昔から布団たたきのトラブルはありますよね・・・。
周りの人達は本当に迷惑ですよね・・・。
まして、今はマンション住まいの人が多くなり、上下左右の住人との騒音問題でトラブルに・・・なんてことが増えてきましたね
そこで布団に関するトラブルについて調べてみました!
布団を叩く音はうるさい!
マンションだとベランダの構造上、音が響きわたり遠くまで聞こえてしまいます。
音には、それぞれデジベル(db)と言う騒音値があります。
布団たたきのデジベルはどの位あるのかご存知でしょうか?
布団たたきの音は、80デジベルあり、騒音の目安としては、きわめてうるさい部類に入ります。
身体、生活への感じ方としては、うるさくて我慢できないくらいの感じ方に値します。
ちなみに80デシベルを他の音で例えると・・・
・走行中の地下鉄の電車内
・救急車のサイレン
・パチンコ店の店内
この、データの結果を見てどう感じたでしょうか?
80デシベルってかなりうるさいですよね・・・。
実際、これだけうるさい音が出ているのですから、トラブルも結構色々ありますね・・・。
布団を叩く音で起こったトラブルとは!?
最近は、マンションのベランダで布団たたきによるトラブルが急上しています。
どんなトラブルがあったのかまとめてみました!
布団叩きを注意したらもめた
これが一番多いですね。
「ちょっと布団たたきの音がうるさいんですけど!」
と、直接言いに行ってもめてしまうケース。
こうなったら泥沼です。
隣人や上下階の人なので、今後も多少なりとも顔を合わせたりすれ違ったりするケースがあります。
その場合に毎回火花が・・・。
騒音問題はむずかしいところですが、まずは被害が拡大しないような手段から攻めていくのがベストですよ!
こちらの記事を参考にしてくださいね!
⇒マンション騒音で苦情を伝えるには!?知っておきたいトラブル対応法!
嫌がらせで布団たたきをする。
これは特殊な人のケースですが、嫌がらせ目的で布団叩きをする人もいます。
もう布団叩きではなく騒音目的ですね・・・。
こういう人は注意しようが何しようが一向にやめません。
どうしても精神的に苦痛を受けていると感じるときは、弁護士に相談しましょう!
間に入る人がいないので中々苦情を言えないのが現実ですね!
ただ、トラブルによる傷害事件もあることを忘れないでくださいね。
布団叩きトラブルによる訴訟
実際に訴訟問題にまで発展したケースというのもあります。
その訴訟では布団叩きを悪質と判断されて賠償金を支払うように裁判所から命令されています。
そこで、あなたがどうしても悪質だと思った際に訴訟も視野に入れて準備しておきたいものをご紹介いたします。
防犯カメラなどの動画
これが一番の証拠になります。
相手がどんな感じで布団叩きをしているのかが動画として残っていれば、悪質かどうかの判断材料になります。
・どんな感じで布団叩きをしているのか?
・布団叩きをしている時間は?
・一日に布団叩きをしている回数は?
これが全て証拠として生きてきますので、集めておいて損はないでしょう。
動画以外の記録
嫌がらせがあった場合は、すべてノートなどにメモをとっておくのも証拠になります。
例えば、カメラで撮影していない時になにか言われたり嫌がらせされたことは全てノートに記しておきます。
実はこれも立派な証拠になりますので、訴訟になった時に役に立ちます。
音量計測器
相手が布団叩きをしている間の音量を確実に図っておきます。
それによってどれくらいの被害を受けているのかが明確にできます。
音は目に見えないものですし、動画で撮影していても音の大きさは判断できないので、ここまでしていれば完璧ですね!
布団叩きををやめてもらう対処法とは?
賃貸借契約書の確認
布団を叩いているのが、同じマンションやアパートの住人なのであれば、賃貸借契約書の確認をしてみましょう。
賃貸借契約書とは、借主と貸主の間で契約を結んだときに、宅地建物取引主任者(仲介業者)から説明されたものです。
この賃貸借契約書には、部屋の使い方、共有スペースの使い方、ゴミの捨て方、生活音など。
アパートやマンションに入居する際の重要なルールが記載されています。
まずは利用規約がどのようになっているのか、確認してみましょう。
管理会社へ連絡する
賃貸借契約書に書いてある利用規約に該当するのかを確認したら、管理会社へ連絡しましょう。
そのとき先ほど書いた「証拠」を確認してもらい、注意してもらうように依頼します。
依頼した際の担当者の名前を、必ず確認しておいてください。
何日か様子をみて、改善されないのであれば、もう一度担当者に連絡しましょう。
大家さんへ連絡する
管理会社に依頼しても、改善されない場合、次は持ち主である大家さんに連絡をしましょう。
その際、「布団を叩く音がうるさくて困っている」「管理会社に依頼したが、おさまらない」など状況を伝えた上で、大家さんからも管理会社に確認してもらいましょう。
大家さんから依頼されたら、管理会社の対応が変わるかもしれません。
警察に相談する
大家さんから管理会社へ依頼しても、まだ改善されない場合警察に相談してみましょう。
生活安全課という人間同士のトラブルを扱う部署で、具体的な経緯を伝えます。
その際も、「証拠」があるとスムーズに話が進み、相談しやすくなります。
ちなみに相談する際必要な情報として
・いつからなのか
・頻度はどのくらいなのか
・何時ころからなのか
・騒音によって、どんな被害をうけているのか
(うつ病や睡眠障害などの病気を発症し、通院中など)
・管理会社や大家さんには相談したのか
・騒音を出している人に対して、何か行動をおこしたのか
相談したからと言って、必ずしも警察が動いてくれるとは限りません。
相談はあくまでも相談であり、事件ではないため、被害届が出されて初めて調査してくれることが多いようです。
弁護士に相談する
警察に相談しても解決しない場合は、弁護士に相談しましょう。
そして証拠をしっかりと集め、弁護士を代理人とし損害賠償請求を行います。
この時点で、騒音を発生させている相手が、こちらの要求に応じた場合訴訟を起こす必要はありません。
裁判
それでも改善しない場合は、訴訟をおこし、裁判官に判決してもらうことになります。
しかし判決後も同じマンションやアパートの住人であることに変わりはないわけですから、お互い良い気分ではないですよね。
裁判となると、判決まで時間もお金もかかります。
そうならない為にも、弁護士に間に入ってもらい、話し合いで解決する方がお互いのためになるといえますね。
布団を叩く音がうるさい人に引っ越し費用の請求ができる?
管理会社、大家さんに依頼したし、警察にも相談した。
それでも改善される見込みもない。
しかし弁護士に依頼するとなると、時間もお金もかかってしまう。
こうなったら引っ越しするのが一番の解決策になるかもしれません。
しかし引っ越しするためには、たくさんの費用がかかってしまいます。
この費用を全額負担しないといけないのでしょうか?
引っ越し費用は、管理会社や大家さんに請求します。
しかし隣人の騒音であり、管理会社や大家さんに依頼しても解決されなかった。
また、引っ越す以外に騒音問題を解決方法が見つからないなどの隣人の騒音問題に関して、何もしなかったことを認めることになります。
こちらの要求を受け入れてくれることは、残念ながら難しいでしょう。
「私共としても、最善をつくしたのですが」などと言われることが多いようです。
では、どのように引っ越し費用を請求したらいいのでしょうか?
お金の問題は、やはり弁護士に依頼することをおすすめします。
弁護士に代理人になってもらい今回の騒音問題は管理会社、大家さんに責任があるので訴訟を起こします。
または、引っ越しするので費用を負担して欲しいと条件を出してもらう。
管理会社等は訴訟を起こされたくないので、引っ越し費用を出してくれる場合もあるそうです。
しかし隣人の騒音に耐えられず、勝手に引っ越しした。
このケースは請求できないので、注意してください。
布団叩きは何故だめなのか?
布団たたきは、もちろん音が一番の公害ではありますが、その他にも周りに迷惑がかかります。
マンションだと、どうしても布団を手摺にかけないといけないですよね。
手摺にかけると言う事は、美観をそこねたり、万一強風で落下することもあります。
また、叩くことにより下の階に ほこりやゴミが落ちたりします。
このほこりやゴミなどはアレルギーの原因にもなります。
せっかく洗濯物を干しているのに、上の階からバサバサとほこりが落ちてきたら嫌な気分しますよね!
マンションでは、規約にも布団干し等が記載されていることが殆どで、契約をした以上これを守らないといけません。
布団叩きのデメリット
布団を叩くことで、一見ほこりやゴミが落ちているように思っていませんか?
実は、思っているだけで効果は軽くはたくのと変わらないのです。
逆に叩くことで、布団と中の綿や羽毛をいためてしまうのです。
日光に当てることで細菌やダニなどが駆除できると思われがちですが、布団乾燥機や掃除機等で吸い取る方が確実なんです。
あとは布団をふき取るように拭くのも効果的ですよ。
まとめ
布団たたきの音が意外にうるさく、人を不快にさせることがわかって頂けましたか?
マンションの様に色々な人が生活している所では、お互い周りに配慮し気を付けなければトラブルを招くことになります。
⇒布団たたきがうるさい!布団叩きの騒音をやめさせる方法とは!?
⇒マンションの騒音トラブルを解決するには!?対策方法を一挙公開!