夏になると体がだるく感じることがあると思います。
頭をよぎるのは「夏バテ」という言葉…
気になりますよね。
今回は、夏バテでの症状や、その危険性について解説していこうと思います!
暑いと眠くなる原因は?
真夏の夜って、眠りが浅くなりがちですよね。
だからこそ休みの日はしっかり寝てるはずなのに、朝起きるとやっぱり体がだるくて眠くてしかたない…なんて経験がある人もいるかと思います。
夏の間は暑さが続くことで代謝が悪くなりがちで、普段よりも体温が下がりやすくなってしまいます。
さらに内臓の活動も鈍るため、日々の疲れがたまっていると、食事をとることさえ負担になってしまうことがあります。
食後に睡魔を感じるアナタは、夏バテの初期症状とも言えます。
症状を進行させないためには、10分程度仮眠をとるようにすると、頭に集まった血液が消化器系に血流が集まり、鈍っていた消化器系に活動できるだけの余裕を与えることができます。
午後の仕事へのモチベーションを維持するためにも、ちょっとした仮眠はとても効果があります。
眠気と夏バテの関係はこのほかに、かなり悪化している熱中症の症状に見られることがあります。
単なる眠気かと思っていたら、実は熱中症による意識障害、という可能性もあるのです。
第三者からの声掛けにも反応しないようだと、最悪の場合命に関わる危険があるので、救急車を呼ぶなどして、一刻も早く医師の診察を受けさせましょう。
夏バテの対策と予防
このように、熱中症と夏バテには密接な関係があります。
夏バテを予防するための4つのポイントをしっかり押さえて、健康的な夏を送りましょう。
意識して水分補給する
暑くなるとたくさんの汗をかきます。
汗は水分と塩分で構成されているので、水分と塩分の2つをしっかりと補給しないと汗が止まってしまいます。
汗が止まることで体内の温度調整がうまくいかなくなり、体に熱がこもることで熱中症を併発させてしまいます。
幼い子どもや高齢者は水分補給が少ないため、とくに要注意です。
また、水分を補給する際も、炭酸飲料のジュースやお茶ではなく、スポーツドリンクや経口補水液など、塩分がバランスよく含まれている飲み物がおすすめです。
のどが渇いたと感じる前にこまめに水分補給することで、脱水症状の予防ができます。
就寝する前にもコップ1杯分の水分補給を忘れないようにしましょう。
寝ている間に想像以上に汗をかいているので、安眠のためにも必要です。
栄養バランスのとれた食事をとる
夏になると冷たいアイスなどがおいしく感じますが、冷たい食べ物ばかり食べていると体に負担がかかります。
栄養バランスのとれた食事は体内の調整機能や、内臓の機能などを維持するためには必須です。
しっかりとした食事をとるように心がけましょう。
軽い運動をする
汗をかく動物は発汗によって体温調整をしているので、発汗機能を衰えさせてはいけません。
軽いウォーキングやジョギングなどを20分程度でOKなので、意識的に行うようにして、発汗機能の向上を目指しましょう。
ただ、昼間の暑い時間帯に野外で運動すると、かえって熱中症の危険性が増してしまいます。
日が少しかげる夕方や早朝など、涼しい時間帯を選んで運動するようにしましょう。
もちろん、水分補給も忘れずにしましょうね!
睡眠はしっかり
夏の夜は暑くて、眠りが浅くなったり全く眠れなかったりと、睡眠の質が下がることが多いです。
エアコンや扇風機を使用して、室温が27~28度に保たれるよう設定し、睡眠環境を快適に保つことを意識してみましょう。
布団やまくらなどの寝具も、通気性の高いものを選ぶことで汗をかきにくくなります。
夜中に汗だくで目が覚めてしまわないように調整しましょう。
一方で、冷房器具を一晩中つけることは体に負担がかかることもあります。
タイマー機能をうまく活用して、眠りに入る時間と起きる時間にセッティングし、快適に過ごせるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
夏バテにも負けない生活を送って、夏を楽しく過ごしましょうね!