妊娠すると急激な体調の変化が出てきてしまい、毎日の体調維持は難しいですよね。
頭では動こうと分かっていても、なかなか思うようには行きません。
そのような状況で、栄養バランスが整った食事を毎回食べるのは簡単な事ではありません。
ついつい手抜きをしてしまうのは仕方のないこと。
とは言え、お腹にいる子供のことを考えると、栄養のある食べ物は積極的に口にしたいところです。
そんな妊婦の人にピッタリなのが「スイカ」なのです。
妊婦の方には嬉しい栄養素がたっぷり詰まっています。
そんな妊婦の方に嬉しいスイカと、栄養素について記事にしました。
スイカの栄養は妊婦さんにぴったり!
その栄養素は血液によって子供へと運ばれます。
よって、妊婦の方にとって血液の状態はとても大切なこと。
スイカには「シトルリン」という栄養素があります。
この「シトルリン」は非常に優れた成分で、血液をサラサラにする、血圧の上昇を抑える、血液の流れを活発にするという効果があります。
妊婦の方は血圧の上昇に悩む方が多いです。
その血圧の上昇を防ぐ効果があります。
お腹の子供はお母さんの血液を通して栄養を補給します。
子供にとって血液の循環は生命線とも言えるもの。
その血液をサラサラにする効果も持っています。
妊婦の方はむくみでも悩む人が多いですよね。
「シトルリン」は血液の循環を活発にする働きがあります。
子供に栄養を送り届けるとともに、循環が良くなることで体内の老廃物が体外に排出されやすくなります。とても嬉しい成分ですよね。
またつわりがひどくなると、食欲はどうしても落ちてしまいます。
子供のために栄養をと思っても、食べることは簡単ではありません。
スイカはミネラル、ビタミン、アミノ酸が豊富に含まれているので栄養補給にもピッタリ。
スイカをつまむだけで栄養補給が出来てしまうのです。
リコピンやβカロテンも豊富なので、免疫力のアップも期待できます。
これだけでも妊婦の方にとってスイカは最大で最強の食べ物と言ってもよいのではないでしょうか。
ビタミンやリコピンは、美肌効果も併せ持っています。
子供への栄養供給と同様に、お母さんの肌も守ってくれる強い味方なのです。
妊婦さんがスイカを食べるときの量の目安と注意点!
食べる量の目安は、もちろん個人差は出てきますが、一般的には200gと言われています。
なぜそのような制限があるかというと、スイカは大半が水分です。
水分を摂取すると体が冷えてしまいます。
その結果、腹痛を引き起こす恐れが高まります。
また糖分も含んでいますので、過剰摂取にもつながります。
200gと言われる根拠としてはこんなところが挙げられます。
ただ、スイカは赤肉部分だけが食べられるわけではありません。
皮と実の間にある白い部分も食べることが出来ます。
しかも、その白い部分にはスイカに赤肉以上に前の段落で紹介した「シトルリン」が含まれているのです。
スイカが妊婦の方に嬉しい食べ物と分かっていまったら、食べないわけには行かないですよね。
白い部分は味がしないので、そのままでも食べることは出来ますが、浅漬けの素に漬けこんで漬物として食べたり、他の野菜と一緒に炒めてもシトルリンを摂取することが出来るのです。
暑い夏は火を使うのも大変ということを考えると、適当な大きさに切って浅漬けの素に漬けこんで食べるのが一番良いと思います。
浅漬けの素が手元にないと言う場合は、塩もみを少しして時間を置くと、それもまた漬物感覚で食べることが出来ます。
しその葉や大葉でくるんで食べても美味しく食べることが出来ますよ。
まとめ
スイカの栄養素については分かってもらえたと思います。
妊婦さんには嬉しい栄養素がたくさん詰まっていますね。
積極的に摂取して、元気で丈夫なお子さんを産んで欲しいと思います。