実りの夏と秋に台風や大雨などの水害が多くて大変でしたね。
土砂災害や浸水など、被災して大変な思いをした人もたくさんいたと思います。
お見舞い申し上げます。
また、直接ではないにしろ、この水害で農業に大きな影響があったことで、みなさんもなにかしら影響は受けていますよね・・・
そう、野菜の値段が高い!!!
もはや肉の方が安いのでは!?と思うこともしばしば。
それでも野菜は買いたいですし、必要です。
とはいえ、家計は圧迫したくない!!
そんな方のために、野菜の高い時期の乗り越え方をご紹介していきましょう。
野菜が高いときは値段が安い野菜を活用しよう!
それとも、材料から選んでメニューを考えますか?
私は後者です。
その日安いもの、お得なものを見て、そこから可能なメニューを考えます。
はい、結構大変です・・・
でも、特に最近は冒頭でもお話したように、水害などの影響で野菜が高騰しています。
私は1度の買い物で3~4日分の材料を買うのですが、その日の野菜の値段を確認してからすべてのメニューを考えるのは至難の技。
そこで、確実に安い野菜を使ったメニューを1つ考えています。
そうです!!これはもうすぐに思いつくでしょう・・・
もやしです!!
他の野菜に比べて値段が安いし、なんにでも使えるのでみんなの味方ですよね。
お店によっては1袋10円だったり…
これは活用しない手はありません!
ところでみなさんは、そのもやしでどんな料理をしますか・・・?
・肉ともやしを炒めて温たま乗せの丼ぶりにする
・卵ともやしとちくわを炒める
・もやしをたっぷり入れた焼きそばや焼きうどん、ちゃんぽんにする
・もやしとにんにくのペペロンチーノにする
・もやしとにんじんでナムルにする
悲しいことに、私のもやしレパートリーはこれだけです。笑
でも、とりあえず買っておくと何かできます。
安くて何かしらの1品になるので本当に助かります。
また、何の野菜を買うか目的を持たず、実際にスーパーに行ってから何を買うか決めるのは大変ですが、うれしいこともあります。
野菜が高いといっても売り出しで安くなっている野菜が必ずあるからです。
見切り品コーナーを見たり、いつもより安くなっているものを見つけて、上手に野菜不足を解消しましょう。
野菜が高いなら値上がりしない野菜や直売所を活用しよう!
葉物野菜はすぐに季節の影響を受けて価格が変動しますよね。
それに引き換え、お住まいの地域にもよるかもしれませんが、根菜類(ゴボウ、にんじん、れんこんなど)やキノコ類、ハウス栽培のトマトは比較的、大幅な高騰はしない傾向にあります。
安売りとまではいかなくても、安定した値段であれば計画的に使用できるので、このような野菜を活用していきましょう。
そしてもう1つ、忘れてはいけないのは直売所です!!
スーパーよりも値段が安く、立派で新鮮な野菜が多いのが特徴の直売所。
都心だとあまりないかもしれませんが、少し離れると無人販売所などもありますので探してみましょう。
白菜や水菜、大根などお鍋に使いたくなる野菜がたくさんあります。
ちなみに、直売所でも白菜が高い場合・・・
白菜がないとお鍋ができない!!ってなっちゃいますよね?
でも、お鍋に入れる白菜ならキムチで代用できるんです!
つまりキムチ鍋ですね。
キムチ鍋にしてしまえばかなりお得にお鍋を作ることができます。
お鍋の素もいらないので、白菜と合わせて600円近く節約することができます。
ぜひ試してみてくださいね!!
生野菜が高いときは冷凍野菜を活用
生野菜だけにこだわらず、他にも活用できるものがたくさんあるので見てみましょう。
冷凍野菜を活用
いろんなスーパーで手に入る冷凍野菜。
便利ですよね。
買い物に行けないとき、急な来客のとき、忙しいとき、とにかく冷凍野菜は重宝します。
これを活用しない手はありませんね!
冷凍野菜は、野菜の価格が高騰してもあまり影響はありません。
普段から活用されている方も多いのではないでしょうか?
使う分だけ解凍して料理に使ったり、ちょっと添えるときにも便利な冷凍野菜。
お弁当にも便利なので、ぜひ活用しましょう。
最近はプライベートブランドからも販売されていて、値段も手ごろなものが多いですよね。
また、冷凍の仕方も良くなってきて、味もそんなに悪くはないです。
もちろん、常に新鮮な野菜(畑から直接)に比べれば味は落ちますが…
気になる栄養価も実は生野菜とそんなに変わらないんですよ。
これなら安心して冷凍野菜を活用できそうです。
ちなみに私は、冷凍の枝豆を大量にストックしています。
お弁当やお酒のつまみになるのはもちろん、チャーハンやオムライスなどの炒めご飯に入れて彩りにもなります。
お味噌汁やパスタなど、野菜が足りないなと思ったらもうなんにでも入れちゃいます。笑
冷凍野菜、本当に便利です。
乾物を活用
乾物は値段も安く賞味期限も長いので本当におすすめです!
さらに、干すことによって栄養価もぐっと上がるって知っていましたか?
天日干しにすることで、野菜に含まれるビタミンやカルシウム、鉄分などの栄養価がUPするんです。うれしいですね。
干し野菜の中でも、やはり一番のおすすめは切り干し大根です。
切り干し大根は煮物しか思い浮かばない・・・という人も多いかもしれませんが、実は一番使いまわしのきく乾物なんです。
水やお湯で戻したあと、サラダにしたり、みじん切りにしてハンバーグに混ぜたり、ケチャップと炒めてナポリタンっぽくしてみたりと、煮物以外の活用法もたくさんあります。
我が家では、野菜嫌いの子どものために、こっそりハンバーグに混ぜるのが定番です。
あまり食感を残さないように細かくみじん切りして混ぜ、更にトマトソースで煮込みチーズをかけてイタリアン風味にすることで、本人は全く気づいていません。笑
他にも乾物だと、定番のネギ、レンコン、ひじき、シイタケ、わかめなど野菜以外にもたくさんあります。
ネギはそれだけでメインになったりかさ増しになったりするわけではありませんが、常備しておくと、お味噌汁やうどん、チャーハンのアクセントになるので重宝します。
スーパーの乾物売り場をあまり利用したことがないという方は、ぜひ今度立ち寄ってみてくださいね。
缶詰を活用
缶詰といえば、トマトや大豆の缶詰でしょうか。
前述で、我が家の切り干し大根入りハンバーグをトマトソースで煮込むと紹介しましたが、このトマトソースを作るのももちろんトマト缶です。
生トマトから作るよりも簡単で安くて保存も効き、とっても便利ですよね。
サラダ以外でトマトを使う際は、トマト缶の活用がおすすめですね。
また、大豆の場合は缶詰ではなく水煮で真空パックになっているものおすすめ。
そのままサラダにして食べるのもおいしいですし、カレーに入れてもいいですね。
他にもアスパラガスやスイートコーン、グリーンピースなどが一般的でしょうか。
レタスが高くて少量しか使えない場合、これらの缶詰野菜を足すことでボリュームも栄養価もUPします。
缶詰は非常食にもなるので、ぜひ、いくつかは常備しておきたいものです。
まとめ
いかがでしたか?
野菜が高くて買えない…と悲しんでばかりはいられません。
野菜がなければメインのお肉や魚も味気ないものになってしまいます。
何より、野菜のない食卓を囲む日々が続くと、栄養面で気になりますよね。
今回紹介したように、生野菜だけにこだわらず、冷凍、乾物、缶詰などの活用次第でボリュームも栄養もUPしますし、何より価格が安定しているので計画的に買い物が進みます。
たしかに、生野菜たっぷりのサラダが恋しくなることもありますが、工夫次第で少量の生野菜をボリュームたっぷりに仕上げることができるということもわかっていただけたでしょうか。
この方法は、野菜の値段が高騰しているときに限らず、普段からの節約の手段としても有効なので、ぜひ活用してみてください。