日本で憧れの登山といえば「富士山」ですね。
静岡県と山梨県にまたがる、日本最高峰の標高3776.24mの富士山は、晴れた日であれば頂上からの眺めは格別です。
そんな、誰もが一度は行ってみたいと思う富士山の登頂について、シーズンや登山するにあたってのおススメスケジュールなどを紹介します。
富士山の登山期間はいつからいつまで?
富士山は標高が高いこともあり、山の開放=開山が行われたあとから登ることができます。
開山は毎年天候や状況に応じて日付は変わりますが、だいたい7月に行われます。
ですが、7月はまだ梅雨の影響を受けやすく、曇っていて見晴らしがよくない日もあります。
頑張って登ったのに、頂上からなにも見えないと悲しいですよね。
また、標高が高い富士山は台風の影響も強く受けます。
梅雨が終わったあとは、台風の影響が心配されますので、天気予報や富士山の公式ウェブページをよくご覧になったうえで登山するのがよいでしょう。
富士山の開山期間は、例年8月末までです。
閉山間近になると、頂上付近では少し肌寒さも感じるかもしれないので、羽織るものを忘れずに準備することが大切です。
このように、富士山は約2ヶ月の短い期間が登山のシーズンとなります。
富士山のシーズンオフの入山は許可されていませんが、それでも毎年、シーズンオフに登山した人の予期せぬ事故が多発しております。
安全、安心に富士登山を成功させるためにも、7月上旬から8月末頃のシーズン中に登山するようにしましょう。
富士山の安全な登山スケジュールを大発表!
富士山は世界的にも美しいと有名であることから、毎年大勢の人が訪れます。
日本のみならず、海外からの観光客も多数やってきます。
特に土日やお盆期間など、祝日は特に大変混み合うので、余裕をもって登山スケジュールを立てることが大切です。
そこで、一般的な富士登山のスケジュールをご紹介します。
御来光を頂上で迎えることができる、おススメのスケジュールです。
富士山は5合目までは車で行けるのをご存知ですか?
5合目まで車で行くことで、帰りの体力を温存しながら、登山の楽しさや大変さはしっかり体感することができます。
昼ごろにまでには5合目に到着するように予定を組み、まずはここで昼食をとって、エネルギー補給をしましょう。
5合目から2時間30分ほどかけて頂上を目指せば、標高2790m地点に休憩できる山小屋があります。
山小屋でゆっくりと休憩をしつつ、18時ごろに夕食をとりましょう。
20時ごろには早めの就寝をし、午前1時ごろに起床します
早いですが、頂上で御来光を迎えるために頑張りましょう!
出発から3時間30分ほどで頂上に到着します。
混雑具合や体調によっても時間は変動するため、その日、山小屋に宿泊している人数などを見て、状況にあわせて行動しましょう。
スケジュール通りに行動すれば、頂上で御来光を迎えることができます。
頑張って登った達成感や、美しい朝日の感動、非日常感など、人によって感じることはさまざまですが、だれもが感激すること間違いありません。
下山するときはゆっくりと焦らず下山しましょう
ふもとには沢山の温泉施設や、休憩できるスペースがありますので、そちらもゆっくり堪能して、登山の疲れを癒やして帰るのもいいですね。
まとめ
このように、富士登山はさまざまな魅力がいっぱいです。
ですが、標高が高い分、高山病や体調不良を起こす可能性もありますので、ゆとりをもったスケジュールを心がけ、決して急がない、無理はしないことが大切です。
その点をふまえたうえで、友達や家族とスケジュールを組み、今年の夏はみなさんで「富士登山」や「ふもとの温泉巡り」など、楽しんでみてはいかがでしょうか。