時に楽しかった思い出として、記憶に残るのではないでしょうか。
そんな雛祭りの思い出作りとして、ぜひ親子で雛あられづくりにチャレンジしてみて下さいね。
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