肥満解消を目標に、毎日頑張って腹筋をしています。
それなのに、何故か全く効果を実感できません。
一体、何がいけないのでしょうか?
今回のお話は、そんな腹筋男性の悩みを解決する方法です。
腹筋だけではデブのまま!?
ところで、腹筋を鍛えれば逞しくなれるのでしょうか?
上腕二頭筋や大腿四頭筋の立場はどうなるのでしょうか?
そう思って調べてみますと、どうやら腹筋だけでは駄目のようです。
体全体をまんべんなく鍛えることで、腹筋も鍛えられるわけです。
正確に言うと、効果的なトレーニング以外は殆ど無駄らしいですね。
それどころか、逆に腰や膝などを痛める危険もあるようです。
身も蓋も無い答えですが、肉体改造の抜け道は存在しません。
逞しくなるにしても痩せるにしても、それなりの手順が必要です。
まずは覚悟を決め、知識を蓄え、最後に実践トレーニングですね。
腹筋をスリムにしたいならすべきこととは!?
一番簡単なのが、ジムに通ってプロに任せることです。
お金はかかりますが、元を取る気でトレーニングしましょう。
そこまでやる気が無い方は、相応の勉強が必要です。
とは言え、初心者が手軽にトレーニングを行う方法もあります。
以下の三つが基本運動と、運動を行う際のポイントになります。
なお、最後のクランチが腹筋に相当します。
腕立て伏せ
肩から足まで一直線になるイメージで行ってください。
腕と胸の力だけで上下に移動します。
体を上げる際、肘は伸ばしきらずに少し曲げた状態にします。
スクワット
足を肩幅に開いて立ち、背筋を伸ばしたまま足を曲げます。
その際は、椅子に座るような動きのイメージで行いましょう。
お尻を下げ、上半身は前傾状態で腕を前に伸ばします。
膝を直角に曲げ、爪先から突き出ないように注意してください。
爪先から膝が突き出た状態だと膝を痛める危険が高いです。
クランチ
仰向けに寝た状態で股と膝の関節を90度に曲げます。
天井に向かった足を、膝で曲げて床と並行にする格好です。
手を耳に当てた姿勢で上げた頭と肩を、腹筋の力で持ち上げます。
動作的には、ちょっと体を丸める感覚で充分です。
ちょっとの時間キープしてから、ゆっくり元の姿勢に戻します。
ただし頭と肩は完全に下ろさず、再び体を丸めます。
いずれも重要なのは反動を付けず、ゆっくり行うことです。
また、回数は8~12回を1セットとして行います。
慣れてきたら負荷を増やしましょう。
まずは正しいフォームをマスターするのが重要です。
ネット動画などでフォームの注意点などを確認しましょう。
自分では分かりづらいので、側で誰かにチェックしてもらいます。
チェックしてくれる人がいない場合、動画撮影をするのもありです。
蛇足ながら、筋肉痛の最中は筋トレを止めた方が良いです。
筋肉痛はつまり、筋肉細胞が破壊された状態です。
負荷をかけすぎれば、更に壊れることになって危険です。
食事や休養、また軽いストレッチなどで回復に努めましょう。
痛みが出る前に回復効果のある入浴剤で入浴するのも良いです。
その際は、軽いマッサージで筋肉をほぐしましょう。
また、筋肉痛を起こす部位は鍛え方が足りないと考えられます。
トレーニングで筋肉痛が出なくなったら、鍛えられた証拠です。
次のステップに進むため、負荷を増やしてみましょう。
そうすれば、あなたの体は、やがて筋肉痛知らずとなるでしょう。
まとめ
体は正直です。というか、嘘をつきません。
だから効果的なトレーニングさえ行えば、成果は必ず出ます。
成果が出れば、きっとトレーニングのモチベーションも保てますね。
そうして積み重ねたトレーニングが、あなたの体を逞しく変えます。
さあ、目指せシックスパック!