ママという存在は、可愛い赤ちゃんが産まれて一安心している暇などないまま子育てに追われるものですよね!
そして、すくすくと育っていく赤ちゃんの成長を喜んだり、逆に不安に思ったりと忙しい毎日を送ります。
特に、ちゃんと出来なければ困ることを、なかなか覚えてもらえないと、ママの不安はかなりのものでしょう。
今回は、そんな中でもストローがうまく使えない赤ちゃんについてのお話です。
赤ちゃんにストローを使わせる訓練は生後6ヶ月から8ヶ月の頃に始めるのが一般的です。
1歳を超えてもほ乳瓶を使わせていると歯並びが悪くなるなどのリスクが発生しやすくなると言われています。
ただし、きちんと訓練を行えば、1歳を過ぎた辺りで大体の赤ちゃんはストロー使いをマスターしますので、参考にしてくださいね!
赤ちゃんがストローでむせる原因は?
そして、次は口の中に入った飲みものを飲みこむことも覚える必要があります。
こう言うと簡単なようですが、経験の少ない赤ちゃんにとっては、どれだけストローを吸ったら、どれだけの飲みものが口に入ってくるかも、はじめは全然分かりません。
吸い過ぎてしまって、むせたり吐き出したりするのはむしろ当たり前のことです。
また、ストローで遊ぶ赤ちゃんというのは意外に多いので飲みものを吸っても、すぐに吐き出してしまうのは、それが飲むという目的を持たない遊びだからです。
なるべく早く赤ちゃんにストローをうまく使って欲しいと思うのもママとしては当たり前の心です。
なので、ストローを無理なく練習させる方法をご紹介します。
赤ちゃんのストローを練習させる方法
お母さんが見本を見せる
まず、お母さんが赤ちゃんの前でストローを使って見せてあげましょう。
透明なストローで、色のついた麦茶などの飲み物を飲んで見せたりして、ストローの使い方を覚えさせましょう。
透明なストローでやった方が、ストローの中を飲み物が動いている様子が見ることができるので良いです。
ベビー用紙パックで飲ませる
ベビー用でストローで飲むタイプの紙パック飲料を使うのも良いです。
そっと、紙パックを押して、赤ちゃんの口の中に飲み物が入っていくようにすると、ストローが飲み物を出すものだということが分かります。
吸わなくてもストローから出てくるのが飲み物だと認識するようになるので、おすすめです。
ストローを細くする
意外と盲点なのですが、スパウトとか赤ちゃん用のストローって太いものも多いのです。
当然、太いとそれだけの吸引力も必要になりますし、口に一度に入ってくる飲み物の量も多くなります。
一生懸命吸うのに集中していたら、いきなり飲み物が口に入ってきたら喉に直撃してむせる・・・というわけです!
なのでストローを細いものにして、一度に赤ちゃんが吸う量を少なくすると、むせにくくなるので試してみてくださいね!
赤ちゃんの好きなジュースにする
赤ちゃんが好きそうな飲みものの味に替えてみると意外なほどうまく飲めるようになったというママさんもいます。
麦茶や水だと飲みたくなかったから吐き出すという赤ちゃんもいます。
でも、親はストロー飲みがうまくできないと勘違いして一生懸命練習させるという負のループに陥ります。
一度赤ちゃんが好きそうなジュースに変えてみると、驚くほど成長するという事です。
さらに果汁100%ジュースだと、水や麦茶に比べて少しだけトロミもでますから、それが飲みやすさをUPさせる要因にもなりますね!
ただし、ジュースは与えすぎないように注意しなければいけませんが・・・。
うどん練習法を活用する事例も・・・
ユニークなところでは、ものを吸う練習として、その赤ちゃんが好きな麺類をすこし長めにして与えるという方法をとったママもいるようです。
確かにうどんを吸うにはそれなりに吸引力が必要になりますからね!
吸うという事に関してはかなり練習にはなりそうですね!
赤ちゃんがストローでむせても焦らないこと!
みんな同じように悩みながら、何とか赤ちゃんにストロー使いを覚えさせようとがんばっているのがよく分かりますね。
どうしてこんな簡単なことが出来ないのかと大人が思っている時、子どもは子どもで自分が出来ないことに対してイラついたり悲しんだりしています。
ママのほうも最初からうまく行くわけがないと思って、焦らず、のんびりと構える必要があります。
ストローで飲み物が吸えたとしても、うまく飲むことができなかったり、口に入るまで吸わなかったりということもあると思います。
赤ちゃんがストローで飲まなかったり、むせたりということもあるかと思います。
先ほども言いましたがむせたりするのは、吸う力が強くて気管に入ってしまったりしているので、無理させずにしばらく間を開けたりしながら練習を繰り返して、力加減を覚えさせましょう。
むせたりしているのに、練習を焦ると嫌がってしまうようになってしまいます。
嫌がることをそのまま続けることはやめましょう。
次から、それが嫌なものだと覚えてしまい、やる前から拒否してしまうなんてことにもつながったりしますから。
練習は焦ることはありません。
どうしてもすぐにできなきゃいけないとか、早く覚えさせなければいけないというものではないので、焦らずゆっくり行きましょう。
育児は、気持ちに余裕がなかったりする事が多かったりすることもあると思いますが、赤ちゃんによって違いもありますし、ペースもあります。
それが、今出来ておかなきゃ絶対に困るというものではないので、
「あ、全然出来なかったのに、いつの間にかできるようになってた!」
でも大丈夫なんですよ。
何ヵ月からストローの練習を始めましょうではなく、何ヵ月からだったら練習を始めても大丈夫ですよというものですから。
そして特にうまくできるようになってきた時は要注意です。
むせて吐き出してしまった時に、
「なにふざけてるの!?」
「ちゃんとして!!」
などと叱ってしまうのはNG!!
出来るようになってきたと言っても、完璧ではないのです。
焦らずに出来るまで見守っていきましょうね!
ストローを教えるときの注意点
ストローをくわえていて、喉に刺してしまったり、振り回して目に当たったりという危険があるので、ストローを使う時は必ずお母さんがそばにいてあげましょう。
ストローは思っているより硬いですので、近くで見てあげて危ないなと思った時は取り上げてあげましょう。
眼に刺さってしまったら失明などにもなりかねませんから・・・。
ストローが柔らかいストロー付きマグカップの場合でも、飲み物にむせてしまったりという事もありますので、そばにいることにしましょう。
そして、むせたりすることを減らす方法として、中に入れておく飲み物の量をできるだけ少なめにしておくことが大事です。
まとめ
当たり前ですが、赤ちゃんの成長ペースは、その赤ちゃんによって違います。
ストローを使えるようにならなければいけない、とか早く覚えさせたいではなく、とりあえずストローに興味を持たせて楽しませながら使えるようになってたらいいなぁくらいの気持ちでやってみましょうね。
ママもよその子は出来るのに、どうしてうちの子は出来ないのだろうなどと不必要に焦る必要はありません。
昨日は出来なかったけど、今日はこのくらい出来るようになったと、毎日悲しんだり喜んだりしながら、赤ちゃんの成長を見守りたいものです。
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