人前に出ると緊張してしまいますよね?
でも、大体の人は大勢の前にたつと緊張します。
ただし、緊張の度合いは個人差があります。
ほどよい緊張であれば、ミスにも気をつけられ絶好調ですが、ガチガチに緊張してしまうと空回りから負のスパイラルに突入してしまいます。
極度の緊張は体にも心にもよくありませんので、人前で声が震えなくなる方法をご紹介しましょう!!
人前で声が震える時の対処法とは⁉
・声が震えているのを無視する
声が震えないようにしようとすると、余計に緊張してしまうので、意識しないことが一番です。
震えていたって大丈夫!!
何の問題もありません。
それよりも、気にしすぎて言い間違えたり、資料を読み間違えたりする方が重大です。
声の震えは頭から追い出し、自分のスピーチに集中しましょう。
・マイクはあごにくっつけましょう!
人は目の情報に80%頼っていますので、自分の緊張している姿を感じると、さらに緊張してしまいます。
マイクが震えているのを見たり、肩が緊張でこわばっていたりすると変に力が入り、安定してマイクを持つことができません。
あごにマイクをつけ、緊張がほぐれてくるのを待ちましょう!
・自分の飲み物を準備する
講演や会議では自分でペットボトルなどの飲み物を用意しましょう。
コップに水を注ぐのは絶対に避ける必要があります。
コップに水を入れたり、コップを手に持つこと自体が緊張を助長させます。
なぜなら、手が震えていれば水をコップに注ぐことが難しいし、コップを倒してしまう危険性もあります。
また、さっきも言った通り、緊張で震える手をより意識し、震えている自分の手が視界に入りやすくなります。
それにより、さらに緊張してしまうことになります。
のどが乾いたら、自分で用意したペットボトルの飲み物を飲みましょう!
・出だしは短文で話す
冒頭の分やあいさつなど、一番最初の文章は句点を一文にして話すようにします。
短い文を続けることでリズムができ、呼吸も整います。
リラックスした状態を作りやすくし、緊張を和らげましょう。
・口元やのどの筋肉を緩める
緊張で声が震えるときは、声帯付近の筋肉も緊張しています。
口元やのどのあたりがかたくなっていませんか??
意識して、少しゆっくりめに話し、声帯付近の筋肉のこわばりをほどいていきましょう。
少し大きめに口を開けるのも効果的です。
また、全身に力が入ってしまっている場合も多いので、全身の緊張をほぐしていくイメージで口をゆっくりと動かしてみましょう。
・腹式呼吸を意識する
呼吸が胸のあたりで浅くなっていませんか?
緊張していると、息が深く吸えずにさらに緊張が加速します。
少し深呼吸をしてみるのもいいのですが、難しい場合は、腹式呼吸を思い出しましょう!!
お腹に力を入れて、胸ではなく、お腹まで息を吸い込んでみて下さい。
お腹に力が入ることで、声帯付近の筋肉が緩みやすくなります。
お腹まで深く息を吸い込んで、すこし大きめの声を出してみましょう!
・人の視線を外す
「手元の資料をご覧ください」
「こちらのデータに注目してください」
など、自分以外のものに人の視線を集めてしまいましょう。
これは意外と効果的なので、早めに人の視線を外して、緊張を解いてから自分のペースを取り戻しましょう。
他人を意識しすぎると緊張しますので、人の注目を上手に散らしながら進めていくのも有効的です。
人前に出て緊張すると声が震えるのはどうして⁉
実は、声が震える原因は3つあります。
- 呼吸が細い
声は呼気でできており、呼気が細いと声が震えてしまうのです。
浅い呼吸では息は細くなってしまうので、声が震えやすくなります。
深く大きく息を吐けば、大きく息を吸えますので、吐く息を意識しましょう。
- 身体の硬さ
身体に力が入り、ガチガチに固まっていると、声帯付近の筋肉も硬くなり、声が震えやすくなります。
体の力を抜くように心がけ、奇麗な姿勢を保ちましょう。
背中が丸まっていたり、視線が下を向いていると、どうしても体の力が抜けにくいです。
寒いときを思い出していただくと分かりやすいです。
体を丸めて縮こまり、肩や余計なところに力が入ってしまうと、顔などの筋肉も動かしにくくなります。
- 自律神経の乱れ
声帯がきちんと機能しないのは、自律神経が乱れているからです。
体や心にストレスがかかると自律神経が乱れやすくなります。
睡眠、食生活、ストレスなどを見直し、自律神経を整えましょう。
まとめ
これでもう緊張しないというわけではありませんが、ご参考になればうれしいです。
プレゼンや発表会、スピーチなど、人前で話す機会は少なくありません。
人前で緊張するのは慣れないせいでもあるでしょう。
これはもう数をこなしていって、成功体験を増やし、自信をつけるしかありません。
ぜひ、少しずつでも克服して、声の震えが抑えられるようになると良いですね。