みなさんは、牛乳パックを使って、おもちゃを作ったことがありますか?
筆者が小さいころは、NHKで「やってみよう」という番組があり、牛乳パックで車や船を作っているのをよく見ていました。
しかも、その時に感動したのが、牛乳パック作った船に実際子供たちが乗れたのです。
牛乳パック号に乗って、川下りをしているのを見て、牛乳パックってすごいなと思ったのを今でも覚えています。
今回は、牛乳パックで作る車について説明していきたいと思います。
牛乳パックでおもちゃの車を作る方法
ここでは、実際の作り方を記載していきます。
まずは、用意するものは以下になります。
・牛乳パック 約20個
・ガムテープ
・焼き鳥を焼く時に使うような網
・キャスター 4個
・紐、または、拘束バンド
・新聞紙
以上になります。
網の大きさで車体の大きさが決まるので、網の大きさに注意してくださいね。
それでは、作り方になります。
全ての牛乳パックの中に新聞紙を詰めガムテープで塞ぐ
その際に、口の部分を切ってから、四角になるように止めましょう。
口があるままだと、後に牛乳パックをくっつける際にくっつきにくくなるので注意です。
新聞紙を入れて強度を高めます。
車体を作る
次に網と牛乳パックをくっつけます。
一番下に敷いた牛乳パックの上にもう一段、牛乳パックを重ね、牛乳パック分の前2つ目までは3段にし、後ろ2つ分を4段にして。中心部を凹ませるような形にしましょう。
しっかりとくっつけるために、ガムテープで固定した上から紐でしばると、さらに強度が増します。
裏向きにし、キャスターを4隅につける
こちらも紐やバンドで網とキャスターをくっつけるようにすれば完成です。
非常に簡単ですよね?
このままだと見た目はガムテープ車なので、お好みでフィルムを上からかぶせるなどして、好きな色を塗り、綺麗な車にしてみるのも良いかと思います。
または、大きな紙をパーツごとのサイズに切り分け、子供が自由に落書きができるようなことをするのも、よいかとも思います。
最近では、書いてもすぐ消せるフィルムもあるので、いつでも落書きができるうえ、車に乗って動かすなどたりと、いろいろな遊び方ができるのです。
牛乳パックおもちゃで本当に乗れる車が作れる!
上記の作り方で作った車でも、7割方乗れるかと思いますが、多少強度に不安があるため、もしかしたら、数ヶ月で潰れてしまうかもしれません(笑)。
確実に乗れる車を作るためには、座席となる部分の牛乳パックと、網の上に敷く土台となる牛乳パックの中に、新聞紙ではなく、石を詰めるのがコツです。
そうすることによって強度があがり、潰れにくくなります。
ただし、石を入れると乗り心地が硬くなってしまうので、座布団を敷いて、ガムテープでグルっと固定してあげましょう。
本当に乗れる車を作る際の注意点は座席の高さです。
基本的には、足で地面を蹴るようにして走らせるタイプのものになるため、座高の高さに気をつける必要があります。
先に説明した作り方では、真ん中部分は2段となっていますが、好みの高さに合わせて調節してみてください。
実際にこの方法で作って使っている人が筆者の周りにいますが、半年経っても未だに壊れていないそうです。
強度についても証明されているので、ご安心ください。
まとめ
牛乳パックが意外と優れものというのが、今回伝わったかと思います。
コストもほとんどかからず乗れる車が作れるなんて、本当に素晴らしいですよね。
おもちゃ代もバカにならないし、こういう節約はいかがでしょうか?
大抵の子供は車が大好きなので、ぜひとも作ってあげてください。