そろそろ年末に近づいてきましたね。
受験生も勉強の追い込みを行っているのではないでしょうか?
年が明けると行われるセンター試験。
ほとんどの受験生が受けると言われるこのセンター試験ですが
あれこれ決まりがあるのはご存知でしょうか?
実はセンター試験は鉛筆で記入しないとダメなんです!
なぜそんな決まりなのか?
鉛筆である理由とは?
先に言っておきますが、
鉛筆の濃さが一番の理由ではありません!!
センター試験を鉛筆にこだわる理由をご紹介します!
センター試験は鉛筆で!その理由は?
その大きな理由はマークシートです!
みなさん、高校の試験や模試などで
今までもマークシートを使用した事はありますよね?
模試や資格の試験はもちろんですが、アンケートの回答でも利用されています。
用紙を機械で読み取って入力を確認するのですが、
その際シャーペンだと機械がうまく読み取ってくれないんです。
その理由は
- 色が薄くて機械が反応しない
- 消しゴムで完全に消すことができない
- 紙がへこんでしまい、塗っていない箇所を認識してしまう
この3点です。
せっかく正しい箇所を塗りつぶしたのに、
違う箇所と認識されては、せっかくの頑張りが無駄になってしまいます。
ただ、その可能性は一般的には極めて低いです。
それよりも、
- 紙がへこんでしまい、塗っていない箇所を認識してしまう
という事にもっと深刻な問題があったんです。
ある番組で次のような実験を行った時の事・・・。
そのマークシートの機械で判定できる色の濃さは16が最高濃度。
鉛筆・シャープペン・ボールペンで数値を測ると・・・
・HB鉛筆の数値14
・HBシャープペンの数値11
・ボールペンの数値2
このような結果が出たそうです。
なので、シャープペンでも問題なく読み取れるんです。
ただ・・・。
間違えを想定して消しゴムで消した後に最後計測した所・・・。
・HBシャープペンの数値4
数値4と言うのは読み取れるということを意味します。
つまりダブルマークになり、不正解を連発してしまうという事!
そんなのは絶対に嫌ですよね。
人間の目で見ればわかるようなことなんですが、
センター試験の受験生はたくさんいます。
大体は5教科を受験するので、
5×受験生。計算すると解答用紙が大量です。
その解答用紙1枚1枚を人間がチェックするのはとても大変なため、
機械で読み取るマークシートが導入されているんですね。
鉛筆の濃さはどれぐらいが望ましい?
一概に鉛筆と言っても、
薄いのから濃いのまで幅が広いですよね。
マークシートでしっかりと読み取れる濃さは
H・F・HBの黒鉛筆で書いたもの。
それ以外の種類だと、
薄すぎたり濃すぎたりして機械が読み取りにくいです。
特にB以上の濃さだと、
消しゴムで消しきれないため気を付けましょう。
HBなら一般的な鉛筆なので、
改めて用意する必要もなさそうですね。
どんな鉛筆がいい?キャラものはOK?
さて、鉛筆もいろんな種類が出ていますよね。
シンプルな鉛筆からキャラものだったり、
受験の神様と言われる神社で販売されている鉛筆。
果たしてどんな鉛筆でもいいのでしょうか?
答えは×。
センター試験で使える鉛筆は、何か文章が書いていたり、
格言や単語、英単語などが印刷されている鉛筆はアウト。
ちなみに鉛筆のメーカーロゴは大丈夫です。
まるっきり無地の鉛筆はなかなか売ってないですからね。
なぜこんなに細かいのかというと、カンニング対策のためです。
実際に、受験生全員の鉛筆の柄まで確認する会場はありませんが、
万が一のために派手な鉛筆はやめておきましょう。
いざ本番、鉛筆は何本準備する?
さて、いざセンター試験!
鉛筆は何本用意したらよいのでしょうか?
明確な答えはありませんが、1本だと心配ですね。
床に落としてしまった場合、
試験官を呼んで拾ってもらうまで
マークシートに記入ができませんしね。
ちなみに、会場に持っていく平均本数は5~6本だそうです。
実際には1,2本しか使わなくても、
不慮の自体を考えて少し多めに持っていく人が多いようです。
あとは鉛筆削り、消しゴムなど必要なものをもっていきます。
また、持っていくものは新品よりも使いなれたものが良いでしょう。
センター試験の鉛筆の決まりまとめ
いかがでしたか?
普段はシャーペンになれていても、
センター試験本番は鉛筆を使わなければなりません。
センター試験を受験するのであれば、
シャーペンのほかに鉛筆で勉強するという
クセを付けておくのがいいかもしれません。
万全の準備をしてセンター試験本番に臨みましょう!
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