夏休みを待ち望んでいる小学生は多いことでしょう。
筆者もワクワクしながら待っていたことを思い出します。
とは言え…宿題や自由研究もやらなければならず、遊んでばかりもいられません。
特に自由研究は、何を作ればよいかは頭を悩ませるところ。
そこは発想を変えて、お父さんと一緒に工作を作るのはどうでしょう。
凝ったものを作るに越したことはありませんが、発想次第では、単純でも遊び心たっぷりのおもちゃを作ることができます。
そんなアイディアについてまとめてみました。
夏休みの工作を簡単に作りたい!手作りおもちゃ3選をご紹介!
ランタン
本物のランタンを作ると、時間と材料費がとてもかかりますが、ここで紹介するのはあくまでもおもちゃ。
空になった牛乳パックを使えばできてしまいます。
牛乳パックをよく洗います。
ここは端折らないでくださいね。
牛乳の臭いって意外としつこいのでしっかりと洗いましょう。
お母さんにお願いすると間違いないかも(^_-)-☆
牛乳パックをよく乾かし、表面の「ラミネート」部分を、下地が残るようにきれいに剥がしましょう。
この下地に、好きな絵や形などの切り込みを入れます。
仕上げに、100円ショップなどで売っているLEDの電球などをセットすると、切り抜いた絵がライトで浮かび上がって、とてもよい見栄えになります。
「簡単すぎて工作じゃない」そう思われるかもしれませんね。
一番のポイントは「切り絵」の部分でしょう。
頭で思い描いたものを、その通り切り抜くのは意外と難しいもの。
また、ランタンとして映えるデザインも、ちょっと頭を使うかもしれません。
お父さんと一緒に考えてみるのも楽しいかもしれませんよ。
カレンダー
カレンダーと言えば、紙でできたものが一般的ですが、今回は「夏休みの工作」として身近にあるものでカレンダーを作ります。
コルクボード(A4サイズ)、ペットボトルのキャップ(31個)、プラスチック画鋲(プッシュピンでも可)、修正テープ、マスキングテープ。
これだけの材料があればできてしまいます。
一番苦労するのはキャップを31個集めることでしょうか。
ほかのものはすべて100円ショップで購入できます。
まずはキャップの表面にプリントされている文字を修正テープで消します。
そこに1~31の数字を書いていきます。
手の込んだものを作りたいなら、この部分に柄の薄いマスキングテープを使うのもよいでしょう。
キャップの側面にマスキングテープを貼って、さらにデコレーションをすることもできます。
コルクボードに「SUN、MON・・・SAT」と書いたマスキングテープを貼って、曜日の位置を決めます。
日数分のプラスチック画鋲を刺し、そこにキャップを掛ければカレンダーの出来上がりです。
「SUN」「SAT」の部分をそれぞれ「赤」「青」にすれば、カレンダーっぽくなりますね。
コルクボードのレイアウトはお父さんに任せて、日付の装飾などを子供がやるなど、分担すると楽しいかもしれませんよ。
スマホスピーカー
スピーカーと言う名前ですが、実はとっても簡単です。
大きめの紙コップ2個とラップの芯があればできてしまいます。
紙コップの横側にラップの芯を差し込む穴をあけます。
この紙コップを、ラップの芯の両端に取り付けるだけです。
ラップの芯にはあらかじめ、スマホを差し込んで立てておけるくらいの穴をあけておきます。
あとはスマホを芯に差し込んで音楽をかけると…スピーカーになってしまうのです。
ここで紹介した中で一番労力もお金もかかりません。
高学年には簡単すぎるかもしれませんが、これで完成ではありません。
紙コップも芯も真っ白なので、装飾し放題です。
淡白な色合いのスピーカーを大胆かつおしゃれにデコって、世界に一つのオリジナルなスピーカーへ変身させちゃいましょう。
夏休みの工作を簡単に作りたい!ペットボトルを使った工作をご紹介!
空気砲
ちょっとした理科の実験感覚も味わえるおもちゃです。
500ml.のペットボトル、大きめの風船、ビニールテープ、カッターがあればできます。
まずはペットボトルの底の部分を切り落とします。
切り口の部分にビニールテープを貼って断面を覆います。
風船を上下半分にカットし、風船の上の部分でペットボトルの切り口を覆います。
風船とペットボトルが分離しないように、ビニールテープでしっかり貼って固定します。
これで完成です。
風船のゴムの部分を強弱付けて引っ張ると、風の強さが調節できます。
このままではペットボトルの素材の色が剥き出しなので、テープを貼ったり色を塗ったりすることで、カッコいい空気砲にデコレーションすることができます。
砂時計
これも手軽にできちゃいます。
ペットボトルは2本使いますが、出来るだけ背の低いものを選ぶと、見栄えもよいです。
片方のペットボトルに適量のビーズを入れ、ペットボトルの口に、3~4枚重ねたラップをピンと張った状態で被せます。
口の中心にビーズより少し大きい穴をあけます。
逆さまにしてビーズが出る時間を計ります。
これで何分の砂時計かが決まるので、手間を惜しまずにやりましょう。
時間が決まったら、被せたラップをしっかりとビニールテープで固定。
もう片方のペットボトルも、同じ要領でラップを被せます。
気を付けなければならないのは、それぞれのペットボトルの穴は、同じ位置に来るようにしてください。
穴の位置が決まったところで2つのペットボトルの口を合わせ、ビニールテープでしっかりと固定。
マスキングテープなどで装飾すると、さらにオリジナリティがあるものに仕上がります。
「1分」「3分」「5分」など、何種類か作るのも面白いかもしれません。
まとめ
工作には時間や手間がかかるイメージがありますが、アイディア次第で簡単に作れてしまいますね。
しかも作りっぱなしではなく、長く使えるものも作れます。
実際に作ることも楽しいですが、何を作ろうかと親子で語り合うのも楽しい時間になりますよ。
想像をいっぱい巡らせて、工作に反映させてみてはいかがでしょうか。